今更ながらの盲点、DBR-T360 はVRモード録画番組のLANダビングを受けられない？！

　
■2012/12/22 [Z160 → T360 → からの・・ 「DBR-Z260」へ逆戻り。「最後のRD」なのか？
Z160 → T360 → からの・・ 「DBR-Z260」へ逆戻り。「最後のRD」なのか？]
　
かといって、DBR-T360 がそのままドナドナされていったりするのも
勿体無いお話ですし、これはこれで3番組同時録画など、使い前のある
機種でもありますので、とりあえずメイン環境とは離れて活躍していた
スポーツ等の取って消し用に動かしていた RD-BZ810 と入れ替わりで
活用することにしました。
　
で、RD-BZ810 に入っていたデータの内容を整理して、一部の保存して
おきたいデータだけをLAN経由で DBR-T360 に ダビング（ムーブ）
すればいいかと思っていたのですが・・・、
　

　
ここで DBR-T360 を購入してから1ヶ月半も経って初めて気づく新事実に
遭遇しました。DBR-T360 って、
　
　VRで録画した番組をLANダビングすることができない
　
のですね・・・！ VR番組を RD-BZ810 から選択してLANダビングを選ぶと、
このようにダビング先に RD-X9、DBR-Z160、DBR-Z260 は出てくるのですが、
肝心の DBR-T360 が 出てきません。
　
え、でも DBR-T360 だって、ライン入力からのVR録画は普通にできますよね。
Blu-rayドライブだって DVDも焼ける ワケですから、形式の問題ではないですよね、
どうして転送できないのでしたっけ・・・と「？？？」になってしまったのですが、
どうも一言でいうと、
　
　「ネットdeダビング」に対応していないから
　
ということらしいのであります。地味に面倒くさいお話なのですが、
DBR-T360は 「ネットdeダビングHD」 「レグザリンク」「ネットdeレック」
には対応しているのですが、「ネットdeダビング」には対応していない
ようなのです。
　
前者は DTCP-IP move のような仕組みとしてある程度規格に則って実装
されているもので、たとえば スカパー！HDチューナ からの直接録画や
LANダビングなどでも同じ仕組みが使えるものなのですが、
ネットdeダビング、つまり旧来のVR番組のLANダビングは、RDユーザには
普通に出来るものだと思っていた機能であっても、実は完全に RD独自の機能
なのであって、DLNAなどの既存規格でサポートされているものではないようです。
　
DBR-T360 ではRDの機能をフォローするために頑張って追加実装されたものも
多いのですが、このネットdeダビングはそれに含まれなかった、ということ
なのでしょう。そういう意味ではますます、既存のRDユーザの方が 「乗り換え先」
として選ぶ機種としては、ハードルが1つ上がることになるでしょう。
　
まだこれからRDの後継が絶対に出ないと決まったワケではありませんが、
現時点では DBR-Z260 が RDユーザの拠り所 となることは間違い無さそうです。
私のようなRDユーザはやはりあのRDシステムの画面を見ると安心するのですよね・・。