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2005/09/18 23:59 - 2005/09/18

文字の洪水に流されない - 脳みそを支配するキャッチーなフレーズたち

カテゴリ : コラム タグ :

    日曜コラムです、こんばんは。
     
    先週のコラム、iPodの「today ! 」 戦略 は、おかげさまで「はてなブックマーク」で
    自己最高の130ブクマ を頂きました。皆さまには心より御礼申し上げます。
     
    過去にはてなブックマークで取り上げて頂いた記事は、同サービス上でリスト表示
    することができます。→「http://c-kom.homeip.net/ の人気エントリー
    ブクマをくださった方々のコメントも大変興味深いです。ぜひご覧ください。
     
    さて、私の記事に限らず、はてなブックマークや、個人ニュースサイト、そして
    ブロガー同士の相互伝達によって、テキストコンテンツは 「流通」 しています。
    以前のコラム「華麗なる波状アクセス」をご覧頂いてもそれは良く判るでしょう。
     
    しかし現在、国内のアクティブなブロガーの数は、およそ100万人 です。
    私の記事も、あなたの記事も、その100万人のうちの1人の記事でしかありません。
    いや、そもそも、こうしたはてなブックマークや個人ニュースサイトなどで
    流通している情報は、当然ながら「ブロガーの記事」だけではありません。
    impress、asahi.comなどのもっと強力なニュースソースの記事も含まれますし、
    海外のネタも次々に捕捉されていきます。100万分の1どころの騒ぎではありません。
     
    そう、ネット世界は情報の 坩堝(るつぼ) です。
     
     文字どおり、文字だらけの世界
     
    です(何いってんだ)。どこもかしこも文字としての情報で埋め尽くされた世界。
    誰ですか活字離れが進んでいるなんて言っているのは。現代人はネットによって
    イヤというほど活字にまみれ、文字の中から文字を探す生活をしているのです。
     
    そんな中、あなたの思いはどうやって伝えていけばよいのでしょう。
    あなたのメッセージは、この洪水に流されずに、大勢の人に伝わるでしょうか?
     
     
    私は自分が書く記事に於いて、いつも執拗なくらいに気をつけていることがあります。
    それは、記事のタイトルに主要なメッセージを練りこむことです。
     
     Webの世界は「狂おしいほどタイトル一発勝負」です。
     
    Webのリンクのほとんどが、タイトル一行だけを引用してリンクされます。
    タイトルが読者の気を惹くかどうか、それはメッセージを多くの人に届ける
    という目的のためには、絶対に手を抜いてはならない部分です。例えば、
    「えっと・・・」 とか、「昨日のアレですが」 といったタイトルの記事は、
    前後関係も何もない「1行だけの世界」 に放り込まれた瞬間に、ほとんどの魅力を
    失ってしまいます。これではテキスト情報流通の仕組みに乗っかることができません。
     
    さらに言えば、タイトルには「キャッチーさ」を取り込んだメッセージが
    含まれていることが望ましいといえます。人の気を惹く言葉でありながら
    判りやすい、覚えやすい、語呂が良いなどの特長を持った言葉、それは
    荒野のような「1行だけの世界」を渡り歩く際の「力」となるでしょう。
     
    「高橋メソッド」で御馴染みの、Rubyの高橋さんもおっしゃっています。
     
     ■高橋メソッドを説明する高橋メソッド より
     名前(があることが)重要
     
    伝えたい事柄には、短いキャッチを付けるのです。そうすればそのキャッチは、
     
     難しい本質を簡単に伝播させるための、魔法の媒介物
     
    となってくれます。
    「郵政解散であります」 が 「日本をあきらめない」 を圧倒した ことと同じく、
    広範に伝播するメッセージの作り方というのは、とても重要な事柄なのです。
     
    もうお判りでしょうか。私は先週のコラムで、誰もが普通に知っている事象、
    「iPodは発表当日まで情報を隠蔽しておいて、発表当日からモノを売り出す」
    というやり方に、
     
     「today戦略」 というキャッチーな名前を付けました。
     
    そう言うと、ちょっとエラそうに聞こえてしまいますね・・・。
    「おまえが発見したかのような言い方すんな! こんな事象、誰でも知っとるわ!」
    そう反論される方がいらっしゃるのも無理はありません。
    ですが、この事象を「today戦略」という ひと言で表現 したことにより、
    人々が伝えるべき情報の量も「today戦略」という短い語句だけになりました。
    これによって、この事象の情報が伝播するスピードは、格段に速まったのです。
     
    ひとつ、印象的な出来事があります。
     
    ■2005/07/03 [歯車は勝手には回らない - 回らないものが回り始めるとき]
     
    この7/3のコラムは、RinRin王国 さんに取り上げていただいたことをきっかけとして、
    一気に伝播することになりました。その様子は翌週のコラムで詳細にご紹介しています。
     
    ■2005/07/10 [実録! 個人ニュースサイトが織り成す「華麗なる波状アクセス」一部始終]
     
