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永遠虹路 / 綾崎 隼 の話題をtwitter(ツイッター)からピックアップ
twitter(ツイッター)の検索結果
twitter検索 で「"永遠虹路"」を検索した結果です。前回更新: 2023-10-19 20:08:38 (30分以内の更新はキャッシュを表示します)
誰にだって世界の何処かに味方がいる。限りある命の中で、それでも、そういう人を見つけられたなら。そういう人が自分を見つけてくれるなら。
きっと、人は永遠にだって届くのだ。『永遠虹路』
2022-02-22 23:54:14
2022-02-22 23:54:14
僕が恋に落ちたのは、きっと、あの時だったのだと思う。希望というよりは悲哀に満ちた声で、嘆くような彼女の歌は僕の心臓へと届き、胸の脆い場所に溶けてゆく。心の一番柔らかい場所を鷲掴みにされてしまう。『永遠虹路』
2022-02-22 21:54:13
2022-02-22 21:54:13
「相談相手は正解だね。七虹と一番仲が良いのは私だし、最強の味方になるよ」
「協力してくれるってこと?」
「そうだね。月島なら良いに決まってるじゃん」
私は今、どんな顔をしているのだろう。ちゃんと全力で笑えているだろうか。『永遠虹路』
2022-02-22 20:54:12
2022-02-22 20:54:12
月島とよく目が合うと思っていたけど、あれは全部、隣の七虹を見ていたからなのだ。考えてみれば当たり前の話だ。隣にいつだって七虹がいるのに、それでも私のことを好きになる奴なんているはずがない。『永遠虹路』
2022-02-22 06:54:11
2022-02-22 06:54:11
荒れ狂う波の音を聴きながら、少女を抱き締めていた。熱を奪われていく彼女の体を俺は抱き締め、七虹は俺の胸に顔を埋めて枯れるまで涙を流す。ただお互いの安寧を想うだけの、優しい気持ちがそこにはあった。『永遠虹路』
2022-02-21 22:54:12
2022-02-21 22:54:12
月島とよく目が合うと思っていたけど、あれは全部、隣の七虹を見ていたからなのだ。考えてみれば当たり前の話だ。隣にいつだって七虹がいるのに、それでも私のことを好きになる奴なんているはずがない。『永遠虹路』
2022-02-21 05:54:12
2022-02-21 05:54:12
心の中に生まれた声は、俺の貧弱な語彙では伝えられない。だけど今、間違いなく伝えなきゃいけない言葉が、この胸にあったから、せめて欠片でも届くようにと、七虹を抱き締める。『永遠虹路』
2022-02-20 23:54:13
2022-02-20 23:54:13
彼女が真っ赤な傘を、俺はビニール傘を差し、並んで歩きながらお店を目指した。辿り着いたお店の軒先には、色とりどりの西洋紫陽花が咲いていて、雨露に濡れたその花びらを彼女は優しく撫でる。虹の名を持つ彼女に、この初夏の花はとてもよく似合う。『永遠虹路』
2022-02-20 01:54:13
2022-02-20 01:54:13
僕が恋に落ちたのは、きっと、あの時だったのだと思う。希望というよりは悲哀に満ちた声で、嘆くような彼女の歌は僕の心臓へと届き、胸の脆い場所に溶けてゆく。心の一番柔らかい場所を鷲掴みにされてしまう。『永遠虹路』
2022-02-19 12:54:12
2022-02-19 12:54:12
彼女に洗い立てのハンカチを差し出そう。
せめて隣で笑っていよう。
叶わないと知りながら放つ言葉が、滑稽以外の何物でもないとしても。
届けようと願うだけで、それは、きっと、
―――恋だから。『永遠虹路』
2022-02-18 21:54:12
2022-02-18 21:54:12
月島は落ち込む前に、楽しかったって言える人なんだ。何だかそれだけのことが凄く印象的で、何処か羨ましくさえあって、だからだろう。私はその日から、月島のことを意識するようになってしまったのだと思う。月島の隣にいられたら、きっと昨日までの私より沢山笑えるような気がした。『永遠虹路』
2022-02-18 05:54:13
2022-02-18 05:54:13
僕が恋に落ちたのは、きっと、あの時だったのだと思う。希望というよりは悲哀に満ちた声で、嘆くような彼女の歌は僕の心臓へと届き、胸の脆い場所に溶けてゆく。心の一番柔らかい場所を鷲掴みにされてしまう。『永遠虹路』
2022-02-18 04:54:13
2022-02-18 04:54:13
必死で涙を堪える彼女の肩が次第にしゃくりあげるように上下する。そんな彼女を見つめることしか出来なかった。どんな言葉を発しても、発さなくても、ここから立ち去っても、立ち去らなくても、何を選んでも間違いな気がした。『永遠虹路』
2022-02-16 22:54:11
2022-02-16 22:54:11
「相談相手は正解だね。七虹と一番仲が良いのは私だし、最強の味方になるよ」
「協力してくれるってこと?」
「そうだね。月島なら良いに決まってるじゃん」
私は今、どんな顔をしているのだろう。ちゃんと全力で笑えているだろうか。『永遠虹路』
2022-02-16 16:54:12
2022-02-16 16:54:12
月島は落ち込む前に、楽しかったって言える人なんだ。何だかそれだけのことが凄く印象的で、何処か羨ましくさえあって、だからだろう。私はその日から、月島のことを意識するようになってしまったのだと思う。月島の隣にいられたら、きっと昨日までの私より沢山笑えるような気がした。『永遠虹路』
2022-02-16 15:54:12
2022-02-16 15:54:12
彼女に洗い立てのハンカチを差し出そう。
せめて隣で笑っていよう。
叶わないと知りながら放つ言葉が、滑稽以外の何物でもないとしても。
届けようと願うだけで、それは、きっと、
―――恋だから。『永遠虹路』
2022-02-16 04:54:13
2022-02-16 04:54:13
月島とよく目が合うと思っていたけど、あれは全部、隣の七虹を見ていたからなのだ。考えてみれば当たり前の話だ。隣にいつだって七虹がいるのに、それでも私のことを好きになる奴なんているはずがない。『永遠虹路』
2022-02-15 04:54:11
2022-02-15 04:54:11
彼女が真っ赤な傘を、俺はビニール傘を差し、並んで歩きながらお店を目指した。辿り着いたお店の軒先には、色とりどりの西洋紫陽花が咲いていて、雨露に濡れたその花びらを彼女は優しく撫でる。虹の名を持つ彼女に、この初夏の花はとてもよく似合う。『永遠虹路』
2022-02-14 17:54:13
2022-02-14 17:54:13