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2006/01/01 23:59 - 2006/01/01

「世界」は「ワタシ」と違う - ブログが教えてくれる当たり前のコト

カテゴリ : コラム タグ :

    新年明けましておめでとうございます。
     
    昨年は本当に、ブログに尋常ならぬパワーを捧げた1年でした。
    それもこれも、ご覧くださっている皆さまから多大な励ましを
    頂いた賜物でございます。この場を借りて心より御礼申し上げます。
    そして本年もデジ埋をどうぞ宜しくお願いいたします。(・▽・)m
     
     
    さて、「新春コラム」 です。こんばんは。
     
    ・・・・・元旦が日曜日(=「コラムの日」)です。
    そこ、「毎日が日曜日だったいいよね~」とか言わない!
    毎日が日曜コラムの日だったら本気で泣きますから orz
     
     
    「はてなブックマークのコメント欄で陰口叩く人マジウザイ論争」
    というのが、少し前にありました。これに絡めて、ネットに於ける
    身の置き方というテーマについて少しお話しすることにしましょう。
     
    この種のお話は手を変え品を変え話題になるものですが、
    今回の火種となったのはこちらの記事でした。
     
    ■caramel*vanilla「はてなブックマークがどっかおかしい件」
    http://caramel-tea.com/2005/12/27/post_743.php
    ネガティブなコメントをされたくないというのではなく
    むしろ意見や批判は望むところです。ただ自分の窺い知れない
    ところでそんなコメントが公開されるのは勘弁願いたいのです。
    いろんな意見は勉強になりますから直接伝わる形で言って
    いただきたいし間違った点は教えていただきたいと思っています。

    これに対するカウンターとしては、こちらの記事が挙げられます。
     
    ■いま作ってます。「はてなブックマークのコメント欄が掲示板化してる件」
    http://d.hatena.ne.jp/fukken/20051229#1135859455
    ■いま作ってます。「はてなブックマークをおかしいという人がいる件」
    http://d.hatena.ne.jp/fukken/20051229#1135858441
    本人の目に止まらぬ所で攻撃される、なんてのは別にネットの暗黒面
    でも何でもなくて、教室の片隅とか放課後の帰宅中とかオフィスの給湯室
    とか喫煙所で日常的に行われてる事なわけです。多くの人に伝わる手段で
    攻撃すれば本人に知られる可能性が高い、というのも同じ。
     (中略)
    全世界に「正々堂々」を期待するような幻想はとっとと捨てるべきです。

    いかがでしょうか。実際に、はてなブックマークに於いてあなたの記事が
    ブックマークされたとして、そのコメント欄に、
     
     「これはひどい」とか、「読むに耐えない浅い内容」とか、
     
    辛辣なメッセージが添えられていたら、どんな気持ちになるでしょうか。
    おそらくその精神的ショックは計り知れないものになるに違いありません。
     
    そしてブログのコメント欄とは違い、ここには反論の余地はありません。
    ここではブックマーカーは常に 「言いっ放しモード」 であり、
    対象となっているブロガーとの対話チャネルを求めているワケではないのです。
     
    「キミ、間違っているよ」と言われて、「いや、間違ってないよ」はおろか、
    「とこが間違っているの? 教えて?」という 対話すらも成立しない
    そんな存在に対して嫌悪感を抱くブロガーがいたとしてもおかしくないでしょう。
     
     
    それを踏まえつつ、ここからは、私の場合のお話をしましょう。
     
    私のブログを読んでくださっている方は既にご存知かとは思いますが、
    私は「はてなブックマーク」も「2ちゃんねる」も同様に、
    「言いっ放しコメント」 に対して大変好意的な印象を持っています。
    そしてこの「言いっ放し」の存在こそが、新しいネットの潮流
    作っていくという予感を抱いて、激しく期待をしています。
     
     「それは、「はてなブックマーク」や「2ちゃんねる」が、
      今のところあなたに好意的だからではないか?
      実際に悪口を言われたら、あなたも黙っていられないのでは?」
     
