LAN&USBハイブリッド! IO-DATA「HDL2-S2.0」にはUSB miniBコネクタ搭載
2010/06/02■【清水理史の「イニシャルB」】 USB機器の共有にも対応した多機能NAS
アイ・オー・データ機器「HDL2-S2.0」 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/20100601_371289.html
IO-DATAのHDD 2基搭載NAS 「HDL2-S2.0」 についてのレビュー
記事がありました。スパンニングとRAID-1のみ対応、Gigabit Ethernet
搭載でDLNAサーバ、iTunesサーバ対応。モノとしてはごく一般的な
NASという感じで最初はあまり気にしていなかったのですが、
よくよく見ると1つのポイントが目に付きました。
そこで、本製品ではLANでも、USBでも使えるハイブリッド仕様となっている。本体背面には、電源、LAN(10BASE-T/100BASE- TX/1000BASE-T)、USB(機器接続用)、miniUSBの各ポートが搭載されており、このうちのminiUSBを利用してPCに接続して電源をオンにするとUSB HDDとして動作させることができる。
もちろん、そのままUSB HDDとして本製品を利用することもできるうえ、HDDに格納されているユーティリティを利用して本体をLAN接続で利用するための設定を行うこともできる。
NASなのにUSBで直接PCに接続してマスストレージとしても使えるとのこと。
IO-DATAではこれを 「LAN&USBハイブリッド」 と呼んでいます。
何となく2基搭載HDDボックスというと、USB接続のが安いやつで、
NAS機能が付くと高価だよね、という印象があるせいか、
NASのものにUSB接続機能が付いているのって別に当たり前じゃないの?
という錯覚に陥ってしまうのですが、実際のところこうしたNAS製品で
PCからのUSB接続で子機側になれる製品というのは、ほとんどお目に
かかることがありません。
少なくともBUFFALOやCoregaのNASのラインナップを見てみたところ、
こうした機能を持っている製品は見当たりませんでした。気になる方は
スペックを調べてみて、USBの 「Bコネクタ」 を持った機種があるかどうか
チェックしてみると分かると思います。USBって一見「何でもコネクタ」みたいな
感じがあるのですが、実際には厳密に「方向性」があって、子機側は必ずBコネクタ
である必要があります。大抵のNASに搭載されているUSBコネクタは
「Aコネクタ(親機側)」、すなわちNASに子機としてのHDDやUSBメモリ、
あるいはプリンタなどをぶら下げて増設するためのコネクタです。
USBでPCに接続して中身を見られるというのもさることながら、
初期セットアップ時 にUSBで繋げて、中に入っているユーティリティで
ネットワーク設定をセットアップできる、というのはちょっと惹かれます。
NASや無線LAN-APなどの初期セットアップで良くありがちなのが、
機器自体に Web管理画面 が備わっているのに、ネットワーク設定が
できていないからLAN上から直接見ることができなくて、最初の1回だけ
専用ユーティリティ のお世話になる(しかもそれがCD-ROMインストール)
といったケースが、あれがひどく面倒くさいのです。
最近は私もEye-Fi用として宅内LANでも DHCPサーバ をONにしていますので、
モノによってはそれで自動的にIPアドレスが取れて繋がることもあるのですが、
それでも自動的に割り振られるIPは「何番?」状態になって色々手間取ります。
初期セットアップだけPC直繋ぎでできるというのは、初心者にも安心でしょう。
ただし、よくよく調べてみると、
■アイ・オー、DLNA 1.5やRAID対応の新型NAS「HDL2-Sシリーズ」 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100324_356425.html
このほか、PCとUSBケーブルで接続して本体をUSBストレージ(NTFS形式)として利用できるモードも用意。ただし、Windows XP環境では利用できない。また、Mac OS X 10.5以降の環境では読み込みのみ利用できる。USB関連ではこのほか、Windws 7/Vista環境において、PCと本体をUSB接続してネットワーク設定を完了できる「Easy Setup」機能も備える。
この機能は Windows 7 または Windows Vista でしか機能せず、
Windows XP では使えない そうです orz 微妙に詰めが甘い・・・。
というのも、どうも Windows XP ではそもそも NTFSのUSBマスストレージ
というのは認識できないそうで、これが正式サポートになったのはVista
からなのだというのがその理由のようです。残念ではありますが、
最初から Windows Vista、Windows 7 を使っている方にとっては
特に気にすることなく恩恵を受けることができるでしょう。
このNASなのにUSB-Bコネクタを持つというやり方は、もしかしたら
今後他社製品でも追随するところがあるかもしれませんね。
2010/06/02 [updated : 2010/06/02 23:59]
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