キューブPC、シリアルATAに全面移行せよ!

2004/10/09

今朝10/9の朝、30分程のメンテを経て、Webサーバが新マシンになりました。
 
(旧) Pentium3 700MHz + SDRAM 256MB + HDD 20GB
(新) Pentium4 2.4GHz + DDR 512MB + HDD 80GB×2(RAID-1)
 
ということで、かなりのパワーアップです。MovableTypeで、BerkeleyDBに入った
380記事を全て再構築すると今までは 10分以上掛かって いましたが、
それが新マシンでは 3分30秒 で完了します。約3倍 です。
「デジ埋」blog、『 デジモノREVIEW 』 と、色々背負ってWebサーバが重くなる
ことを懸念していましたが、これでまたしばらくは耐えてくれるでしょう。
 
さて、お題はこちらの写真。この新サーバを作るに当たって使ったHDD、
Maxtorの「6Y080M0」(80GB,SerialATA)です。
私はMaxtor信者ですが(?)、その中でもできるだけ安く上げようと
「6Y060P0」(60GB,UltraATA133)を探していたのですが、店舗に在庫が無く、
若干お高めの80GB、しかもシリアルATAにならざるを得なかったワケです。
 
サーバですので、できるだけ枯れた規格で組みたいのが心情。シリアルATAには
マイナスな印象しかなかったのですが、これが実際に組んでみるとビックリ。
 
 ケーブルの取り回し楽すぎーーっ!
 
アクセス速度がどうこうとか後回し! シリアルATAの真の
メリットはケーブルの取り回しの簡単さであると確信しました ∑( ̄□ ̄;)
というのも、今までUltraATAのフラットケーブルやスマートケーブルは、
 
 ・各チャネルのケーブル同士がすぐ干渉するし、
 ・目当ての機器まで届かないことが多いし
 ・通気をジャマするし
 
良いトコロ無しだったのですが、シリアルATAのケーブルは 天国 です。
特にスペースの狭いキューブPCには絶大な威力を発揮します。
私が今まで何度フラットケーブルに悩まされたことか・・・。
ケーブルを無理やり引っ張った結果CPUファンに当たって
「カッカッカッカッカッカッ・・・!」と音を立てたときなどは
 
 黒板をツメで引っかかれたような
 
気分になったものです。HDDに密着したケーブルが微妙に溶けていた
こともあります。もうそんなケーブル難儀ともおさらばです。
 
繰り返しますが「速度が速い」とかは二の次です(笑)
取り回しの良さで、シリアルATA、オススメです。


2004/10/09 [updated : 2004/10/09 16:04]


この記事を書いたのは・・・。
CK@デジモノに埋もれる日々 @ckom
ブログ「デジモノに埋もれる日々」「アニメレーダー」「コミックダッシュ!」管理人。デジモノ、アニメ、ゲーム等の雑多な情報をツイートします。




« はてなダイアリーへのトラックバックが何かおかしい

トップに戻る

A-DATAの1GB SDカード、実力テスト(1) »


▼ はてなブックマークのコメント ▼



CPUファン&ヒートシンクに目詰まりした埃をエアブロワーで吹き飛ばす


物理SIM+eSIMデュアル環境でahamo+povo契約、イベント現地の輻輳対策用に


Google Pixel8 Pro が届いたので早速セットアップ!望遠レンズの画角やマクロモードなど


不調のWi-Fiルータを新調、BUFFALO「WXR-5700AX7P」のセットアップ


「レコンポーザ98」をWindows10+PC-98エミュレータで動かしてSound Canvas VAを鳴らすのこと


バッテリ膨張で蓋が開いてしまった Pixel6 Pro を iCracked で来店修理しました。


故障したPCスピーカーを EDIFIER R1280DBs に買い替え、リーズナブルで十分な満足度


17.3インチモバイルモニターを縦置き常設でサイドモニタにする EVICIV EVC-1701 を購入


NDIR方式のセンサー搭載のCO2モニター「JCT ZGm27」を購入しました。


Pixel6 Pro 4倍望遠レンズで動画撮影したときの画角が意図した画角と違う!元凶は「手ぶれ補正」


QNAP TS-253D のファームウェア更新にハマって延々1週間以上も格闘することに・・。


VTuberの真似事をしてみたい!「VRoid Studio」「Luppet」「Animaze by FaceRig」「OBS Studio」「Leap Motion」「Webcam VTuber」「Kaleidoface 3D」を試す。

ピックアップタグ




ブログ内検索



▼ コメント ▼

No.20   投稿者 : せのせの   2004年10月 9日 20:10

おっしゃるとおりS-ATAはケーブルの取り回しが実は一番の利点かもしれませんね。
HyperTransportにPCI-Express、高速な信号はどんどんシリアルになって行きます。
これ、ケーブルだけじゃなく、ボード設計も楽なんです。
高速なパラレル信号は信号の遅延をそろえるのが大変だし本数多いのでレイアウト大変。
(とはいえシリアルの方も高速信号特有の難しさはあります)
もうじきDIMMもシリアルに移行しますよ。技術の進歩って凄いですね。


No.22   投稿者 : YHY   2004年10月10日 00:24

ページ表示がかなりさくさくになってますぜ旦那


No.23   投稿者 : CK   2004年10月10日 11:57

●せのせのさん
シリアルDIMMも紆余曲折あったようですが、そろそろ実用化の目処もでてきますか~。
「シリアル」と「パラレル」は、ソフトウェアの「分散」と「集中」のように主流の時期に
波が来るような感じですねぇ。主流の見定めは作り手のほうが大変かもしれません。

ケーブルの取り回しは自作派にとっては本当に重要な要素です。
その意味では電源ケーブルももうちょっと何とかならないだろうかと思う今日この頃です(´~`)

●YHYさん
おおぉ、早くなっていますか!それは良かったです。投資した価値がありました(・ω・)b


No.965   投稿者 : シリアルATA検討中   2005年3月31日 23:05

やはり時代はシリアルATAですかね。
パラレルのHDDを変換するようなアダプタはないのですか。


No.977   投稿者 : CK   2005年4月 1日 10:43

●シリアルATA検討中さん
スピード重視の方がシリアルATAの凄さを体感できるかどうかは場合によりますが、
ケーブルの細さの恩恵は誰でも一発で受けられますよね(笑)
変換アダプタは探すと結構ありそうです。このあたりとか。



★コミックダッシュ! 10,000人突破ありがとうキャンペーン!(9/18~10/23)
 
デジモノに埋もれる日々 : (C) CKWorks