    という向きもあるかと思います。ですが、やはり私はこの「言いっ放し」の
    存在を知りたいし、決して無くなって欲しくないと願っているのです。
     
    私はブログを始めて2年余りですが、始めの頃と今現在とでは、
    その心境には大きな変化がありました。
     
    ブログを始めて最初の1年くらいは、それほど多くの方の目に触れるものでは
    ありませんでしたから、寄せられる反応もネット上でお付き合いのある身近な
    方からのものがほとんどで、暖かい声に囲まれる日々だったと記憶しています。
     
    しかし次第に多くの方々に取り上げていただける機会が増えてくると、
    それにつれてネガティブな声もだんだんと目に入ってくるようになりました。
    そして、それらの反応を正面から受け止めて、苦しむこともありました。
     
     「こんな素人の書く糞ブログを真に受けるなよ」
     
    と書かれていたのを見たときは、ショックで丸一日以上ヘコみ続けていたときも
    あります。自分の存在を真っ向から否定されたような、そんな気分になりました。
     
    ■2005/06/26 [情報をめぐるポジティブ・ループ - 関係と信頼という名の財産]
    芸術作品に於いても、文章に於いても、送り出した情報は「自分そのもの」
    ですから、それを笑われたり、否定されたりすれば、当然心が傷つきます。
    だからこそ人々は、あまり率先して情報の発信者には成りたがりません。

    思えばその当時の私は、まだ本当の意味でオープンな発信を行う心構えが
    出来ていなかったのかもしれません。自分では「ネット慣れしている」と
    思っていた私ですが、それはあくまで自分を取り囲む小さな世界でのこと、
     
     世界は、その枠を広げていくごとに、次々と姿を変えていく
     
    ということを、私はこのとき初めて知ったのです。
     
    想像してみてください。浜崎あゆみさんという歌手がいます。
    言わずと知れた、ミリオンセラーを連発した大スターです。ですが、
    「100万人が購入した」ということは、残りの「数千万人が購入しなかった」
    ということでもあります。彼女のファンでない人に聞けば、
     
     「何で『あんなの』が売れるのか、理解できないよね」
     
    と平然と言い放つでしょう。ネット上にはもっと辛辣な反応も沢山見つかります。
     
    ■2005/08/28 [共感者を掴まえろ! - 不特定多数に向けたコミュニケーションの威力]
    わずか100万人 (2%) の人たちが購入してくれれば、
    それが 超メジャーの証 であることを理解しています。例えて言えば、
    2%の「ファン」と、5%の「アンチ」と、93%の「無関心」、
    そんな中で、メジャー・アーティストは自尊(プライド)を確立するのです。

    もしあなたが、浜崎あゆみさんの個人的な知り合いで仲良しだったとしたら、
    辛辣な批評は口が裂けても言えるハズがありません。面と向かってなら尚更です。
    あなたが過去に浜崎あゆみさんと密なコミュニケーションを交わしていればいるほど、
    思い入れは深まりますし、また批評するにしても念入りな気遣いをするハズです。
     
    しかし実際には浜崎あゆみさんと密なコミュニケーションもしたことないし、
    思い入れも全くないあなたは、彼女に容赦ない批評を浴びせることにためらいを感じない
    でしょう。個人的な関係は作れないし、作る意思も存在しない からです。
     
    そこで今度は、逆の立場になって考えてみましょう。
     
    ブロガーは、その言葉が10人にしか届かないとき、その全員と密なコミュニケーションを
    取ることができます。そうした環境に於いては、その10人とブロガーの関係は深まり、
    互いに配慮のある言葉を交わす関係が築かれていくことになるでしょう。
     
    しかし時は経ち、そのブロガーの言葉が存在感が増すにつれて、次第に広い範囲に
    届くようになります。それはつまり、
     
     あなたと密な関係を持たない人々に、あなたの声が伝わる
     
    ということです。そして、その結果どうなるかは明らかでしょう。
    あなたの言葉が遠くまで届けば届くほど、
     
     「世界で最も遠慮の無い批評」が大量生産される
     
    ことになるのです。
    はてなブックマークからも、2ちゃんねるからも、それは同様です。
     
    ブロガー、つまり公開情報を発信し続ける存在である以上、
     
     世界から一方的に「見られ/評価される」こと
     
    から逃れることはできません。どうしてもそこから逃れたいのであれば、
    自らの言葉の影響範囲をコントロールし、不特定多数に言葉が届かないように
    声を小さくしていくしかありません。
     
