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ariam のコミックレビュー(感想ノート)

ariam さんの感想ノート


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1〜82件目を表示    先頭  1  最後  


さよなら絶望先生(30)<完> (講談社コミックス) そんなネタ仕込んでいたならはやくいってくださいよ!
ギャグは箸休めです。
ariam さんのノート  BLEACH 48 (ジャンプコミックス)
評価:   更新日: 2010-12-07 06:38:27
BLEACH 48 (ジャンプコミックス) 彼を使うなら彼の後ろ側をもっと書いて(描いて)あげてください…個人的に彼すきだったんですよ…
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈7〉 (電撃文庫) 胸の奥がきゅうっと締め付けられるような感覚を味わえる素敵な作品だと思います。らすとでわたしという個体は悶死(し)にました。
ariam さんのノート  猫物語 (白) (講談社BOX)
評価:   更新日: 2010-10-30 22:02:25
猫物語 (白) (講談社BOX) 第2幕をはじめますよ,という兆しが読み取れる作品(色々な意味で)。
語り部が語り部なのに,語り口がやたら軽いなあとと違和感を抱いていたのですが,読み進めていくうちに妙に納得をさせられる作品だとおもいます。…というのはやっぱり嘘で,どうにも語り部に馴染めず,腑に落ちないまま読了したので評価を1つ下げています。
ただし,いつも通り(とはいかないかもしれないですが)面白いので4としております。
ariam さんのノート  夏目友人帳 1 (花とゆめCOMICS)
評価:   更新日: 2010-10-24 23:08:08
夏目友人帳 1 (花とゆめCOMICS) 帯に嘘偽りなし,です。妖しく切なく懐かしい,――そして優しく美しい。
構成については,「重さ」と「ギャグ」が丁度良い塩梅なのが素敵。ストーリーにかんしては,いろいろな「やさしさ」やノスタルジックな雰囲気を感じることのできるあったかさがとてもここちよいです。登場人物(あやかし?)たちがあまりにも優しすぎて(←)どす黒い私など「あれ自分こんなに涙脆かっただろうか」というほどぼろぼろきてしまっていて,読了後に恥ずかしいおもいをすることもしばしば。パブリックスペースではぜったいによめません(よみたくても)。たいせつに,しんみり味わいたい作品です。

巻数をおうごとに埋られてきてはいますが,行間に詰められた(語られない)過去がすごく悲しいとおもうです。それでも向き合って折り合いをつける主人公をみてると,じぶんもがんばろうとか思えたりします。
ariam さんのノート  うさぎドロップ 8 (Feelコミックス)
評価:   更新日: 2010-10-11 16:57:40
うさぎドロップ 8 (Feelコミックス) 以前から仄めかされてた展開に全私が(心の声で)叫びました。「マジでか!!マジでか…!!」
ariam さんのノート  空色パンデミック3 (ファミ通文庫)
評価:   更新日: 2010-10-06 20:58:15
空色パンデミック3 (ファミ通文庫) わりと多読症で飽きっぽい私ですが,この本は出版されて即買ってから少なくとも3回は読みかえしています。してやられたっ!ありがとう!というのが読後の感想です(な何を言っているかわからねーとおもうがry)
p.231のさいごの台詞なんかは,本田せんせい何時私の心の声を文章になされたんですか!と驚愕しました。おすすめの評価5!
ariam さんのノート  BLEACH 47 (ジャンプコミックス)
評価:   更新日: 2010-10-06 20:47:33
BLEACH 47 (ジャンプコミックス) 不覚にも「おっ,良くなったんじゃない?」と思ってしまいました(不覚に良く思うとはこれいかに)。3巻の頃の雰囲気と台詞が戻ってきたな!と喜んだものの,またわけのわからないことになりそうな毒電波がゆんゆん放たれていてぬかよろこびになりそうなので評価4と様子見にしています。
めくるめく 1 (マッグガーデンコミック avarusシリーズ) ほのかに漂う「うすた」臭がツボです。けれどハイセンスというわけでもなく,脱力(おつむ)ゆるゆる系4コマなので安心して何度も読めます。私は最低週1よむくらいすきです。ごろごろしながらクスリと笑いたい方に最適な1冊。
待望の2巻が出るとのことで全私が歓喜。
とらドラ・スピンオフ!〈3〉―俺の弁当を見てくれ (電撃文庫) 最後の書き下ろしだけは面白いので,書き下ろしだけでも読んでほしいところですが,スピンオフ2に比べるとすごく中途半端です。
ariam さんのノート  空色パンデミック1 (ファミ通文庫)
評価:   更新日: 2010-09-12 22:37:49
空色パンデミック1 (ファミ通文庫) ボーイミーツガールのかるーい感じがあんまりなくて,かわりに「セカイ」系のずっしり感のほうが勝っちゃっててバランスが悪いかもしれません。だけど良作にはちがいない。
とくに,アングラな演劇みたことあるひとはぜひ読んで欲しいです! そうそう,こんな感じなんだよなとおもいながら読めるはず!
