菅生の雨に翻弄され結果は15位・・、初音ミクBMW SUPER GT第4戦菅生

2014/04/19


 
土曜日の予選がまさかのキャンセルになってしまった、SUPER GT第4戦菅生。
結局、予選は日曜日の朝9時 から一発勝負で行われるということになりました。
 

 
初音ミクBMWは予選を終始谷口さんで臨み、最後の最後で 10位 に滑り込む
という結果になりました。これはトップハンディの80kgを背負っている
ことを思えばまずまずの結果だったといえます。予選終了直後のニコ生
でもスタッフ一同 「よすよす」 みたいな雰囲気だったのですが・・・、
 

 
レースが始まると、もうスタート前の雰囲気はどこへやら、GSRが云々
というレベルではなく、全チームが わやくちゃな状態 になります。
 
昼頃からは全く雨が落ちていなかった菅生サーキットですが、いざSUPER GTの
フォーメーションラップが始まるという頃になって急に雨が落ち始めました。
それもかなりの勢いでしたので、全体の3分の1くらいのチームが 慌ててピットイン
 

 
雨が本降りになってくれば、ピットのタイムロスよりもレインタイヤの効果の
ほうが効くだろうという目算で、4号車初音ミクBMWもこのときにピットイン
したのですが、雨は降っているもののなかなか本降りにはならず、むしろ
スリックタイヤで走り続けるほうが得な状況になってしまいました。
 
結局全車がスリックタイヤに戻すこととなり、結果から見るとこの序盤で
ピットインした車が総じて「脱落」 してしまいます。
 

 
レース終盤でも再び雨が強くなってきて、各チームが判断を迫られます。
チョイ濡れが得意な谷口さんがスリックタイヤで頑張って耐えようとしますが、
遂に コースアウト を喫してしまい、「これはダメだ」ということでピットイン
してレインタイヤに履き替えました。ところがここでもやはり雨は
本降りとまではいかずにレインタイヤの良さが活かせません。
 
最終的には序盤も終盤も、タイヤを替えずに耐えた組が得をするという、
初音ミクBMWにとっては 裏目、裏目が続く 厳しいレースになり、
15位でレースを終えることになってしまいました。
 
序盤の判断はともかく、終盤の判断については、換えずに耐えたほうが
良かったのでは、という声もありますが、実際にあの時間帯は想像以上に
雨足が強まっていて、コース上はスリックタイヤでは かなり危険な状態
続いていました。谷口さんを以ってしてもコースアウトしてしまったのは
その1例ですが、同時間帯にコースアウトしている面々が織戸さん、
田中哲也さんといった歴戦のツワモノたちであることを考えると、
あの判断はやむなしだったといえるでしょう。また、この時点でも微妙に
ポイント圏外であったことを考えても、後半の判断は失うものが小さく
「雨が強くなることに賭ける」のが精一杯だったという状態でした。
 
いずれにせよ、序盤でタイヤ交換をした組が一斉に脱落させられた
というのが大きな分かれ道で、どのチームもあとは天候に
振り回されるがままの展開になってしまいました。ファンだけでなく、
チーム関係者の皆さまもヤキモキさせられたことでしょう。
 
 
ちなみに、こんな感じでレース中の車の位置がピットインだらけでバラバラに
なってしまったため、現地では レースの全体状況 が非常につかみにくい一日でした。
帰宅後にレースを見直していると、全体状況がよくわかりました。
 
・ペトロナスがSCが入らないのを見てピットに入ろうと決めたのに、
 SCが白線を越えて ピットイン。慌てて戻ろうとするも
 白線があって戻れないロシター。
 
・フォーメーションラップ中にBRZがタイヤ交換に入ってきてしまう。
 それを見て 「あれ、今入っていいんだ」 といって入ったチーム達が
 みんな「釣られクマー・ペナルティ」 になった。
 
・BRZが10秒ストップペナルティを消化しようとしたら
 停止位置を勘違い して そのまま追い出された
 
・正式名称が「国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR」という
 ラブライブ!ポルシェ。実況のサッシャさんに
 
  「国立ポルシェ」と略されて
 
 何だかよく分からなくなる。
 
・1位を走っていたGAINER 11号車がアストンとヒットしてシャフトが折れる。
 でも10号車が2位だから(震え声)と言っていたら 同じ場所で IWASAKIとヒット。
 
・30秒以上差を付けていたアストン、ピット作業中にジャッキを 下ろしてしまう。
 
・終盤に物凄いペースで追い上げたKEIHIN塚越選手。最終周、周回遅れなのに
 目の前トップのZENTに 「抜かせてもう一周やらせろ」とパッシング
 
 
・・・ええ、全体の状況がよくわかりました(;´Д`)
 

 
私は今回はじめての菅生での観戦でしたが、やはり天候が悪くていろいろ大変でした。
 
降ったり、止んだり、降ったり、止んだり、霧が出たり、中止になったり、
降ったり、止んだり、降ったり、降ったり、止んだり、降ったり、・・・
 
とずっとそんなことを考えながらのレースウィークでしたね。
でも車との距離が近いのと、サーキット自体が小さいのでいろいろ歩き回れて
とても新鮮な感じでした。菅生には菅生ならではの味がありますね。
 
初音ミクBMWは 菅生とは相性が悪い らしく、2011年以降の必勝体制に
なった後も、6位、7位、15位、15位という成績です。
 
この4年間で富士、もてぎ、岡山、大分、セパンでは勝ち星がありますので、
勝っていないのはここ菅生と、あとは鈴鹿だけとなります。
(鈴鹿も大変相性が悪いです・・・5位、リタイヤ、失格、・・)
 
今回は大変苦しい結果となりましたが、同じく上位陣が崩れたことにより、
まだシリーズランキングでは 首位をキープ しています。次戦の富士、
そして鈴鹿と続くサマーラウンドでこの借りをタップリ返してくれる
ことを期待しております(`・ω・)ゞ
 
デジモノに埋もれる日々」と「コミックダッシュ!」は
GSR初音ミクBMWプロジェクトを応援しています!


2014/04/19 [updated : 2014/07/21 22:38]


この記事を書いたのは・・・。
CK@デジモノに埋もれる日々 @ckom
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