BenQ M2700HD が到着！フルHDでは良好、アプコンは若干苦手？

　

　
この手のモニタを買うと、何かそのままポンッと置いて
使えるような錯覚をするのですが、実際には大抵台座などの 組み立て が
必要になりますよね。女性とかだと結構大変だと思います。
　

　
ご丁寧に ねじ回し が同梱されていました。確かに組み立て必須ですので、
「ねじ回しは家庭にあって当然でしょ？無い人は組み立てできません！」
というのもどうかという気がしますので、これは良い配慮だと思います。
（他社製の場合どうなっていたのかはちょっと記憶にありません。。。）
　

　
そんな小さなネジ4本で大丈夫か？
（まぁ問題ないのだとは思いますが・・・。）
　

　
ということで組み立て完了。スピーカが下部に1列型になって
付くタイプですので、表面積は若干大柄に感じます。
　

　
いままで使っていた23.6インチの iiyama PLB2409HDS と並べると
こんな感じです。意外と差を感じない気もしますが、
3インチ程度の差ならこんなものかもしれません。
　

　
虎の子となる リモコン。これが今回のお目当てです。
電源ON/OFF、入力切替は当然として、それ以外の設定変更など、
本体のボタンでできることは全てこのリモコンから操作できます。
　

　
裏面の端子類。左から、USB×2、USB(ホスト側)、コンポネント入力、
アナログD-Sub、DVI、HDMI×2、S端子とコンポジット(それぞれ音声付)、
光音声出力、ライン音声出力、ライン音声入力、となっています。
これ以外に側面にはUSB×2と、ヘッドフォン端子が付いています。
　

　
そんなこんなで普通に映像を表示できました。が、
　

　
あああ・・・ドット抜け・・・
しかも結構目立つところに・・・(;´Д`)
　
これは液晶モニタの宿命としか言いようがありませんね。
残念ではありますが、諦めるしかありません。
　
さて、最初は明るすぎて何か目が疲れるなと思ったのですが、
　

　
標準の映像設定で 輝度が「90」 になっていたりします。
私の場合はこれを結局「50」まで落として落ち着きました。
　
ほかにもいくつか気になるとことはあって、ライン音声出力を使うと
ボリュームが 「30」固定 になって動かなくなります。ライン出力という
意味ではボリュームに左右されないのは正しいのかもしれませんが、
アンプ側に入れている他のソースと出力が結構違って小さかったため、
アンプ側のインプット切替をしたときに突然音が張り裂けるような事態に
何度か遭遇しました。
　
これは側面にある ヘッドフォン端子 から音声を取ると
ボリューム変更が効きますので、今はそれでしのいでいます。
(それでも「100」にしてもまだちょっと小さい・・・)
　

　
ゲームなどをプレイしているときも、反応は特に問題なさそうです。
　
ただ、フルHD(1920×1080)の映像を送っているときには画質は良好なのですが、
ハーフHD(1280×720) の映像を送ってそれをフルサイズ表示してみると、
ちょっとこの アプコンが苦手 なのかな？という印象がありました。
　
ブラビアKDL-40F1で同じく720pを見ているときと比べると、微妙に文字などが
滲んで見える感じがします。結局 シャープネス (なぜかこの機種は「鋭さ」と
日本語)をちょっと強めにしていくことで、ある程度は納得のいく映像になりましたが、
やはりフルHDのソースを入れてこそのモニタという感じはありました。
　
M2700HDは1年前の機種ですが、全体的には80点といったところで、
概ね満足ではあります。(ドット抜けさえなければ・・・←しつこい)
40インチテレビの隣に27インチテレビを置いて、それぞれにCATV、フレッツTVの
チューナを駆使して映像を出し分けるのはなかなか面白いです。
　
あと、これは当初の目的だったのですが、リモコンで電源その他の操作が
できるのはやはり良いですね。PCモニタならリモコンは必要ありませんが、
「テレビ代わり」 を意識するときには、購入時にリモコンの有無を
チェックしておいたほうが良いかもしれません。