狭い部屋でのプレゼンに最適? 超短投写距離プロジェクタ「CP-A200J」
2009/10/20■日立、超短焦点液晶プロジェクタの高輝度モデル
-63cm先に80型で投写可能。メンテナンス性も向上
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20091023_323960.html
日立から 超短投写距離型 のプロジェクタ、
「CP-A200J」が発表されました。
昨年1月に発売した「CP-A100J」の後継という位置づけで、
発売は今年12月予定、価格は「CP-A100J」と同価格帯
ということですが、その「CP-A100J」の相場を見てみると
いまだに 30万円 近いお値段に
なっていますので、「CP-A200J」もそのくらいの価格が想定されます。
プロジェクタというと、レンズから光を前方に発してスクリーンに
投写するのが普通ですが、この「CP-A200J」のような超短投写距離型では、
まず 光を後方に発し、そこにミラーを置いてほとんど垂直方向に向けて
反射させるというやり方で、直近の壁に映像を映し出します。
これをやると当然、映像が異常な台形にゆがむのですが、
このレンズとミラーがそれぞれ 計算された形で湾曲 しているため、
投写された映像が正常な形になるように設計されています。
この方式は一般的な前方投写型のプロジェクタで困る点を
いくつか解決してくれます。
まず何といっても一般的な前方投写型では、距離のある
位置に設置しなければならないことで、狭い部屋では
物理的に設置できなかったり、できても 設置台を聞き手の座席の
ど真ん中 のスペースに置かなければならなかったりと、
色々とステージレイアウトが面倒になる点が問題でした。
超短投写距離型ではこの手の設置の問題は 設置台や電源の確保
なども含めて 全て壇上だけ で確保できます。
もう1つ忘れがちな点としては、実はこのタイプは、
「発表者より後ろ」で投写が完結する
という点です。すなわち、壇上を発表者が歩き回っても、
映像そのものの投写を遮って 「影」を作ることがありません。
当然ながらプロジェクタとスクリーンの間に「花道」を作る必要も
ありませんし、机や椅子で映像が影になることもありません。
会議中に遅刻の人が来ても前を横切る罪悪感が減るかもしれません(?)
当然、お値段も張りますし映像品質も標準的なタイプと比べると
気になることはあるかもしれませんが、もともと狭い部屋で役立つ
ソリューションですので、一般的なビジネスのプレゼンに使うぶんには
そこまで品質を求めることもないでしょう。もうちょっとお値段さえ
下がってくればもっとあちこちで使われるようになるかもしれませんね。
2009/10/20 [updated : 2009/10/20 23:59]
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