     
    これはブログを続けていく上で、1つの大きな関門になります。
    すなわち、目の行き届く小さな半径の中で良好な関係を築いていた時期から、
    より広い範囲に伝わって容赦のない反応が増えてくる時期に移るとき、
     
     人格否定のような反応の応酬に打ちひしがれる
     
    という経験が必ず待っています。でも、ちょっと待ってください。
    それはあなたのステージが、
     
     「暖かい小半径」から、より広い世界に移ったことの証
     
    なのです。そのときあなたは、一度振り返って考える必要があります。
     
    あなたの言葉は、「あなたのことを何とも思っていない人」にはどう映りますか?
    オブラートとは無縁の容赦ない批評を、あらかじめ想像した上で言葉を発していますか?
     
    それが実はとても難しいことであることに、このとき初めて気が付くハズです。
    ネットではない世界に於いて、一般の人がこうした不特定多数との関係を配慮し、
    そのコントロールを試みる機会に恵まれることはほとんど有り得ないからです。
     
    私はこうした体験を通じて、
     
     世界には、自分と同じ方向を向いている人のほうが少ない
     
    という、良く考えれば当たり前のことを、改めて思い知らされました。
    そしてそれを受け入れることによって、気持ちがグンと楽になりました。
    世の中には自分と反対の方向を向いている人も沢山います。それが自分と
    近しい人でなければ、正直な気持ち=辛辣な批判を受けることになります。
     
    でも、それで良いのです。
     
     全員に自分と同じ方向を向いてもらおうとする努力
     
    こそ、最も不毛で危険な努力 なのです。「暖かい小半径」の中ではそれが
    かろうじて可能かもしれません。そして多くの人はその「暖かい小半径」の中で
    長い期間を過ごすため、それが当たり前だと思ってしまうのかもしれません。
    でも世界が広がっていくにつれて、それは到底不可能な事象となっていきます。
    そして、それを恥じてヘコむ必要もなければ、全員を論破する必要もないのです。
     
     「共感者を増やすこと」イコール「批判者を減らすこと」ではない
     
    という大原則を、ぜひ胸に留めておいてください。
     
    はてなブックマークや2ちゃんねるに見られる「言いっ放し」コメントには、
    近しい人々からはなかなか聞くことのできない、人々の素直な気持ちが表現
    されています。それを貴重な情報だと思えるかどうかは、あなた次第です。
     
     
    今回は新春スペシャルとして、ブロガーのココロの持ちようについて、
    かなり突っ込んだお話をさせて頂きました。「世界は全員が味方ではない
    かもしれないけど、もしかしたら味方のほうが若干多いかもしれない」、
    そんな風に思えるなら、あなたのブログライフは楽しいものになるでしょう。
    自分の言葉が広範な人々に届いたときにどう思われるのかを想像できたなら、
    あなたの発する言葉は、より多くの人々に誤解無く伝わるようになるでしょう。
     
    そして何より、言葉は「伝えるために在る」 のです。
    あなたの言葉は、誰に伝わり、どう思われているのでしょうか。
    はてなブックマークは、2ちゃんねるは、そして他の方のブログは、
    少なくともそれをあなた自身に教えてくれる、大切なツールになるハズです。

    CK@デジモノに埋もれる日々 @ckom
    ブログ「デジモノに埋もれる日々」「アニメレーダー」「コミックダッシュ!」管理人。デジモノ、アニメ、ゲーム等の雑多な情報をツイートします。



    投稿者 CK : 記事URL | コラム | | 2006/01/01 23:59


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    ▼ コメント ▼

    No.1958   投稿者 : うんこまん   2006年1月 2日 16:48

    はてぶと2chはだいぶ違うでしょ
    2chの場合は、的外れなコメントや明らかな私怨は違う人から叩かれるし、本人が直接2chで反論も可能(普通ありえないが)。つまり、同じ土俵(page)で対話は可能
    はてぶは真の言いっぱなし、というか独り言
    的外れなコメントに対して、おなじpage上で直接指摘できない(反論するためだけにわざわざブックマークしてコメントするのもあれだしne)
    こんなところに、ネクラな気持ち悪さを感じる人が多いんでしょうね


