連投メモ:運動中に水を飲むなと言われた時代のお話 [tw:2024/02/10]

2024/02/10


 
こちらの記事を興味深く拝読していました。戦前のお話と戦後のお話と。運動と水のお話はいろいろな紆余曲折がありそうですね。それで以前から思っていたことがあったのでちらっとだけ。

 
「運動中に水を飲むな」という昭和の教育は日本軍起源説は本当か?|dragoner
https://note.com/dragoner/n/n15f9b8475593?sub_rt=share_h
 
(tweet:ckom:2024-02-10 18:39:13)  
私は昭和の終わり頃の少年野球とかでまさに「練習中に水を飲むとバテるから禁止!」と言われて育った時代でした(今は勿論「適度な水分補給は必須」と考えています)その頃の実体験からいうと、それだけを以て「古い精神論ひどい」だけで括り切れるものではないなと感じていました。
(tweet:ckom:2024-02-10 18:43:55)  
「水『だけ』を多く取ると逆効果。塩分と一緒に」というのは今は誰もが知るところですが、昭和後期の一般人はそんな難しいことは知る由もありませんでした。そして皆、水を飲みすぎて「本当にバテて」いました(汗
 
失った水分補給の方法|大塚製薬
https://www.otsuka.co.jp/nutraceutical/about/nutrition/sports-nutrition/basis/rehydration.html
 

(tweet:ckom:2024-02-10 18:45:56)  
ネットも何もない昭和時代の一般人の知識量というのは本当に限定的なもので、特に街の少年野球みたいな近所の野球好きのおじさんがコーチをしている延長のものなら尚更、水分補給の「適量」や塩分の「重要性」を知ることはほぼ期待できませんでした。なので、実際に「飲みすぎた奴はバテてる」という
(tweet:ckom:2024-02-10 18:49:15)  
目の前で確認できた「実体験」だけが信じられる事実でした。そしてそれは「すぐ水を飲む奴は精神がたるんでる」という指導とも結びつきやすかったことは想像に難くありません。それらを目にした身として、精神論で抑えていたというよりは、知識の欠乏から野良理論が発生したという感じに思えました。
(tweet:ckom:2024-02-10 18:52:01)  
知識が欠乏していた、というと勉強不足のように聞こえてしまいますが、繰り返しになりますが、当時の一般人の平均的な知識量というのはネットで浴びるように情報を得られる現代の私たちの感覚とは全く違いました。私が「適度な塩分と一緒に」をちゃんと知ったのもかなり大人になってからのことです。
(tweet:ckom:2024-02-10 18:54:28)  
運動中に全く水分補給しないなんてダメ、「適量」を「塩分と一緒に」、多すぎる量をガブ飲みをしてもそれはそれでダメ。・・・こんな当たり前のことを知らないなんて、と迷いなく言えるのは今だからであり。当時の環境にいた一般人はそうした「適度」を知ることすら簡単ではなかったように思います。
(tweet:ckom:2024-02-10 19:03:06)  
前述のとおり近年は知識も行き渡り「運動中に水分は一切口にしちゃダメ!」なんて言う人は少なくともスポーツ倶楽部や部活であればほとんど居なくなったと思います。ただそれも「適量」を「塩分」も考えながらみたいな知識と一緒に考えると気軽な「あたりまえ」だけではないものではあります。
(tweet:ckom:2024-02-10 19:11:26)  
今は「無条件に禁止」なんて無茶を言う人が減って良かったね、でも是正するのにちょっと年月掛かりすぎたよね、というのが素直な感想です。ただ一概に精神論で苦しめたかったからという話「だけ」が出てきてしまうと、それ「だけ」ではなかったのだろうなというのが、記憶からくる感想なのでした。
(tweet:ckom:2024-02-10 19:14:03)  
※念の為、これは当時の精神論の指導が今から見ると酷かったよねという論を否定するものではありません。現代ではほぼ常識となっている知識と同じレベルの知識を、当時の在野の指導者が「知っていた上で」わざと厳しく当たったのか?という部分だけは考える余地がある、というお話でした。
(tweet:ckom:2024-02-10 19:21:54)


2024/02/10 [updated : 2024/02/11 03:40]


この記事を書いたのは・・・。
CK@デジモノに埋もれる日々 @ckom
ブログ「デジモノに埋もれる日々」「アニメレーダー」「コミックダッシュ!」管理人。デジモノ、アニメ、ゲーム等の雑多な情報をツイートします。




« [tw:2024/02/10] 物理SIM+eSIMデュアル環境でahamo+povo契約、イベント現地の輻輳対策用に

トップに戻る

[tw:2024/02/11] グッドスマイル初音ミクAMG 2024年シーズンのマシンデザインお披露目! in ワンダーフェスティバル2024[冬] »


▼ はてなブックマークのコメント ▼

drqueep 2024/02/11
考察は分かりますが、図はイオン飲料の宣伝用のものです/練習中に排尿は多くない/高齢でなければ排尿で必要な電解質はほぼ失われない ので若い人は水だけで飲んでも問題はなく、昔のはやはり根性目的と思います
はてなブックマークで
コメントしましょう


連投メモ:1年に何回映画館に行く? 「一人で観る」映画と「誰かと一緒に観る」映画の行動様式の考え方


連投メモ:「ツイートで『ブログ』を書く」お話と、ガジェット系からイベントレポ系に遷移していった時のお話


連投メモ:VTuberの生み出す時間の「総量」と日常に於けるアテンションの占拠みたいなお話


連投メモ:作品を「主観」で評価するときに意識する "向こう岸" のこと


連投メモ:観劇に於ける「前のめり」姿勢の影響の度合いや頭被りのお話など


連投メモ:VTuberが所属を離れるときに「持ち越せる」ものは何かというお話など


連投メモ:VTuberと仮想キャラと中の人のグラデーションとアプローチについてのいろいろ


連投メモ:「カルチャーミックス」のトリガーを開くコンテンツ


連投メモ:投げ銭とスパチャと物販と、時限性と体験と価値と


連投メモ:最近VTuberまわりを周回遅れで履修して楽しんでいるのこと


連投メモ:作品の評価は、それに触れたときの環境に大きく左右される


連投メモ:「応援上映」に於ける盛り上がり着地点イメージと「運営・段取り」の大切さ

ピックアップタグ




ブログ内検索



▼ コメント ▼


★コミックダッシュ! 10,000人突破ありがとうキャンペーン!(9/18~10/23)
 
デジモノに埋もれる日々 : (C) CKWorks