Xacti C6 実写レビュー - ズームスピードが落ちちゃった?!
2005/12/10まともに使ってあげる時間がなくて
購入してから20日も経ってしまった
という Xacti C6 ですが、今日ようやくテスト使用をする時間が
取れましたので、いろいろ試してみることにしました。
まずは屋外での 動物撮影 からいってみましょう。それにしても、撮影する日が
いつも曇りなのは何故でしょう。晴天での撮影も試してみたいのですが・・・。
屋外撮影1 Xacti C6 | 屋外撮影2 Xacti C6 |
---|
撮影: Xacti C6 MPEG4 3Mbps→MPEG1 VCDに変換 MPEG-1(VideoCD 352×240) 64秒、10.9MB | 撮影: Xacti C6 MPEG4 3Mbps→MPEG1 VCDに変換 MPEG-1(VideoCD 352×240) 56秒、9.5MB |
ご覧の通り、ぱっと見、特に問題な点は見当たりません。相変わらず
フルオート任せでも、それなりにパリッとした色彩の映像が撮れますので、
普通にスナップを残すには特に何も気にする必要がありません。
前回
東芝 gigashot V10 とれたて実写レビュー (vs Xacti C1)、Xacti C1 は 「gigashotよりもグゴグゴ言う」 という
評価でしたが、この Xacti C6 はズーム音、フォーカス音ともに
Xacti C1 や gigashot よりも小さめに抑えられて います。
ただ、音が「グコココ・・・」という軽い音ではなく、
「キュミミミ・・・」という若干耳に付く機械音
ですので、音量は小さくても気になる方はいらっしゃるかもしれません。
私は鈍感ですので、いずれにせよあまり気にならないのですが(・ω・)
一方で気になったのは ズームのスピード です。
何か妙にイライラとストレスある感じがしたのです。
そこで gigashot とズームスピードを比べてみることにしました。
この映像は Xacti C6 のズーム中画面を gigashot で、
gigashot のズーム中画面を Xacti C6 で撮影しています(笑)
ズーム速度 Xacti C6 | ズーム速度 gigashot V10 |
---|
撮影: gigashot MPEG2 6Mbps→MPEG1 VCDに変換 MPEG-1(VideoCD 352×240) 36秒、6.0MB | 撮影: Xacti C6 MPEG4 3Mbps→MPEG1 VCDに変換 MPEG-1(VideoCD 352×240) 27秒、4.6MB |
映像をご覧頂ければ、両者の差が良く判ると思います。
gigashot がワイド端からテレ端まで 5倍ズームを2秒 で移動するのに対し、
Xacti C6 は同じ5倍ズームで 5.5秒 も掛かる
のです。むー、流石にこれはちょっと遅いのでは??
今まではどうだったのかと思って Xacti C1 のズームスピードを測ってみると、
Xacti C1 では 5.8倍ズームを4秒 で移動するという結果が出ました。
gigashot には劣るものの、Xacti C6 よりは速いことになります。
Xacti C6 はこの中では最新機種なワケで、ズームスピードに関しても
もうちょっと頑張って欲しかったというのが正直なところです。
しかし、そんな Xacti C6 にも、「コンパクトさ」という何にも代え難い利点が
あります。気軽に持ち歩けるという点で言えば、gigashot の 38.5mm という
厚みは相当キビシイですが、23.0mm の Xacti C6 なら何処に行くのにも
一緒に持ち歩いていけるくらいコンパクトです。性能を取るか、機動力を取るか、
この2機種はそんな視点から検討してみても良いかも知れません。
2005/12/10 [updated : 2005/12/10 23:59]
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▼ コメント ▼
No.1975 投稿者 : ひろし 2006年1月 8日 05:48
ズーム速度は撮影時と非撮影時でだいぶ違いますよ
No.1976 投稿者 : CK 2006年1月 8日 13:33
●ひろしさん
承知しております(=゜ω゜)ノ ここでは全て撮影時のズーム速度で比較してみました。
Xactiは特に撮影時と非撮影時のズーム速度に差がありますね。
No.6347 投稿者 : あらあら 2007年1月14日 23:36
ズームスピードというのはビデオ撮影という状況では、早さよりスムーズさが「現実的には」大事になると思いますよ。
現にズームスピードが速いビデオで撮影したズームイン・アウトの映像は「素人が作成したのがまるわかり」の「非道いぎこちなさ」がうつります。
恐らくXactiはズームのスピードをプロが取ったズーミングの用にスムーズに見せる為に「ズームのスピード」を研究して考えられたのでしょうね。
何百も撮影していれば、早すぎるズームが如何に美しくないか分かると思います。
人の感じる感性をも研究対象に考慮しているところがSANYOの素晴らしい所だと思いますけどね・・・。
ズームのスピードというのは早くしようと思えばいくらでも早くできるのですよ・・・。
とはいえ、画一の感性を押しつけるような仕様はたしかに頂けないかもしれませんね。
早いズームスピードも搭載して、如何にそれが現実的でないかを分からせるように切り替え式にした方がよかったのかもしれません。
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