苺ましまろ Blu-ray Complete BOX が到着。大画面に耐えるHDリマスターでましまろな女の子！

　

　
TOKYO MX で4月から 「10年ぶりの再放送」 が始まったときには
一部で大きな話題になりましたが、全てはこのBD-BOX発売のためであります。
　

　
収録されるのはBD 3枚でTVシリーズ全12話とOVA全5話＋映像特典。そして
音楽CDがサントラ、キャラソン、さらにその他(ドラマCD等)がCD-ROM(MP3)
で入っています。最後の1枚は音楽CDではないのがちょっと驚きでした。
　
ちなみに、4月に放送された TOKYO MX での放送はかなり画質が悪い状態で、
今回ぜひその TOKYO MX での放送時との比較もしてみたかったのですが、
残念ながらHDDレコーダの容量不足に泣いたこともあって、画質が悪すぎる
TOKYO MX のソースは 全て消去して しまった後でした。
いや、本当にあれはもうちょっと何とかしてほしかったものです・・・。
　
で、それとは別に、私は実はこんなものを持っているのですが、
　

　
「苺ましまろ TV-BOX」。2008年に発売された廉価版扱いのDVDセットです。
DVDということであくまでSD画質なのですが（というか2005年当時はみんな
SD制作なのですが）それでも先日のTOKYO MXの放送よりはずっと綺麗です。
　
そのDVDセットといくつか比較してみましょう。
今回の BD Complete BOX はHDリマスターのため、単なるアプコンとは
ちょっと違うところを見せてほしいというのが正直なところです。
　


　
TVモニタの写真直撮りで申し訳ないのですが、画質を見るというよりは
細かさの違いを見るだけに留めて頂ければ幸いです。上がDVDセットのもの、
下が今回の　BD Complete BOX のもの。再生環境はどちらも DBR-Z160 の
1080p表示固定で40インチTVに映し出して比べてみています。
　




　
そもそもの元絵（アナログ）がSD放送を前提として作られている時代のもの
でもあり、最近のHDアニメと素で比べられるのは辛いところはありますが、
少なくともDVD版を40インチテレビに映すと全体的にぼわっとするものが、
BD Complete BOX 版は ある程度くっきりな線 に変わるのが分かります。
（SD自体の制作ということで線の太さはどうにもなりませんが）
　


　
文字などの処理は特に顕著ですね。こうして40インチ以上のテレビでも
十分視聴に耐えうる画質になって出てきたのは嬉しいことです。
　

　
元々HDで作られた作品であれば、後からBD-BOXが出るといっても
廉価なまとめパッケージ、という扱いになることが多いですが、
苺ましまろのようにSD時代の古い作品にとっては、初めてHD化される機会
であるわけでして、苺ましまろファンの方はぜひこのHDになったましまろな
女の子をお手元に置かれるのがよろしかろうと思います（何故上から）。
　
個人的には、この「苺ましまろ」には、「のんのんびより」 と非常に似た
空気を感じます。苺ましまろが醸し出す 「優しい空気」 がとてもお気に入りです。
　
2005年当時のことを知らない方でも、 「ぐぬぬ」 だけは知っている、なんて方も
いらっしゃるかもしれませんね。（犬のさたけの絵だけ知っている、とか・・）