SandyBridgeのチェックポイント、HD3000、P67/H67、そしてエンコード画質は?

2011/01/05

■2011/01/03 [満を持してSandyBridge登場! 目玉はやはりHWエンコーダと内蔵GPU
満を持してSandyBridge登場! 目玉はやはりHWエンコーダと内蔵GPU]
 
ということで、1/9にいよいよ解禁!のコードネーム SandyBridge こと、
Intel Core i7-2600K、i5-2500Kをはじめとする4桁型番のLGA1155対応CPUですが、
 
■深夜販売に300人以上集まる、人気集中のOCモデルは中途で完売、当面は品薄?
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110108/etc_intels0.html
 
秋葉原では 深夜販売 が行われたそうで、それなりに盛況だったようです。
私は4年前に Core 2 Duo の深夜販売
秋葉原に再びPCの灯をともすか? - Core 2 Duo 深夜販売レポート(2) に参戦したことがありますが、
あのときは真夏でした。今回は 真冬 もいいところで、参加された方は
かなり厳しい環境だったのではないかと思います。。。おつかれさまです。
 
時を同じくして、Amazonなどでも一斉に商品登録が始まっています。
 

 
あくまで1/9「発売」というだけなのだから、商品登録+予約受付は
もっと前からやってもいいのではないか?という気がしないでもない
のですが、どうやらIntelとしては徹底的に販売統制をしていたようで、
1/9より前から商品登録をしていたところはほとんど無かったようです。
 
ところで、何だか i7-2600K、i5-2500K だけがクローズアップされて
いるように見えますが、実際は今回のデスクトップ用ノーマル電圧版
だけでも 8種のラインナップ が用意されています。
 
■Intel、Sandy Bridgeこと第2世代Core iシリーズを正式発表 ~ダイレベルでCPUとGPUが融合
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110106_417993.html
 
興味のありそうな項目を並べてみるとこんな感じになりますね。
 
 ・i7-2600K  3.4GHz、4コア/8スレッド、HD3000、95W、倍率フリー
 ・i7-2600  3.4GHz、4コア/8スレッド、HD2000、95W
 ・i5-2500K  3.3GHz、4コア/4スレッド、HD3000、95W、倍率フリー
 ・i5-2500  3.3GHz、4コア/4スレッド、HD2000、95W
 ・i5-2400  3.1GHz、4コア/4スレッド、HD2000、95W
 ・i5-2300  2.8GHz、4コア/4スレッド、HD2000、95W
 ・i3-2120  3.3GHz、2コア/4スレッド、HD2000、65W
 ・i3-2100  3.1GHz、2コア/4スレッド、HD2000、65W
 
ではどうして i7-2600K、i5-2500K だけが妙にクローズアップされるのか
というと、倍率フリー というのが自作心を動かされるから、というのも
あるのかもしれませんが、今回の目玉の1つである内蔵グラフィックス機能に
HD3000 が使われているのがこの2つだけだから、というのも大きいようです。
 
■北森瓦版 - “SandyBridge”の上位GPUコア―HD 3000のベンチマークスコア
http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-4490.html
 
SandyBridgeになって内蔵グラフィックス機能が高速になった、という話は
よく聞かれますが、これはほとんどの場合、i7-2600K、i5-2500K のみに
搭載されている HD3000 が基準で語られています。上記の記事によると、
HD3000 は遂に内蔵でありながら 「単体グラボのローエンド」を凌駕 する
性能を見せているのに大して、HD2000 のほうは相変わらず振るわないスコア
に落ち着いています。内蔵グラフィックス機能がお目当ての方はこのあたりを
外さないように慎重に検討する必要があるでしょう。
 
マザーボード、というかチップセットも重要で、今回LGA1155系として
準備されるチップセットは 「P67」と「H67」 の2種類がありますが、
「P67」のほうでは 内蔵GPUは使用できない という制約があります。
 
■「Sandy Bridge」こと新型Core i7/5が発売、GPUが同一ダイに統合、HWエンコーダも内蔵
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110108/etc_intel3.html
 
「P67」で内蔵GPUが利用できない、ということは Quick Sync Video
によるエンコード機能も利用できないということになります。
 
逆に「H67」のほうは オーバークロックができない という制約が
あるそうです。(一部ウワサではマザーボードベンダによって微妙に
できるようになっているとかいないとか言われていますが、いまいち
定かではありません)。
 
どうも位置づけとしては「P67」のほうが上位向けで、各種周辺デバイスも
「P67」のほうが上級になっていて、「H67」はmicroATXなどの省スペース向け、
という位置づけのようなのですが、
 
 「P67」はビデオカードもハイエンドのものを 自分で挿す でしょ?
 「H67」は省スペース向けだから 内蔵GPUが要る でしょ?
 
という切り分けで整理しようと思ったところ、存外に目玉になってしまった
Quick Sync Video (内蔵エンコーダ)が内蔵GPUでしか使えなくて大混乱!
というのが現在の状況のようです。
 
オーバークロックを限界までブン回して楽しむか、エンコードを含む
内蔵GPUを定格で楽しむか、というのは悩みどころでしょう。
「全部入り」 ができる組み合わせがないというのはちょっと残念ですね。
 
それからもう1つ、ここまで散々「内蔵エンコーダがかなり速いらしい」
というお話をしてきたのですが、一方でこんな突っ込みもあります。
 
■rigayaの日記兼メモ帳 画質比較 - x264、CUDA、ほか
http://rigaya34589.blog135.fc2.com/blog-entry-65.html
あとハードウェアエンコというと、TMPEGEnc VMW5の対応しているSandyBridgeのハードウェアエンコかな…ここ(リンク>>) にIntel Media SDKを使ったレビューが載っていて、x264の2倍速いよ的なことが書いてあるけど、x264の設定はどんな風なのかとか、エンコード後の画質 はどうなのかとか全く触れてないから、ほとんど参考にならない。x264の速度なんて設定次第でどうとでもなるんだし。
これは本当にその通りだと思いました。わたしもちょっと不用意に
内蔵エンコーダが速そうということだけワクワクして触れてしまった
のですが、実際には出来上がってくる画作りがどうなるか、という点が
わからないと、速い=嬉しい、となるのかどうかは分かりません。
 
このあたり、SandyBridge発売直後の2chの自作板やDTV板も戦々恐々としていて、
「早く誰かエンコテストを・・・」 という切望の声で埋まっていました。
たとえば画質に関して言えば、ソフトウェアエンコードでは掛かる時間を
気にしなければソフト側の改良によって画質が挙がっていく余地があるのに対し、
ハードウェアエンコードでは 画質レベルは固定化 されてしまうのではないか、
ほかにも、ハードウェアエンコードでは2passができない?(真偽不明)から
そもそも画質的に不利なのでは?などなど、素性が分からない段階のために
様々な憶測が飛びまわっているような状況です。
 
このあたり、発売直後にSandyBridgeに飛びつかれた勇気あるエンコードマニアの
方々が徐々に解き明かしていくことになると思いますので、気になる方は
状況を逐一チェックしてみたほうが良いかもしれませんね。


2011/01/05 [updated : 2011/01/05 23:59]


この記事を書いたのは・・・。
CK@デジモノに埋もれる日々 @ckom
ブログ「デジモノに埋もれる日々」「アニメレーダー」「コミックダッシュ!」管理人。デジモノ、アニメ、ゲーム等の雑多な情報をツイートします。




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