ただし個人的にイラストが好みでないのです…。
多摩湖さんと黄鶏(かしわ)くん (電撃文庫) ばかっぷるがかきたいのか,変態えろちっくなのがかきたいのか,ボーイミーツガールがかきたいのか,青春群像がかきたいのか,よくわからない。どれも中途半端で宙ぶらりんなかんじでした。かなり甘く見積もって評価3としました。
ariam さんのノート  みなみけ(7) (ヤンマガKCスペシャル)
評価:   更新日: 2010-07-10 10:28:39
みなみけ(7) (ヤンマガKCスペシャル) 美少女の破壊力
動物農場: おとぎばなし (岩波文庫 赤 262-4) 伏線を散りばめるだけ散りばめておいて何の捻りも回収もしない展開。オチも主張も見え透いていて薄い。
ariam さんのノート  流星ワゴン (講談社文庫)
評価:   更新日: 2010-06-20 09:58:13
流星ワゴン (講談社文庫)
ariam さんのノート  きよしこ (新潮文庫)
評価:   更新日: 2010-06-19 19:53:55
きよしこ (新潮文庫) もやもやっとした読了感。それでも現実は続いていく。
そこがとてもリアルだけれど,どうしてもハッピーエンドを期待してしまう私がいる。
ariam さんのノート  きみの友だち (新潮文庫)
評価:   更新日: 2010-06-16 21:48:59
きみの友だち (新潮文庫) きみはともだち?
ariam さんのノート  電波女と青春男(5) (電撃文庫)
評価:   更新日: 2010-06-13 09:01:06
電波女と青春男(5) (電撃文庫) 典型的なさいきんのライトノベルっぽい展開とお話になりました。
面白いのですが,おはなしをよみおえたー,っていう達成感みたいな気分はあまり味わえないかもしれません。1~3巻は訓話めいた要素が強くてすきだったのですが,4巻あたりからその要素が薄れてきていて,わたしはすこし悲しい。
ariam さんのノート  プシュケの涙 (メディアワークス文庫)
評価:   更新日: 2010-06-01 23:16:17
プシュケの涙 (メディアワークス文庫) 読了すると,表紙を眺めたくなる。
眺めているつもりが,ふときづくと,またページをめくっている。
1度読み終えて初めて始まる小説かもしれない。

冒頭,些かテンポが悪いような気がしたけれど,後半を読むと,その歯切れの悪ささえも意図されたように読めてくる。あとにしてみると,全体の構成が伊坂幸太郎の某作品に少し似ているような気がしたけれど,断然こちらの作品のほうが好き。
余談だけれど,続編は不要かもしれない。この1冊だけで完成された形だとおもうのだ。
六百六十円の事情 (メディアワークス文庫) またAmazon評価にだまされたΣ 評価としては,よくもわるくも「普通」。『小規模な奇跡』路線を狙ったのでしょうけど,とりたてて褒めるような部分もない出来。
感情移入できない1・4章,入間さんお得意「学生」視点の2章・3章,のほか意外な視点の5章などをみると,表現や文体を試行錯誤されてるとかいう穿った見方ができそうです(題名ど忘れしましたが,恩田陸『図書館の海』の1篇を想像して頂けるとよいかと)。いろいろやられるのは決して悪くないのですが,やっぱり入間さんは「学生」を描くのがいちばん向いているとおもうです。

『99人の最終電車』,ただしど田舎ローカル線,みたいなっ!そんなかんじです。
サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL (角川スニーカー文庫) まさか二巻でるとは想像だにしておりませんでした。 しかもあれだけ酷評したのに購入してしまうとは…。
ともあれ今作の感想ですが、ストーリー自体は面白いです。
前作で散々こきおろした読み辛さの部分は、クセに慣れて読み流しを覚えると案外普通によめるようになってきました。コツはしっかり読まずにフィーリングで読むことだとおもいます。
冒頭の相変わらずな惹きつけないかんじの文章は,読み流しスキルで克服することをお勧めします。
ariam さんのノート  E.G.コンバット (電撃文庫 あ 8-1)
評価:   更新日: 2010-05-31 05:46:56
E.G.コンバット (電撃文庫 あ 8-1) 登録わすれてましたので,3巻までの感想をばばっと。
感想としては味気ないですが,率直に言っておもしろかったです。すごく。
冒頭から中盤までは緻密な世界設定に翻弄されてとっつきにくかったけれど,ずぶずぶとハマってゆきました。 文章うますぎる秋山さん。
