PHONO端子のある生活 - アナログレコードをコンポに繋ぐとき

2004/10/11

写真はDENONの「DP-7F」。10年前の産物ですがちゃんと動きます。
 
 「デンオン」言うな!
 
が合言葉のデノンです。お間違えなきよう(当時は「デンオン」でしたが)。
競馬で言えば 「大障害」を「おおしょうがい」 と読み
(今は「だいしょうがい」)、 「大竹柵」を「おおちくさく」
(今は「だいちくさく」)と読む時代でした。コンビニのバイトでお釣りを
 
 「いっせん とび ふたじゅう えん」(1,020円)
 
とか言ってくれたら神!なのですが、東京競馬場内の露店くらいはそんな
従業員教育をしてくれても良いのではないかと思う今日この頃です。
 
 
話が壮絶に雪崩を起こして いますが、、、
 
写真で「DP-7F」の上に載っているのはベートーベン交響曲第7番のLP。
流石に手入れをしていないだけあって、プチプチと飛んで います。
久々に音を出してみようと思い、DP-7Fをコンポに繋いでみようとしたのですが、
今更になって気が付きました。
 
 PHONO端子がないコンポ多すぎ!
 
もとより新しいコンポなんて買うはずもなく、古いアンプしか転がっていない
のですが、ONKYO INTEC 275、Victor F1のアンプにはPHONO端子が有り、
Pioneer X-NT77とKENWOOD SK-7PROのアンプにはありませんでした。
システムコンポで10万円を切るあたりのクラスからPHONO端子が省かれている
ような印象です。だいたいDP-7Fを買った頃、つまりは、
 
 10年前の時点で既にLPは絶滅寸前でしたから
 
今になってPHONO端子を要求するのも酷な話ですが、まさか通常のAUXに繋げて
聴くわけにもいきません。アナログレコードは録音時に高音解像度を上げて
再生時に逆変換を掛けてノイズを圧縮するという、ドルビーみたいなこと
をやっていますので、PHONOイコライザを通さないとまともな音になりません。
最近ではLPプレイヤーのほうにPHONOイコライザが付いている製品もありますので、
そうしたプレイヤーであれば普通のコンポのAUX INに繋げて聴くことができます。
 
近い将来には、AUX端子にも同じことが起こるのでしょうか。
「アナログ入出力なんて、イマドキありえなーい!」
と言わんばかりに、全て角型光デジタル端子になっているのでしょうか?


2004/10/11 [updated : 2004/10/11 15:02]


この記事を書いたのは・・・。
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▼ コメント ▼

No.27   投稿者 : せのせの   2004年10月11日 22:54

レコード、懐かしいですね。PHONOイコライザはRIAAカーブ特性で記録された
レコードの信号をもとに戻す働きをします。音をレコードの溝に刻むという方式のため
低音は振幅が大きいためレコード溝のピッチに影響し、高音は振幅が小さいため
S/N比に影響するので、録音時に低域は小さく広域は大きく記録し、再生時にはそ
の逆の特性を持たせたイコライザで元に戻すというなんとも賢いアイデアです。
PHONO入力はレコードプレーヤの高い出力インピーダンスを使いやすいインピー
ダンスにすることとこのRIAA特性の信号を元に戻す機能を持っていますが、回路は
割と簡単です。PHONO入力アダプタを作って売ったら儲かるかしら?(無理!)

デジタル化が進む昨今、そのうち規格化された媒体自体が存在しなくなるのでしょうか。


No.29   投稿者 : CK   2004年10月12日 13:46

●せのせのさん
PHONOアダプタの需要は流石にほとんどなさそうですね~(´~`)
最近のLPプレイヤーは逆にPHONOイコライザ内蔵になっていて、
普通のAUX INに入れるように指示してあるようですし・・・。

「媒体」の消滅は、遠い将来には十分可能性があると思います。
近い将来には難しいかもしれませんが、30年くらい経てばきっと・・・(?)



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