エアコンが大雪にパワー負けしているのか、温度が上がりません。

湿度が高い方が体感的な温度は上がるので、結露などの問題はありますが、特に乾燥しやすいエアコン暖房では加湿器の併用をオススメします。

エアコンが暖房時、頻繁に霜取り（運転ランプ点滅し冷えるなど）して「パワー負け」している場合は、
屋外機の前後と上の雪を取り除いてください。
前後の雪は通気を妨げ、上の雪は水となって熱交換器を凍結させる為、
いずれも吸熱効率を落とします。

また、暖房開始後すぐに風速が落とされ、
遠からずコンプレッサーの動作音が下がって温度が上がらない場合には、
室温感知が狂っており、屋内器内部だけ温度が上がり「パワーを上げません」。
この場合（温度センサーが屋内機内臓のみ）は、
（フィルタ掃除は基本として）
空気清浄機か扇風機で、天井付近に床面の冷気を吹き上げてください。

エアコンは暖房時は冷たい強風は出さないようプログラムされており、
屋外から熱が集まりにくいと屋内の風速を微風に下げます。
すると逆に屋内機の中だけ温度が上がってくるため、
今度は、もうフルパワーで熱を集めてこなくて良いと誤認する場合があります。
これを避けるには、床面付近から天井へと冷気を持ち上げる循環送風が必要となります。