シリアスな状況にコミカルなシーンが混在してるのに,シリアスな状況からひっぺがされることもないし,説明描写がそれなりにあるのに,つくりこみが適度な余白を伴っているので不思議とよむのが億劫にならなかったりであっという間に読み終えてしまいました。

ところで4巻ry
探偵・花咲太郎は閃かない (メディアワークス文庫 い 1-1) 発売当初に買ったのだけれど,更新し忘れてた。
著者の他作品とのクロスオーバーが面白い。けれど,ほかの探偵モノと比べても,著者の他作品と比べても,キレがないように感じた。
頑張って意外性を出そうとしているところはうかがえたし,『小規模な奇跡』みたいな路線を狙ったであろうこともうかがえたけれど,それらのすべてが全体の構成やストーリーに冗長さや間延びした印象を与えてるきがした。
そんなわけで3点。
七花、時跳び!―Time‐Travel at the After School (電撃文庫) Amazonで評価が高かったので購入。けれど,あんまり好みでなかったので星3。
キャラクターの魅力もそれなり,メタ発言が多いのも他作品に比べて秀でていない,全体のストーリー構成のメリハリもない。
メタメタな会話にクスリと笑うこともあったけれど,著者が結局なにを書きたかったのかいまいち掴めないものだから,読後感がしっくりもすっきりもしなくて寂しい読書となった。
ariam さんのノート  僕は友達が少ない (MF文庫J)
評価:   更新日: 2010-05-23 12:54:43
僕は友達が少ない (MF文庫J) さまざまな人気ラノベの好評なキャラクターを抜き出して寄せ集めて再構築したらこんなんできました,と言われても納得できる極めてグレーな作品だという感想。
うんと,じゃあなんで4も評価を与えているんだろう。むずかしいことを考えないで読了できるから? 友人関係の悩みに共感できる部分があるから? ラノベの「お約束」がきちんと守られているから?
そういうのもあるとおもう。けど一番の理由は,どこかで私が,そういう人気キャラが一堂に会してわいわいやってくれる世界が見たい,と願っているからだと思う。自分で2次創作書いて自家発電とかできないし。
とある魔術の禁書目録(インデックス) (電撃文庫) 14巻(+SS)を一気に読了した感想を総括してこちらに書きます。

次の3点につき,お気に召さない方もいらっしゃるかもしれません。

1.悪くはないのだけれど,いかに禍々しい凶器であろうとも拳一つでどうとでもなってしまうようなどこか臨場感や迫力に欠けるバトルの描写
2.「目が離れていやしませんか」と思わずつっこみたくなるような,文字通り「目も当てられない」イラストの表情が若干受け入れられない
3.動もすると,青臭い理想論を振り翳すだけ展開

ただし,1については,巻数を追うごとにその傾向を強め,2は,巻数を追うごとに解消(改善)されてゆきます。
一方私は,次の3点につき非常に惹きつけられ,お陰ですっかりハマってしまい,気づけば3日であっというまに1~14巻(+SS+超電磁砲)を読了していました。

1.「科学」と「魔術」という一見すると相反する設定をうまく繋ぐストーリー
2.登場人物の魅力ある設定
3.(青臭い理想論への感情的な意味でも,フラグ乱立的な意味でも)妙に好感や共感がもててしまう

そんなわけで何故か読み続けさせるチカラをもつ不思議なライトノベルです。
純真ミラクル100% (3) (まんがタイムKRコミックス エールシリーズ) 敵になんて なりたくないのに……
敵になんて なりたく なかったのに
ariam さんのノート  よつばと! 9 (電撃コミックス)
評価:   更新日: 2009-11-30 10:38:03
よつばと! 9 (電撃コミックス) 「やんだ あとで なかす」(ゴゴゴゴゴ)
ariam さんのノート  僕の小規模な奇跡
評価:   更新日: 2009-11-18 23:34:11
僕の小規模な奇跡 奇跡な軌跡は素敵です。
ariam さんのノート  電波女と青春男(3) (電撃文庫 い 9-12)
評価:   更新日: 2009-11-14 12:45:03
電波女と青春男(3) (電撃文庫 い 9-12) 諦めずに,自分の能力の限界を超えてがんばろう,なあんておもった。
“文学少女”と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫) 琴吹さんと,森さんがかわいいのです.それだけです.
