GSRファン感謝祭「スープリーム・エクスペリエンス」 胃にくる(?)体験レポート

2016/02/20


 
2/19に行われました「初音ミクGTプロジェクト ファン感謝祭 in 筑波サーキット」
(GSRファン感謝祭)に行って参りました。その中でも一番の目玉といえばこちら、
 
 「スープリーム・エクスペリエンス」
 
です。初音ミクBMWの助手席に乗って、レースさながらの模擬走行を体験できる
というこの日の同乗走行体験の中でも一番極まった(スープリーム)コースです。

 

 

 
どのあたりがスープリーム(至高)なのかというと、、、
 
使用するマシンは2011年のチャンピオンカー 「初音ミクBMW 2011」
ステアリングを握るのはGSRのダブルエース 谷口信輝さんと片岡龍也さん
それが以下のような感じでピットスタートから3周→ドライバー交代→3周を
レースさながらに走ってくれるところを助手席から体験できるのです。
 
- ピットスタート
 
- 1stドライバー 谷口信輝さん
 3周 (アウトラップ - フル - インラップ)
 
- ドライバー交代/タイヤ交換
 
- 2ndドライバー 片岡龍也さん
 3周 (アウトラップ - フル - インラップ)
 
- ピットイン、終了
 
ピット作業をするのはもちろんメインガレージ「RSファイン」の皆さま。
そして 片山右京監督 もピットから無線を飛ばします。その声が
イヤフォンで聞こえます。GTカーの同乗走行の体験だけでも貴重なのに、
こんなに沢山の特別が起こるイベントが他にありましょうか。
 

 
(ちなみにお値段も「すーぷりーむ」じゃが瞬殺だったそうじゃ・・・)
 

 
今回この日のために準備した新兵器はこちら。
 
 RICOHのアクションカム「WG-M1」です。
 
アクションカムといえばGoProか、SonyのAS200V/X1000Vあたりじゃないの??
とお思いでしょうが、「なんか人と違うのを試してみたい」という
あまのじゃくで見栄っ張りな私の性根がよく現れていますね。
 

 
WG-M1はむしろちょっと初心者向けのお安い部類のアクションカムです。
でも電子手振れ補正あり状態で137度の画角で撮影ができます。
これにグリップを付けてこんな感じで手持ち撮影をしました。

これが今回のマシン、初音ミクBMW Z4 2011。4年前のチャンピオンマシンです。
ところが、朝のオープニングセレモニーで、この Z4 2011 と今年のマシン
AMG GT3 2016 だけが エンジンが掛からずに しばらく緊急メンテが続けられ、
ヒヤヒヤさせられました。ガレージスタッフの皆さまの尽力の結果、
無事にエンジンが掛かり、数十分の遅れで進行することとなりました。

スープリーム・エクスペリエンスのピット作業とホームストレートの疾走
を外から眺めるとこんな感じです。走っているところを外から見るだけだと
テレビで見慣れている映像とダブって普通っぽく見えてしまいますが、
ピットに戻ってきて作業する音を聴くとここが異空間であることを強く
意識させられます。
 
ちなみにこの同乗走行、あらかじめ 「同意書」 にサインをする必要があって、
万が一のことがあっても云々・・・なんて書いてあったりします((((゜Д゜;))))
 
順番が近づいてきて、イヤフォンとヘルメットを装着してドキドキしながら
待っていると、いよいよ自分の番がまわってきました。
 
では、前代未聞かもしれないGTカーの一般同乗走行によるレース模擬体験、
スープリーム・エクスペリエンスのスタートから終了まで、ご覧いただきましょう!
 

より高画質なものはYouTubeにも上げてありますのでそちらもぜひご覧ください。

 
初体験の同乗走行でビデオ撮影のノウハウもへったくれもない状態でして、
あとから見直すとやはりちょっと カメラの視点が低かった ですね。
というのも、手持ち撮影ですと、当然ながら自分自身の肉眼でも前を見たいため、
手で持ったカメラはその目線より少し下に構えることになります。
 
レーシングカーは元々目線が低くて狭いため、その目線より下からの
映像はちょっと路面をとらえにくい位置になります。
ヘルメットの側面に貼り付けるのが目線という意味では一番良かったのかも
しれません。ただその場合は相当ガクガクな映像になってしまうでしょうが・・。
 
