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青い花 / 志村 貴子 の感想ノート(レビュー)
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ついに卒業、高校生へ…。 これまではあくまで願望からのファンタジー的なニュアンスだったけれど 高校生ともなってくると大人な雰囲気が出始めて…。 それぞれのキャラクターの成長が楽しみやら怖いやらで、 もやもやしました・・・。 てか、終われるのかこれ? |
「好き」という気持を実際に動かしていくことの、嬉しさ、楽しさ、切迫感、高揚感、そういうものがよく描かれていて、愉しい一巻です。好き、ってなんでしょう。どうなることが、好き、の気持の行き着く先なのでしょう。それは、いいことなのかどうか、そんなことを考えることのできる作品です。 |
志村さんのマンガのテーマ(だと勝手に思っている)の一つにマイノリティーの生きずらさというものが挙げられる。この作品の中でにとりくんは多くの人と出会い、成長していくなかでマジョリティーにはわかりえない困難に出会っていく。 それを客観的に同情もなく、ただ冷静に彼らの喜びと悲しみを描く志村さんの技術に脱帽。実験的なようで実はどこにでもあるかもしれない、遠くて近い世界を描いたマンガだと思う。 |
主役のみならず、様々な登場キャラの心情が丁寧に描かれています。 さらっと読ませるようで入り込みやすい余白の多い構図は 残酷なシーンの心へのえぐり方が尋常じゃありません。 そしてさらっと流してしまいそうなコマでも、細かな言動により心がえぐられます。 |
作者の代表作のひとつ『敷居の住人』のあの人が登場・・・という意外な展開もあったけど、やっぱり衝撃はこの巻ラストの二鳥くんの行動。そして最後のページでその後のことを別のキャラ(マコちゃん)のモノローグで締めるのは志村先生ならでは。少なくとも『鈴木先生』だったらありえない。 |
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