それ以外のほかになにがいるというのでしょうか!(反語)
(※注:いち琴吹さん派の手前勝手な主観です)
私はしんだ(死因:胸キュン)
サクラダリセット  CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY (角川スニーカー文庫)  久々にシリーズ続編でないものを購入しました.物語やキャラクターはわりと好みで,楽しめました.とりわけ,pp.70~71の「彼女」の発言にやられました.ただし,(1)主題が哲学哲学しているような蒟蒻問答すぎる点,(2)発話者が誰で,誰の視点で物語が進行しているのかがすごくわかりにくい文章である点,につき,評価3程度のお薦めとさせていただきます.
 さて,とくに2週目をよみたい,という強い気持ちにおそわれたわけではないんですが,ふと,なんとはなしに,2週目を読了しました.2週目は,伏線など含めて,多くのものがみえて面白かったです.発話者が誰なのか,この場面では語り部が誰なのか,というものがなんとなくわかってきました.
 いずれにせよ,語り部や視点(誰の主観で物語が進行しているか)が,行間や区切りなしにコロコロかわるので,よみづらいことには違いないです.また,第三者的な語り部を徹底しようと試みられている反面,口語や,登場人物の主観や心理描写を織り交ぜてしまっているものだから,主述や状況をわかりにくくしている上,日本語の使い方としても違和感を抱かせる文章になっています(たとえばpp.264の2~3行目).
ariam さんのノート  みなみけ(6) (ヤンマガKCスペシャル)
評価:   更新日: 2009-06-24 11:21:05
みなみけ(6) (ヤンマガKCスペシャル) さすが保坂は格が違った.
ariam さんのノート  電波女と青春男(2) (電撃文庫)
評価:   更新日: 2009-05-19 21:37:39
電波女と青春男(2) (電撃文庫)  読了後の余韻が、素晴らしい。雲一つない快晴、気を抜いたら吸い込まれてしまいそうな青空を、ただただ、なにもせず、ぼう、と見上げたくなる。
 「みーまー」の暗さはどこへやら、けれど言い回しなんかはそのままで、終始清々しい気分で読める本書は、たとえば日々の生活の清涼剤代わりにいかがでしょうか。私は、こんなに素敵でよいお話ならば、積極的に読みたいなあ、などと思った次第であります。私的には、2巻がおすすめです。是非。
藤崎竜作品集 3 天球儀 (集英社文庫(コミック版)) 「そんなことして――
 あなたは誰をどんなふうに喜ばせられるの――」
(藤崎竜「異説 封神演義」『藤崎竜作品集3 天球儀』より)

考えさせられました。
ariam さんのノート  R.P.G. (集英社文庫)
評価:   更新日: 2008-10-24 18:21:07
R.P.G. (集英社文庫)  大どんでん返し。
 そうきますか、宮部さん。
ariam さんのノート  放課後 (講談社文庫)
評価:   更新日: 2008-10-24 18:18:23
放課後 (講談社文庫)  文句なしの評価5。動機がいただけない、という意見もありますが…。
 さりげなく、それでいてじっくり読み込ませ、世界へずるずる引きずりこむその文章力に圧倒されます。細やかな描写と、たしかな観察眼に裏打ちされた、読み応えのある作品であると思います。
 ちりばめられた伏線が、やや結末を予想させないでもないのですが、しかしそれでも、それぞれの伏線が絶妙に絡み合って、本作品の完成度を高める役割を果たしているようにおもえます。
ariam さんのノート  麦の海に沈む果実 (講談社文庫)
評価:   更新日: 2008-10-24 18:13:54
麦の海に沈む果実 (講談社文庫)  とても素敵な作品です。冒頭から物語へ引きずり込んでくれるような作品を嗜好しているわたしのツボをついてくれるものでした。
 2度、3度読んでも面白い構成で、むしろ、2度目、3度目のほうがより楽しめる作品になっていると思います。読了して冒頭に戻ると「やられた!」という感情を抱く作品。
ariam さんのノート  重力ピエロ (新潮文庫)
評価:   更新日: 2010-06-19 14:01:01
重力ピエロ (新潮文庫)
ariam さんのノート  名もなき毒
評価:   更新日: 2008-10-24 18:06:02
名もなき毒  途中、主人公の思考に若干の飛躍があったように感じられましたが、それすら目をつぶえてしまえるくらい素敵な作品だとおもいます。一気に読ませるうえに、どっぷり感情移入できるこの作品には、文句なしの評価5を送ります。
