USB給電は無くても動く場合あり!HDMI/D-subコンバータ「HDCOM-001」 ノートPC以外でもOK

2012/11/11

■2012/10/29 [HDMI→ミニD-subのデジアナ変換アダプタ「HDCOM-001」、電源もUSBバスパワー
HDMI→ミニD-subのデジアナ変換アダプタ「HDCOM-001」、電源もUSBバスパワー]
 

 
TECから発売された HDMI→D-subアナログ出力変換アダプタ
「HDCOM-001」が届きました。私が見たときにはAmazonには商品登録
そのものが無かったのですが、TECの直販サイトでは購入が可能でした。
いまはAmazonマーケットプレイスにTEC自身ほか何店か出品が出ています。

 

 
入れ物に妙な高級感があってちょっとおっと思いますが、開けてみると
すでに ちょっと傷が付いて いたりとかしますね。。。
 
他社の製品でよくデジモノの光沢面に必死に透明フィルムがこれでもかと
貼り付けてあったりするものがありますが、こういう擦り傷みたいなものを
防ぐためなのかと思ったりします。まぁ実用上は問題はありません。
 

 
中身は本体と、D-sub延長ケーブル、コンポネント変換ケーブル、
ミニジャック/光音声出力変換コネクタ、そしてUSBケーブル(給電用)です。
 

 
入力用のHDMIコネクタ面に 出力用の音声コネクタ が付いています。
入力は入力サイド、出力は出力サイドで分けて欲しかった気もするのですが、
こちらの面のほうが広くて載せやすかったということなのでしょう。
実用上は大した問題ではありません。
 

 
こちらが出力用のD-Sub15ピンコネクタ。
側面には 給電用のミニUSBコネクタ が付いています。
 
ちょっと気になるのはこのコネクタが オス型 であるという点。
通常、ノートPCなどについているコネクタはメス型です。
ケーブル側がオス-オスになっていて、機器側のコネクタはメスである
というのはディスプレイケーブルでは当たり前なのですが、
これだとケーブルを選んでしまうことになります。
 

 
ただ、この商品の一式の中に オスメス変換コネクタ が入っていますので、
これを常時つけておけば何ということはありません。ちなみにこの
オスメス変換コネクタが最初はコンポネント出力ケーブルにくっついて
いますので、気づかず慌ててしまいそうになります。ご注意ください。
 

 
D-Subアナログ出力を持たないノートPC 「LaVie Z」 に繋いでみたの図。
 
・・・・いやその、ケーブルの数 すごいですよね(;´Д`)
ノートPC側に刺さっているのは元から「ACケーブル」「マウスケーブル」
そして今回の出力用に「HDMIケーブル」と「給電用のUSBケーブル」の4本で、
これがニョキニョキ出ているともうそれだけで身動きが取れなくなってきます。
 
さらにHDCOM-001から「RGBケーブル」のほかに「音声ケーブル」まで
出ているのですから大変です。
 
しかし、ノートPCはACケーブルなしの場所でも動きますし、スライドパッドを
メインで使うならマウスも必須というワケではありません。
プレゼンなどのお仕事で使うなら音声ケーブルも不要でしょう。
ということで、そのあたりをシンプルにさせた利用シーンだとこうなります。
 

 
妙にシンプルになりましたが・・・ん? と気づかれた方は鋭い方です。
 
実はこの HDCOM-001、
 
 給電用のUSBケーブルは無くても動きます。
 
正確には 「無くても動く場合がある」 ということになりますが、
説明書を見てもUSB給電は「電力が足りなくて映らない場合の補助」
として使ってくださいという感じの説明がされているのです。
 
実際に試してみたところ、LaVie Zではバッテリ駆動状態で使っていても
HDCOM-001 へのUSB給電は必要なく、フルHDの出力をし続けることができました。
 

 
このとおり、動画再生をさせても問題ありません。
 
 
ということで、LaVie ZのようなHDMI出力しか持たないノートPCにとっては
なかなか使い前のある機器となりそうです。
 
ただ、この HDCOM-001 は 本体重量が120g もあり、小型な筐体のイメージ
とのギャップもあって結構重く感じます。LaVie Z そのものが875gですので、
この変換コネクタを併せ持つと1kg近くになるのですね。そのあたりも考えどころです。
 
ところで、当初私はノートPCでの活用しか頭に無かったのですが、
USB給電なしでも動くケースがあると考えると、普通のHDMI出力のAV機器
で使っても良いのではないかと考えるようになりました。
 

 
これは DBR-T360 のHDMI出力(フルHD)を変換して BRAVIA のPC入力に
突っ込んでみたところ。特に支障なく映像を楽しむことができます。
これは何が嬉しいかというと、
 
 HDMI入力機器が多すぎて端子の数が足りないとき、
 
PC入力(RGb D-Sub15ピン)をその代用として使えるということですね。
 
厳密にはアナログ化されてしまうのですが、コンポジットなどとは違って
ひと目でわかるような劣化が出るワケではありませんし、
個人的には全然問題ないレベルでした。こういう使い方もアリですね。


2012/11/11 [updated : 2012/11/18 11:13]


この記事を書いたのは・・・。
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Donca 2012/11/18
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