Let's note S10 のHDDをSSDに換装してみる - ネジ2本で難易度は低め?

2011/06/07

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Let's note S10 のセットアップが済んだところですが、
実は初期セットアップは、
 
 リカバリディスクを作る「だけ」のために
 
行ったもので、最初からSSDに換装する気まんまんなのでした。
 
ということで、リカバリディスクをマニュアルどおり作ったあとは
SSDの換装 を進めていきましょう。くれぐれも先走ってリカバリ
ディスクを作る前に換装してしまわないように注意してください。
 

 
準備をしたのはこちら、Intel SSD 320 160GB です。Amazonで
27,505円でした。いまはもうちょっと下がっているかもしれません。
 

 
中を開けてみるとこんな感じです。
SSDそのものはかなり薄く出来ているのですが、わざわざ2.5インチHDDの
厚みに合わせるように 黒いアダプタ枠(?) みたいなものが付いています。
これを外すことで薄くできます(その際は短めのネジで止めなおします)。
 

 
Let's note S10 のHDD換装はそれほど難易度が高くありません。
まずバッテリを外し、その横にある2本のネジを外します。
 

 
するとこんな風に HDDカバーがポロッと 外れます。
 

 
そこから覗き込むとHDDとそのコネクタに挿さったケーブルが
見えますので、ケーブルをそっと外してからHDDを引っ張り出します。
 

 
ちなみに中に入っていたのは 東芝の「MK6476GSX」
2.5インチ、5400rpmのSATA 3.0Gbps HDDです。
 

 
取り外したHDDと同じように今度は Intel SSD 320 160GB を押し込んでいきます。
黒いアダプタ枠付きのままでも十分押し込めるはずですが、ちょっとキツめ かも
しれません。内部にはガタつき防止のためのスポンジがありますので、
これをちょっと押し広げていくような感じでそっと押し込んでみてください。
 
ちゃんと収まれば、あとはフタを締めればOKです。
 

 
このようにBIOSから「INTEL SSDSA2CW160G3」が認識されました。
あとは作成済みのリカバリディスクからリカバリをしていきます。
 

 
ちなみにこれはSSD換装には限らない話なのですが、S10の内蔵DVDドライブは
デフォルトで電源OFF になっていて、この電源がOS起動後でないと入らない
設定になっているようなので、リカバリができなくて焦ることがあります。
 
これはBIOSから光学ドライブの電源設定を「オン」に変更することで
対処することができます。これとあわせて起動順序も変更して、
内蔵ドライブから起動→リカバリ処理が動くようにします。
 
これで問題なく元のWindows7(64bit版)がSSDから起動するようになりました。
 
 
なお、換装の難易度はそれほど高くはないとはいえ、一度ネジを
はずしてHDDを取り外してしまえば 「無保証」 になってしまうことは
変わりありません。あくまで自己責任 ということでお願い致します。
 
さて、改めてベンチを取り直してみましょう。
ディスク部分以外は全く変わりませんが、ディスクは爆速になりました。
変なキャッシュ等が乗っているかもしれませんので、
後ほどCrystal DiskMak で追試をしようと思います。
あと、変わるはずのないVGA周りの数値が落ちている部分が気になる・・。



(1)
自作
Q9450
(2)
VersaPro
UltraLite
(3)
FunTwist
Fiono330
(4)
Sony VAIO X
Z550(2GHz)
128GB SSD
(5) Panasonic
Let's note S10
Core i5-2520M
(2.5GHz)
600GB HDD
(6) Panasonic
Let's note S10
Core i5-2520M
(2.5GHz)
160GB SSD
CPUInteger705815167713187550108125669972670496
Float71307316952412978676224634809634314
MemoryRead383743928759585859292460697461106
Write200447850178318457883240125240125
ReadWrite41902016517016547757883478105477900
VideoDirectDraw59591962019
Rectangle85340165091857228577553614788
Text41600797539113512813433779
Ellipse706071602240193834723275
BitBlt53719819350168166
HDDRead7699289667636027452661317247342
Write5695237660471236368169802136533
RRead31960507685107524851704675405
RWrite322721771025793296892096675405
ALL161983614435313949839158830198118

個人的には速度もさることながら、稼動部がない というのは何となく安心感が
あります。SSDも読み書き回数の耐性には不安がありますが、それはある程度
年数が経ってからの可能性が高く、HDDのように「運が悪いといきなりカコン、
カコンと言い出す」ようなリスクはあまりなさそうです。
そもそも通常稼動時に スピン&シーク音 がしないのも良いですね。

※追記 CrystalDiskMark で追試ベンチしてみましたが、さすがのパフォーマンスですね。


2011/06/07 [updated : 2011/06/09 12:03]


この記事を書いたのは・・・。
CK@デジモノに埋もれる日々 @ckom
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Donca 2011/06/09
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