 だれかに「悪」をなすりつけられれば、どんなに楽なことだろうなあ。やり場のない「怒り」が一番厄介なものだよなあ。でも、どれもこれもすべて誰のものでもなくて「やり場」なんかない自身の感情なんだよなあ。…という感傷に浸ってしまうくらいには飲み込まれます。
ariam さんのノート  今日の5の2 (ヤンマガKCスペシャル)
評価:   更新日: 2008-10-19 09:00:10
今日の5の2 (ヤンマガKCスペシャル)  面白くて、それでいて背中をくすぐられたようなきもちで読了しました。
 桜場さんの漫画は、大人びたリアルな表情とそうでないコマのギャップ、独特な台詞言い回しなどが特徴で「みなみけ」と共通するところかなと思うのですが、「みなみけ」とちがうところは、「恋愛」が前面に押し出されているところなのかなあと感じました。
 そしてそこがこの漫画の魅力でもあるような気がします。ぜひ、背中をくすぐられるような感覚をご堪能ください。
クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社ノベルス)  最近再読して、著者の意図がみえてちょっとがっかりしました。
 キャラクター自体はいかにも「ライトノベル」で、キャラクター同士の掛け合いがすごく楽しいのですが、表現しようとしていることが「文学部」的な概念の講釈などであり、「人が死ぬ」ということにたいするリアルさ・奥行き、そして配慮に欠ける作品のように思え、なんだか憤りにちかい感情を抱きました。
ariam さんのノート  とらドラ!〈9〉 (電撃文庫)
評価:   更新日: 2008-10-11 09:16:25
とらドラ!〈9〉 (電撃文庫)  いままでのドタバタ感から一転、リアルさに心を抉られる作品だと感じました。それはたとえば、宮部みゆきさんの作品だとか、恩田陸さんの『球形の季節』が想起される類のリアルさで、身につまされる思いで読了しました。
 かとおもえば、言い回しや、描写、見せ方、あるいは魅せ方が、よりいっそうユーモラスになっており、読み進める中で、竹宮さんの底知れない実力をひしひしと感じました。
ariam さんのノート  狼と香辛料IX対立の町(下) (電撃文庫)
評価:   更新日: 2008-09-14 21:03:54
狼と香辛料IX対立の町(下) (電撃文庫)  今までわたしが下した評価を改めざるを得ないくらいに楽しめた「対立の町」下巻です。やはり文章がすっきり読みやすくかつ言い回しも描写も巧妙で、物語にどんどん没頭することができる作品です。
 2~5巻あたりでわたしが散々懸念していた「黄門様の印籠」については、本巻序盤で逆手に取られた形となり、展開の脱マンネリ化が図られたように思えます。ばかりでなく、経済のお話のトリックの巧妙さ、駆け引きの臨場感、読了したときに感じる特有の清涼感、もちろんホロや他の登場人物の魅力、どれについてもいっそう磨きがかかり、より素敵な作品となったように感じられました。面白かったです。
東方求聞史紀 ‾Perfect Memento in Strict Sense.  上海アリス幻樂団の東方Projectにかんする書籍です。設定資料集としても、読み物としても、ことによると豆知識としても楽しめる作品だと思います。けれど、東方Projectの世界を知らない人に胸を張って推薦できるほど、本書に「入門書」的な要素はありませんのでご注意下さい。神主ZUNさんが書き下ろした幺樂団の新作CD(Chiptune)付きなところが、ファンにはたまらなく嬉しいです。
ariam さんのノート  KING OF BANDIT JING(6) (マガジンZKC)
評価:   更新日: 2008-09-14 22:36:21
KING OF BANDIT JING(6) (マガジンZKC)  陽気な未亡人の宴(メリィ・ウィドウ)編。
 狂った天使と迂闊に握手するものではありません。
ariam さんのノート  KING OF BANDIT JING(5) (マガジンZKC)
評価:   更新日: 2008-09-09 00:10:45
KING OF BANDIT JING(5) (マガジンZKC)  『赤い風車と恋愛税編』後半。 JINGシリーズでは、これが最高傑作なんじゃないかなあと勝手に思っています。extraSHOTも素敵です。4巻と一緒にどうぞ。
ariam さんのノート  ONE PIECE 9 (ジャンプコミックス)
評価:   更新日: 2008-09-09 00:08:45
ONE PIECE 9 (ジャンプコミックス)  仲間って、いいよね。 きっとそんな感想を抱く巻だと思います。
 One piece屈指の名場面がここにあります。
