初音ミクSLSは見事2位表彰台! 興奮と安堵が入り混じった最終戦もてぎ決勝
2015/11/16
GSR初音ミクSLS が参戦するSUPER GT 2015、最終戦もてぎ、
11/15は決勝レースが行われました。
午前中の練習走行はまだ雨模様が残っており、各車はレインセッティングでの
走行を余儀なくされます。昼からは雨は上がると言われていましたので、
決勝レースに向けた展望は推し計りにくいところがあったのですが、
GSRのスタッフの面々はこれ以上ないくらいの 自信に満ち溢れて いました。
BOBさん「今日はやりますよ!・・・まあ当たるか外れるか、ってことでw」
安藝さん「今日はイケますよ!大丈夫!・・・まあプリウスはともかくw」
ワクワクが止まりません(o゚▽゚)o #fightgsr
— CK@デジモノに埋もれる日々 (@ckom) 2015, 11月 15
練習走行を終えた後の安藝さんのコメントは、プリウスが速すぎるが、
それ以外のクルマには負ける気がしない、とでもいう勢いでした。
なんと決勝レース直前に 予想外の量の雨が 一度通り過ぎます。
通り雨だったのですが、これによって決勝レースはどのチームも
レインタイヤで出ざるをえなくなりました。
そんな中でも初音ミクSLSのパフォーマンスは非常に良好、片岡さんが
スタートでいきなり11号車GAINER SLSを ぶち抜いて2位に 上がります。
しかし途中から路面が乾いてくると、じわじわペースダウン。
11号車に抜き返されると、その後ろに迫った55号車ARTA CR-Zにも
オーバーテイクを許して4番手まで下がります。
ミクさんピットアウト。NOBさんお願いします!! #fightgsr pic.twitter.com/AxXwvLyTUK
— CK@デジモノに埋もれる日々 (@ckom) 2015, 11月 15
レースが半分ちょっと前まで進んだところで、谷口さんにバトンタッチ。
この時点で55号車は若干遅れており、独走している31号車プリウスはさておき、
11号車、0号車の宿命のライバル同士の2位争いの図式ができあがります。
ところがここで9号車と46号車が大クラッシュに見舞われたため、
突然のセーフティカー導入。このときまだピットインしていなかった
31号車プリウスが隊列を整えたあとにピットに入らなければならなくなるため、
最後尾に回されるという事態になりました。
つまり0号車は11号車を抜けばトップに立てる!ということで、
プリウスの独走かと思われていたレースが俄然盛り上がります。
スリックタイヤでの勝負に変わったセーフティカー明けのレースで、
谷口さんが見事11号車をパスします。これで初音ミクSLSが トップ浮上 です。
しかしその後、、、
最後尾に回ったはずのプリウスがもの凄いペースで襲い掛かってきました。
みるみるうちに0号車の後ろに付かれると、さすがの名手谷口さんでも
この速度差は成す術なく、結局 首位を明け渡します。
最後尾からレース半分で逆転なんてどんだけ速いんだよ!と一見思われますが、
レース全体の隊列を整理するとそのカラクリがわかります。
31号車プリウス以外の全車がピットストップを終えたあとの隊列ですが、
そこまでの数十秒のマージンと、ピットストップの1分以上のロスを含めると、
5位の61号車SUBARU BRZ以下 のクルマがここで全て周回遅れになっていました。
セーフティカーが出ると、その時点でのリーダー、つまり31号車を先頭にして
隊列が作られます。するとこの時点でギリギリ周回遅れを逃れた11,0,55号車は、
形としては 隊列の最後尾にいる ことになるのです。
31号車はピットレーンオープンになると同時にピットストップを行い、
全車がレース再開後のトップスピードになる前に戻ってきました。
前を遮るクルマは何もなく、レースが再開するときにはトップから
10秒以内の4位で戻ってきたというワケです。
この日圧倒的な速さを誇ったプリウスならこの程度の差を逆転するのは
造作もないこと。もちろん、プリウスは「得した」わけではなく、
むしろ最初の数十秒のマージンが消えたことも含めて1分近い大きなハンディを
背負ったことになりますが、それでも逆転できてしまうとは恐れ入ります。
さすがにこのプリウスを止められないのは仕方がないところ。
ですが初音ミクSLSは最後まで素晴らしい速さを見せて
31号車以外のチームを寄せ付けず、
見事に今季初の表彰台「2位」をゲット
したのであります。
本当に長かったトンネルでした。何度も何度も表彰台のチャンスがありながら
色々な不運やトラブルでそれを落としてきた今シーズン。最終戦でついに、
表彰台の上でガッツポーズをしてレースを終えることができたのです。
スタッフの皆さまも、ファンの皆さまも、本当に待ち望んでいた瞬間でした。
レース終了後、パドック裏で 簡易報告会 が行われましたが、
ドライバーのお二人からも、代表の安藝さんからも、ようやく結果を出せた
という喜びの声と共に、できれば勝ちたかったという悔しさと、今シーズンの
結果が納得いくものではなかった、という悔しさがにじみ出ていました。
でも、これもプロの勝負、これもプロのレースです。辛いシーズンでは
ありましたが、最後は笑顔で 終わることができて本当にホッとしています。
ファンとしてはこの結果を胸に抱きつつ、来年の飛躍をまた期待させて頂きます。
NOB&TK 「また来年、アレを、アレしてくださいw」
安藝さんに来年のお話を伺って、まあ具体的な決定情報とかは当然漏れないわけですが、この一言だけは頂きました「このままで終われるかってんですよw」 だからね私もこう返したんです。「ワタシもこのままじゃ終われなくてねw」(落語か) #fightgsr
— CK@デジモノに埋もれる日々 (@ckom) 2015, 11月 15
そうですよ、「このままで終われるかってんですよw」
来シーズンもまた、初音ミクカラーのGTカーがレースを大いに盛り上げてくれますように!
「デジモノに埋もれる日々」と「コミックダッシュ!」は
GSR初音ミクGTプロジェクトを応援しています!
2015/11/16 [updated : 2015/11/16 13:38]
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