    No.1959   投稿者 : うずまきろまん   2006年1月 2日 17:45

    > 「これはひどい」とか、「読むに耐えない浅い内容」とか、
    > 
    >辛辣なメッセージが添えられていたら、どんな気持ちになるでしょうか。
    >おそらくその精神的ショックは計り知れないものになるに違いありません。

    ならないよ。


    No.1960   投稿者 : notnot   2006年1月 2日 21:44

    はてブは、明らかにつまらなく・専門分野に特化しているわけでもなく、数行程度の文を並べてみました。
    的なエントリが散見されます。

    自作自演ではてブに登録させる人間が居る限り、このテの話は皆無でしょう。
    そんな問題を踏まえた上で「なんでこんなエントリが?」「コメント欄で陰口叩いてやれ」「君中心に世界は回っていないのだが」
    という具合のコメントが出てくる現状。争いは不滅です。


    No.1961   投稿者 : とおりすがり   2006年1月 3日 00:51

    だからなんなんだ
    何が言いたいのかさっぱりわからん

    何でみんなこんなもんブックマークしてんだ?
    はてブも意外とレベル低いな


    No.1962   投稿者 : とおりすがり   2006年1月 3日 01:24

    長くて途中までしか読んでいないが、最初に言いっ放してるのは自分だと言う事に気がついているのか?
    そもそも、自分が何も言わなければ人になんだかんだ言われる事も無い訳で

    blogは日記じゃないんだよと


    No.1963   投稿者 : とおりすがりwwっうぇ   2006年1月 3日 01:30

    初めの方を少し読んだだけで耐えられないくらい傷付いちゃった人が居るようです。
    最後まで読みゃ自分と同じ意見のはずなのに。


    No.1964   投稿者 : 某Blog管理人   2006年1月 3日 13:51

    >「こんな素人の書く糞ブログを真に受けるなよ」

    これとほぼ同じことを言われた私はとても共感しました。
    なにか胸につかえていたモノが取れたような気がしています。


    No.1972   投稿者 : haaku   2006年1月 7日 22:34

    ここにはいたい人ばかり集まるってことは把握した


    No.1979   投稿者 : CK   2006年1月 8日 15:10

    色々ご意見ありがとうございます(´・ω・`)ノ
    私が常々思うのは、感謝であろうと陰口であろうと、人の気持ちが「在る」ことは止められない
    ということですね。ほとんどの人は、自分に対する「気持ち」を身近な人からしか聞いたことが
    ないために驚いてしまうようですが、それは「見られている」という意識が浸透していないことに加え、
    「見られる」ことに慣れていないことが影響していそうです。
    お芝居などをやっていたりすると、衆人環視の状況には慣れているかもしれませんね。


    No.2002   投稿者 : ムジ   2006年1月10日 23:07

    F-Shinさんのブログから来ました。
    このエントリーを読んで、村上春樹が書いていたことを思い出しました。
    デビューしたての頃は、自分の身の回りの身近な人々や、少数の読者に
    暖かく見守られながら読まれていて、読者を身近に感じていたのに、
    『ノルウェイの森』が大ヒットしてから、見知らぬ評論家や新しい読者
    からいわれない批判を浴びるようになり、傷つき、読者を遠くに感じる
    ようになってしまったと。また、色んな大事なものを失ってしまったと。

    ブログのおかげで、誰もが従来の(ベストセラーを出してしまった)
    作家と同じような経験をする可能性ができた、いうことなのでしょうね。
    ここの日曜エントリーは、今まで「何でデジモノブログでこんなことを
    書いているんだろう?」と思ってましたが、今回は何か好きでした。
    がんばってくださいね。


    No.26532   投稿者 : char   2009年1月17日 00:54

    ありがとう!と、言ってしまいました!!
    共感する所が多いです。
    がんばってください。


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