ariam さんのノート  School Rumble(6) (講談社コミックス)
評価:   更新日: 2008-09-09 00:07:12
School Rumble(6) (講談社コミックス)  リレー編が熱いです。 School Rumbleで1、2を争う名場面を含む巻かなあと個人的に思っています。 後半部は、キャラの主線、太め。
ariam さんのノート  DDD 1 (講談社BOX)
評価:   更新日: 2008-09-09 00:05:12
DDD 1 (講談社BOX)  いきなり文語体の文章なので、入り込みづらかったり、とっつきにくかったりする印象を与えがちですが、浸かってみるとすごく面白かったりします。ただ、続巻があまりオススメできないだけに、大プッシュとはいきませんが……。
パーフェクト・ワールド What a perfect world! Book.1 (講談社BOX) 「ジョーカー」でダメだったもんだから、少し間をおいた作品を読んでみようと思ったのですが……まことに残念な結果に。残念ながら、この世界観についていけそうにありませんでした。
ariam さんのノート  化物語(下) (講談社BOX)
評価:   更新日: 2008-09-09 00:01:19
化物語(下) (講談社BOX)  「噛みまみた」などのハイクオリティなギャグセンスには、相変わらず脱帽しました。読んだ当時は「怪奇にもう少し深さというかシリアスさを添えて欲しかった」とか書きましたが、これはこれでありなんだろうなあといまにして思います。
 続編である傷物語を読まないと、読者はなんとかく宙ぶらりんな気持ちで読了せざるをえないだろうなあと思いました。
ariam さんのノート  化物語(上) (講談社BOX)
評価:   更新日: 2008-09-08 23:59:02
化物語(上) (講談社BOX)  ギャグセンスは群を抜いて高くて、本当に面白かったです。 ヒトクイマジカルの前半部のバカなやりとりが好きな人には、是非オススメしたい作品です。
王ドロボウJING新装版(7) (KCデラックス)  『色彩都市ポンピエ』編。 死がしみこんでくる描写が素敵でした。
 KING OF BANDIT JINGの哲学的世界観への、第一歩的な側面が見られるかなあと思います。個人的に大プッシュ作品です。
ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典 (講談社ノベルス)  蒐集家が幸い(災い?)して購入しました。西尾維新という作家さんの素顔に少しでも迫れるようなものであるような気がしました。たぶん。 暇潰しに辞書をひく感覚で読むことも、裏資料設定集として読むことも、あるいはふつうの読み物として読むこともできるんじゃないかなと思いました。
サイコロジカル(下) 曳かれ者の小唄 (講談社ノベルス)  じゅうぶんに読み応えのある作品であるように思いますが、シリーズの続編ものと、キャラの駆け引きに魅力があるんだろうなあと感じました。
サイコロジカル(上) 兎吊木垓輔の戯言殺し (講談社ノベルス)  相変わらず、西尾さんの日本語へのこだわりがうかがえる作品です。上巻ということもあり、推理小説というよりもキャラクターの駆け引きを楽しむライトノベルとして読むのがいいかもしれません。シリーズ第二部の開幕を告げる作品らしく、読み手を引き込む構成になっています。
クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)  第二十三回メフィスト賞受賞作品で、「戯言シリーズ」第一作目です。推理小説としても、ライトノベルとしても、読み応えのある作品だと思います。
 いろんな意味で「維新さん若いなあ」と感じる作品であると思います。
キノの旅―The beautiful world (電撃文庫 (0461))  「世界は美しくなんか、ない」というキャッチフレーズに惹かれて購入しました。ライトノベルなるものをはじめて手に取るきっかけになった本です。 王ドロボウJINGにも通じるような、シュールともいえる世界観がなんともいえず素敵です。
 ただし、巻を追うごとにだんだん展開のマンネリを感じたり、話の底が浅く感じられるものが多くなってくるので、シリーズとしてはそこまでおすすめできないかもしれません。
ariam さんのノート  GUIDEBOOK School Rumble Pleasure File
評価:   更新日: 2008-09-08 23:30:57
