新Let's note「SX1」と旧「S10E」の違いをチェック！ PCカードスロット廃止！

　
ただ、コンセプトが大きく変わったということはなく、ある程度の
薄型・軽量を保って自宅でも持ち運びでも使えるノートというベースと、
Sが光学ドライブあり、Nが光学ドライブなし、それ以外はほぼ共通
という構成は変わっていません。
　
大きく変わったポイントは以下のあたりです。
　
　・画面解像度 1280×800 ⇒ 1,600×900
　・厚み 23.4mm(最厚部は41.4 mm) ⇒ 25.4mm(最厚部31.5 mm)
　
厚みに関しては最薄部で見ると若干増えてしまっているように見えますが、
従来のS10の「最薄部」が実質あって無いようなもので、トータルでみると
10mmくらい薄くなって いる形となります。これはかなり大きなポイントです。
　
■仕様・インターフェース | レッツノートS/N （CF-SX1/NX1）
http://panasonic.jp/pc/products/sx1_nx1/spec.html
■仕様・インターフェース | レッツノートS/N （CF-S10E/N10E）
http://panasonic.jp/pc/products/s10e_n10e/spec.html
　
他にも細かい点を見比べていると色々見つかりますが、
「エントリーモデル」ではなく「スタンダードモデル」を基準にすると、
主な違いは以下のような部分です。
　
・USBポート 「USB3.0×1、USB2.0×2」⇒「USB3.0×2、USB2.0×1」
・Bluetooth搭載
・カメラ搭載(主に自分撮り用途)
・PCカードスロット消滅
・ミニACアダプタ付き
・軽量バッテリが標準添付
　
長年ノートPCを活用されてきた方にとって地味に衝撃的なのが
PCカードスロットの廃止でしょう。近年PCカードスロットの意義は
薄れてきたとはいえ、まだまだ手持ちのPCカード周辺機器が多い
という方も少なくないと思います。
　
ただ、今まで 「USBではまかなえない速度」 を主に担当してきた
PCカードスロットの役割は、USB3.0ポートが2つになったことで、
ほぼ代替が利くのかもしれません。
　
あとは細かい点ですが、地味に重さは重くなっていたりします。
　
　標準バッテリ時: 1.34kg ⇒ 1.39kg
　軽量バッテリ時: 1.175kg ⇒ 1.18kg
　
さらに、バッテリ持続時間も、地味に短くなっています。
　
　標準バッテリ時: 16.5時間 ⇒ 16時間
　軽量バッテリ時: 8時間 ⇒ 8時間
　
とはいっても、このあたりは本当に 微妙な差 です。
それよりもスマートで鞄に入りやすい形状にすることを優先したということ
になるのですが、この選択はおそらく歓迎される向きのほうが多いと思います。
　
ということで、新モデル「SX1」と旧モデル「S10E」の違いをざっとみて
きましたが、やはりそのフラットな形状と高解像度には惹かれます。
　
昨年の6月に「S10C」を購入した私ですが、実は別の場所で使っている
「Let's note Y7」 がそろそろ動きが緩慢になってきましたので、それの
置き換えとしてまた購入してしまっても良いなぁ～と思ったり思わなかったり・・。