    ところが、このときお伝えしていなかった重要なポイントが1つあります。
    RinRin王国さんは、私の記事を、
     
     私の付けたタイトル通りに表記しなかったのです。
     
    RinRin王国さんは、この記事の本来のタイトル 「歯車は勝手には回らない」 ではなく、
    記事中のアイキャッチに書かれた 「「できない」「向かない」は悪魔の合言葉」
    というフレーズをリンク文字として選択しました。名の有るニュースサイトの運営者は、
    情報の扱いに関しては私のようなブロガーよりも 一枚も二枚も上手 です。
    同じ情報を伝播させるのに、どちらの言葉で読者の気を惹くべきか、判断をした上で、
    このフレーズを選んだのでしょう。その結果があの波状アクセスに繋がっていたのでした。
     
    皆さまも、個人ニュースサイトをウォッチする機会があれば、是非そのリンクタイトルと
    その下の短い一行コメントに注目してみてください。「狂おしいほどタイトル一発勝負」
    の世界で、如何に伝わりやすいフレーズを表現しようとしているかが良く判ります。
     
     
    私はコラムを書くとき、キャッチーでケレン味のあるフレーズ を、ところどころに
    意識して散りばめるようにしています。さきほどのRinRin王国さんの例でも判るとおり、
    自分が最も良いと思ったタイトル一発勝負が、本当の答えになるとは限りません。
    だからこそ、いくつもの候補を用意して、その可能性を広げる努力をしています。
    どれかのフレーズに「ピン!」と来てくれれば、それが情報流通の源流になり得るのです。
     
     ■2005/09/12 [iPodの 「 today ! 」 戦略にみる、購買意欲のピーク到達過程の変遷]
     today戦略、『今日』から手に入る、「時」を支配すること
     
     ■2005/08/28 [共感者を掴まえろ! - 不特定多数に向けたコミュニケーションの威力]
     一番いいネタはネットに出そう、もしも世界が100人の会議だったら、
     リアクション主導型コミュニケーション、打てば響いてくれる人たち、
     
     ■2005/08/07 [「一般向けにはもっとカンタンなモノを」のそのウソホント?]
     そのウソホント?、10年経てば『普通』も変わる?、カンタン至上主義
     
     ■2005/07/31 [自らの亡霊に怯える音楽産業 - 永遠の命を得たデジタルデータ]
     永遠の命、媒体からの独立、古い曲の存在は商売の邪魔にしかならない
     
     ■2005/07/17 [実録!「華麗なる波状アクセス」パート2 - 直下集中型連鎖]
     華麗なる波状アクセス、直下集中型連鎖、さみだれ型、スコール型、
     
     ■2005/07/03 [歯車は勝手には回らない - 回らないものが回り始めるとき]
     歯車は勝手には回らない、「できない」「向かない」は悪魔の合言葉
     「実現」から1歩遠ざかります、「この馬は、乗れる馬ですか?」、
     
    最近注目を頂いた幾つかのコラムから抜粋してみましたが、如何でしょうか。それ以外にも、
    デジ埋をご覧になっている皆さまは、こんなフレーズにも聞き覚えがあるかもしれません。
     
     「それでもテキストは死なず」、「情報をめぐるポジティブ・ループ
     「統一こそ正義!」、「ためにする対話」、「極上のチャーハン
     
    Webの世界は、あらゆるプレイヤーが 「文字の名の下に平等」 です。
    だからこそ逆に、メッセージを伝播させるために、文字が持つ力を最大限に
    引き出さなければ、そのメッセージは文字の洪水に簡単に飲み込まれしまうでしょう。
    短くとも人の心を捉えて放さない魅力を持つ、文字どおり「キャッチー」なフレーズ、
    それを作ることができれば、Webの荒野を歩く上で頼もしい存在となってくれるに違いありません。
     
    さて、この記事を最後までお読みくださいまして誠にありがとうございます。でも、
    ここでもう一度振り返って確認してみませんか? このコラム記事の中にも
    いくつか仕込まれた、判りやすい「キャッチー・フレーズ」があったハズですよね。

    CK@デジモノに埋もれる日々 @ckom
    ブログ「デジモノに埋もれる日々」「アニメレーダー」「コミックダッシュ!」管理人。デジモノ、アニメ、ゲーム等の雑多な情報をツイートします。



    投稿者 CK : 記事URL | コラム | | 2005/09/18 23:59


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    ▼ コメント ▼

    No.1727   投稿者 : 匿名   2005年10月 4日 11:53

    2chのニュース系板で記者をやったりもしましたが
    あそこも正にキャッチフレーズに終止する場
    半ば詐欺のようなスレッドタイトルをつけて、レスを増やそうと画策したりしました。
    タイトルでしか個性を示せなかったりするので、凝る人が多いです。


    No.1787   投稿者 : CK   2005年10月23日 04:25

    ●Anonymous(匿名)さん
    2ちゃんねるの掲示板はスレが大量に作られますので、
    あのテキストの洪水の中でそれこそあっという間に
    埋もれないように、いろいろ工夫が大変そうですね~。


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