GUIDEBOOK School Rumble Pleasure File  蒐集家という性質が災い(幸い?)して……って、ここまで買うのは常軌を逸しているのでしょうか。前回の分厚いアレに比べたら内容の充実度は多少劣りますが、設定などがよくわかって面白かったです。
ariam さんのノート  Guide Book School Rumble Preasure File
評価:   更新日: 2008-09-08 23:27:34
Guide Book School Rumble Preasure File  蒐集家という性質が災い(幸い?)して買いました。色々な裏設定がわかって面白いです。非常に分厚いので読み応えがあり、暇潰しのお供に丁度良いです。
School Rumble ―恋、知りそめし頃に―     マガジン・ノベルス  スクールランブルの世界観や設定の裏話として読むといいかもしれません。張り巡らされた伏線の解決篇でもあるのですけれど、一部設定と矛盾している箇所があります。
 小説としては、非常にお粗末で残念なものであります。
ariam さんのノート  ファウスト Vol.3 2004.Summer (講談社 Mook)
評価:   更新日: 2008-09-08 23:22:54
ファウスト Vol.3 2004.Summer (講談社 Mook)  新伝奇ムーブメントで有名な奈須きのこ氏の「D.D.D」、西尾維新の「新本格魔法少女りすか」「零崎軋識の人間ノック」など、十分な読み応えを提供してくれるノベルスマガジンです。
 D.D.D.がBox版とは少し違ったり、挿絵が素敵だったりします。
ariam さんのノート  よつばと!(8) (電撃コミックス)
評価:   更新日: 2008-09-08 22:02:52
よつばと!(8) (電撃コミックス)  よつばを通してみる世界は、きらきらに満ち溢れていて、毎日が休日のように思えます。そのきらきらな世界は、よつばがいいこだからこそ描き出されるものなのかもしれません。けれどほんとうは、まわりの人たちのささやかな優しさで支えられているものだったりします。
 なにげない日常の中の、なにげない優しさが、じつは本当の見所なのかもしれません。
 そんな今回は「お祭り」とかのおはなし。やっぱりみんなやさしいのでありました。
“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)  琴吹さんがとてもいい娘であることを再認識する巻であると思います。
 元ネタを読んだことがあるのですが、元ネタ含め、あの形がほんとうに美しいのか、未だわかりません。美しいとかんじるものはひとそれぞれ違うと思いますが、ことによるとその「美しいもの」のなかに、「美しいと思っていたいもの」もあるのかもしれないなあと思いました。
 
ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹 (講談社ノベルス)  のちの化物語に通じるようなかけあいが魅力的です。楽しさと悲しさが凝縮された作品だと思います。
 このあたりから戯言シリーズは、真・本格人外バトル小説になりました。
ariam さんのノート  刀語 第一話 絶刀・鉋 (講談社BOX)
評価:   更新日: 2008-09-08 19:18:58
刀語 第一話 絶刀・鉋 (講談社BOX)  一話目だからなのかわからないのですが、あまり物語にのめりこめませんでした。とくに問題は、設定がイマひとつなところかなあと思います。視点を変えて時代活劇にしたのは斬新ですが、時代モノが持つ特有の重厚さが感じられず少々残念でした。
ariam さんのノート  狼と香辛料〈5〉 (電撃文庫)
評価:   更新日: 2008-09-08 19:10:30
狼と香辛料〈5〉 (電撃文庫)  「トークでのうまい切り返し方を学ぼう!」という内容です。……あれ?
経済については、たぶん4巻より期待してもいいと思いますが、今後はホロのキャラクター小説路線でいこうという真意が見え隠れしているので、やっぱり過度な期待は禁物だと思います。4巻に比べたら純粋に楽しめる作品になっていると思います。
ariam さんのノート  狼と香辛料 (4) (電撃文庫)
評価:   更新日: 2008-09-08 19:09:35
狼と香辛料 (4) (電撃文庫)  文章は相変わらず巧いのですが、「黄門様の印籠」に目をつぶれるか否かで評価が割れるかもなあと感じました。展開や構成がマンネリ化してきて、さらに経済の内容も殆ど生かされなくなりつつあるので、個人的にかなり残念でした。
 前巻にてホロの魅力を前面に出したことで、キャラクター小説としての地位を確立したような気がします。あれ、経済を知れる魅力は……?
