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ゼロ / 愛 英史 の感想ノート(レビュー)
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このシリーズの所有者が書いたノート
登山の厳しさというか恐ろしさを生々しく描いている。その中で人間らしさを見せたり、作者らしい描き方。 特にこの3巻は、極限の緊迫感の中で一気に読ませてもらった。 また、本のカバーを取ると、原作者の没原稿(と思われる)が載っている。 最終的な作品と描き方の違いも見れたり、マンガを読み終わってからもう一つの楽しみ方として読める。 |
このマンガで感じたのは、山を通して人間の残酷さや心の弱さが見えてくる事。 一瞬のミスが命を落とすという登山の厳しさなども描かれているが、その命に関わる局面で人間はどういう行動に出るか。それが物語の謎の部分に深く関わったり、それが見える事で山に挑戦する意味を改めて知る。 作者の松本氏がいつも描いていたものとは全く違うテーマだが、中には作者らしい「人間らしさ」が見える作品だと思う。 → ブログ記事へ |
ネタに詰まったり、何か記念があるとゼロの正体に迫る話を出すのはなんとかならないものか。その割にはこの巻は平均的な出来。 どうも最近、芸術の謎を解くという展開ではなく、人間ドラマで話を読ませようとする傾向が強すぎて不満。1話完結で人間ドラマを描くのは難しいし、芸術や美術品についての独自の解釈で読ませるという減点の姿に戻った方がいいと思うのですが・・・。 |
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