GSR初音ミクAMGは予選7番手で王者の可能性は潰えたが・・・SUPER GT最終戦もてぎ予選

　

　

　
この日の予選は、ポールポジション奪取 が至上命題でした。

Rd.7時点のランキングです。4号車はトップと20点差。実はこの差は「20点では逆転できない」差なのです。4号車は最終戦勝利の条件でも1位が1回、2位が1回、55号車はすでに1位が1回、2位が2回。つまり・・・4号車チャンピオンの条件は「21点」すなわちポール＋優勝しかありません。 #fightgsr #supergt pic.twitter.com/xsIw2aptH6

— CK＠デジモノに埋もれる日々 (@ckom) September 22, 2019

というのも、前戦を終わった段階で1位の55号車とはちょうど20ポイント差、
もし決勝レースで初音ミクAMGが勝って20ポイントをゲットしたとしても、
上位入賞回数で負けているため、20点取って並ぶだけではチャンピオンに
なれないのです。そのためポールの+1点が最後の頼みの綱でした。
　

　
予選Q1は谷口さんがステアリングを握り、13位でなんとかQ1を通過します。
ところがこの時点で初音ミクAMGには 明らかな異変 が起きていました。
異常なバイブレーションが発生して視界がまともに取れないほどだというのです。
　

　
予選Q2までのあいだにマシンをバラしての総点検が行われましたが、
片岡さんが乗ったQ2でもやはりバイブレーションは収まらず・・・、
満足のいくドライビングとはほど遠い状況の中で何とか7位に
持ってくるのが精いっぱい、という結果となりました。

GT300の予選Q2が終了しました。片岡さんナイスアタックでしたが残念ながらポールポジションはならず7番手、この時点で今シーズンのチャンピオンの可能性は消滅です・・。そして56号車平峰さんもスーパーアタックを見せたのですが2番手、こちらもチャンピオン消滅、諸行無常です・・ #supergt #fightgsr pic.twitter.com/SuegYi7v9r

— CK＠デジモノに埋もれる日々 (@ckom) November 2, 2019

4号車初音ミクAMGと同様の状況にあった56号車 REALIZE KONDO GT-R も
予選結果は2位。ポールの1点を取れなかったためこの時点で年間チャンピオンは
4号車、56号車ともに無くなってしまいました。さらに現時点でランキング2位の
96号車 k-tnes RC F は予選Q1敗退の17番手、こちらも明日の決勝レースで
2位以内に入らないといけない条件の中で大変厳しい結果となりました。
　

　
最終戦まで何とかギリギリで望みを繋いできただけに残念な結果ではありますが、
思えばシーズン前半は思うように勝負ができず、中盤もSCなどの不運続きで、
後半よくここまで盛り返してきた シーズンだったと思います。
　
まだ最終戦の決勝レースが残っています。ぜひ会心のレースで
表彰台、そして今季初の優勝をもぎ取りたいところですね。
　
（※ちなみに「ドライバーズチャンピオン」は消滅しましたが 「チームチャンピオン」 は
まだ可能性が残っています。これも4号車が優勝して55号車がノーポイントに
ならないといけない厳しい条件ではありますが・・・。）
　

　
土曜日のお土産は、シビアな条件の中少しでも楽しんで戦ってもらえる
ようにということで、モン・プティ・プッサンの「肉球フィナンシェ」でした。
　

　
日曜日のお土産は、最終戦は毎回コレなのですが三松堂の「笑小巻」です。
「最後は笑って終わりたい」 GSRはいつだってグッドスマイルです。
　
「デジモノに埋もれる日々」と「コミックダッシュ！」は
GSR初音ミクGTプロジェクトを応援しています！