ariam さんのノート  狼と香辛料 (3) (電撃文庫)
評価:   更新日: 2008-09-08 18:55:20
狼と香辛料 (3) (電撃文庫)  相変わらず読みやすいです。経済の内容が充実度については足踏み状態なのが少し残念でした。ホロのキャラクター小説の色合いが濃くなってくる巻だと思います。
ariam さんのノート  狼と香辛料 (2) (電撃文庫)
評価:   更新日: 2008-09-08 18:51:24
狼と香辛料 (2) (電撃文庫)  他のライトノベルと比べてもすっきりと読めるところが魅力かなと改めて思いました。
経済要素は、前巻より濃くなっていますが、過度な期待はしないほうがいいかもしれません。ただ、物語の幕引きが前巻以上に強引に感じられました。「黄門様の印籠」なのがちょっと残念です。
 けれどやっぱりホロのキャラクター小説として読むと面白いなあと思いました。
ariam さんのノート  狼と香辛料 (電撃文庫)
評価:   更新日: 2008-09-08 18:46:43
狼と香辛料 (電撃文庫)  支倉凍砂さんの文章はすっきり読みやすくかつ巧妙で、物語にどんどん没頭することができました。読者を読み進めさせる力があるなあ、と感じました。
 アマゾンレビューに「経済について知ることができる」と書かれていますが、あまり参考にならないかもしれません。むしろホロというキャラクター小説として読むと面白いのかもしれません。
不気味で素朴な囲われた世界 (講談社ノベルス)  前作はミステリだと思い込むことにしたのですが、今作はこんどこそ、ミステリと呼ぶべきでないと思いました。これはライトノベルであって、娯楽と読むものだ、と思えばそれなりに面白い(……はず。)です。
きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)  かけあいの面白さは戯言シリーズの春日井春日さんといーちゃんを彷彿とさせます。しかし、果たしてミステリなのか若干疑問に感じました。けれど他の方がミステリだと言っているので、ミステリなんだろうと思うことにしました。娯楽としてそれなりに楽しめたのですが、なんだか腑に落ちない作品でした。
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 3 死の礎は生 (電撃文庫 い 9-3)  読み終えたぞー、というすっきりさが感じられない作品だと思います。無理矢理にひねった悪い意味での予想外なラストに付き合わされ、どんより気分で読み終えました。
ariam さんのノート  DDD 2 (講談社BOX)
評価:   更新日: 2008-09-08 15:36:49
DDD 2 (講談社BOX)  なんだか急いで書き上げたのかなあと感じる作品だと思います。 前作よりも描写が粗い印象をうけ、馴染みがたいフォントも手伝って、なかなかのめりこめませんでした。 あと、当時取り沙汰されていた高野連奨学金制度廃止を皮肉りたい意図が何となく見え透いていて、内容が薄いかなあと感じられました。
 奈須さんの魅力は、「独特な表現や言い回し」かなあと思っています。その風変わりな描写や表現が、文章に独特のリズムをもたせるはずなんですが、本作品は逆に稚拙さを際立たせてしまっているように感じました。
 けれど、エンターテイメントとしては楽しめました。
付喪堂骨董店〈4〉―“不思議”取り扱います (電撃文庫)  ストーリー、表現など含めて、随分面白くなりました。お約束のあの人視点のお話も素敵でした。臨場感なども出てきていて、見事に期待に応えていただいた感じとなりました。ここまで買い続けてよかったなあと思います。
付喪堂骨董店〈3〉―“不思議”取り扱います (電撃文庫)  ストーリー、内容ともにそれなりに面白く読めました。「お約束」であるあの人視点の話に変化をつけてきているところも、なかなかよかったと思います。
 文章に関しては前巻、前々巻に比して少しは改善の兆しをみせているものの、ほぼ同様の感想を抱きました。具体的には、切迫感や臨場感に欠け、さらにストーリーにマンネリを感じ、どことなく物足りないので、表現の仕方にもっとバリエーションと変化をつけてみてほしいなあと思いました。作者さんの今後に期待です。
付喪堂骨董店〈2〉―“不思議”取り扱います (電撃文庫)  前巻同様、わりと面白い作品に仕上がっていると思いますが、「男性が書いたライトノベル」というところも同様でした。描写についても、なんだかどことなく荒削りな印象を受けるのが、前巻同様少し残念でした。
 しかし、やはりキャラクターと世界観などの設定と雰囲気がとても魅力的ですので、それらを是非堪能して頂きたいなと思います。
付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います (電撃文庫)  ライトノベルとしたら、ストーリーは悪くなく、わりと面白い作品だと思います。ただ、女性の心情描写がいまひとつで、よくもわるくも「男性が書いたライトノベル」だという印象を受ける作品だと思います。
 文章については、好みの問題かもしれませんが、たまにぷつりと物語の世界から現実に引き戻されてしまうときがあり、残念でした。
 けれど、キャラクターと世界観などの設定、そして雰囲気がとても魅力的なので、比較的おすすめしたい作品です。
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 善意の指針は悪意 2 (2)(電撃文庫 い 9-2)  前作で面白いかなあと感じたミステリ風味の部分は、わりと破綻してしまっているかなあと感じました。いくらなんでも警察の捜査が杜撰すぎる気がします。
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん幸せの背景は不幸 (電撃文庫)  日本語に対するこだわりを間引きした西尾維新の初期作品です。……嘘だけど。
 ちらと読んだところ、言葉遊びが楽しそうだったので娯楽用にと購入したのですが、知らぬ間にミステリ・テイストになっていくストーリーが案外楽しめました。
 けれど、西尾維新さんのファンは少なからず憤りを覚えるのだろうなあと感じました。
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