 
さて、本物のGTカー、それも4年前のチャンピオンマシンに同乗できてもちろん
大興奮でしたが、一般に想像されるような 「ギャー!!」 と悲鳴を
上げるような感じではなく、「おおおおw」とワクワクしながら一緒に
コーナーを攻める目線で食いついて見ていました。
 
私はスポーツ走行の経験はありませんが、レーシングカートのレンタル走行
は大好きで何度か経験があります。あれは速度は70km/hくらいなものの、
地上スレスレを走るため体感速度が2~3倍にもなると言われれており、
今回のGTカー同乗走行もそれをちょっとマシマシにした感じくらいというと
伝わるでしょうか。(同乗走行は本当のデッドエンドのレースではないことと、
そもそも筑波サーキットは短いので最高速には到達しないという面もありますが)
 
ただしそれはあくまで「スピード感」のみのお話で、「迫力」は全く違います。
1トン以上ある鉄の塊 がガクガク震えながら一気に200km/h前後に
加速したり60km/h前後に減速したりするのは、やはり相当なド迫力です。
 
BMW Z4 2011 はとても甲高いエンジン音でそれを至近距離で全身に
浴びているだけでもテンションあがります。ましてピットイン中に
自分の真下でタイヤ交換のインパクトレンチの音がしたりするわけで、
その横で谷口さんと片岡さんがシートベルト締め作業をしたりするわけで、、。
 
上の動画では全く聞こえませんが、走行中はイヤフォンには無線の音が
聞こえています。ピットから片山右京監督が「今のラップ54.x秒」みたいな
レポートを入れてきます。谷口さんが横で 「ここピット入口狭い~!」
みたいなことをボヤいていたりします。全てが至高(スープリーム)ですw
 
 
そんなワケで往年(?)のGSRファンとしては全てが興奮の体験だったのですが、
 
 実は途中でちょっとキモチ悪くなって いました(汗

思い出したんですよ、、、私、昔から 「重度のクルマ酔い」 する人
なんです。林間学校とかでバスの前のほうに座って袋を構えているタイプです。
最近は乗用車は自分で運転してばかりで助手席に座ることがないので
トンと忘れていたのですが(運転手はクルマ酔いにはならない)、
今回の同乗走行ではそれが一気に再発しました。

安藝さんもおどけてこんなことをおっしゃっていますがw
キモチ悪いというのはあながち間違っていません。
 
 とにかく 「ブレーキングが胃に来る」感じ です。
 
前述のとおり「速さ」が怖いとかそういう気持ちは全然なくて、迫力の走行で
ハイになっていて気持ちいい筈なのですが、1コーナー、第1ヘアピン、
第2ヘアピンとググッと一気に減速するたびに、じわじわとボディブロー
のように吐き気をもよおしてくる感じでした。
 
それを思うだけでも、GTドライバーの皆さまのタフさには頭が下がります。
当然、谷口さんにしても片岡さんにしても、この日のイベントのような走行は
レースの日のような 「コンマ1秒も落とせない」 緊張感とは無縁であり、
相当気楽に走っているはずだと思いますが、私はたとえそういうコンマ1秒を
削る緊張感の中でなかったとしても、あのまま70周(1時間) はさすがに無理ですわ、
とちょっと思いました(;・▽・) GTカーで数年ぶりのクルマ酔いをさせられる
とは予想外も良いところです。結局その後30分くらいはしゃがんでいましたw
 
 
ということで、GSRファン感謝祭の目玉の1つ、「スープリーム・エクスペリエンス」
の映像レポートをお届けいたしましたがいかがでしたでしょうか?
 
GSRファン感謝祭はこれ以外にも色々な出し物が目白押しで、ファンの皆さまが
それぞれ 特別な体験 を手にしたことと思います。こうした体験を通じてまた
「初音ミクGTプロジェクト」をもっと好きになる人が増えてくれることを
願って止みません。(個人スポンサーとしても、企業スポンサーとしてもw)
 
デジモノに埋もれる日々」と「コミックダッシュ!」は
GSR初音ミクGTプロジェクトを応援しています!


2016/02/20 [updated : 2016/02/20 12:52]


この記事を書いたのは・・・。
CK@デジモノに埋もれる日々 @ckom
ブログ「デジモノに埋もれる日々」「アニメレーダー」「コミックダッシュ!」管理人。デジモノ、アニメ、ゲーム等の雑多な情報をツイートします。




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ckom 2016/02/21
こちらもセルクマ。おそらく本邦初公開?なGTレースカー一般人同乗走行+ピット作業/ドライバー交代プログラム。
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