dynabook R73 をセットアップ、キータッチも悪くなく、モニタも良い感じ。そして最初にすることといえば・・

2014/12/29


 
ということで、dynabook R73/W4M、2014年夏モデルのOffice2013付です。
年が明けてしまわないうちにセットアップしていってしまいましょう!

 

 
ハードとしての付属品らしき付属品は全くなく、ノートPCと本体だけの
シンプルな構成です。ほかには最低限のマニュアルとOfficeのライセンス
カードみたいなものがついてきます。マニュアル類も詳しいところはすべて
起動後に見られる.pdfの中に入っています。
 

 
キーピッチは19mm で、これは Let's note SX1 と同じですが、画面サイズは
12.1→13.3インチと差があるため、横幅が大きい分、特殊キーの幅をしっかり
取っている感じになります。キータッチは ちょっとペコペコ する感じですが、
ストロークは1.6mmとそれなりにあり、ちょっと慣れれば問題はありません。
 
個人的には同じセパレート型のキーでも、Lavie Z よりは打ちやすいと感じました。
というのも、各キーが完全に平らではなくて、ほんのちょっとだけ凹型
なっているのが指の滑りを受け止めているからです。こういうのは重要ですね。
 
下のほうにあるのがちょっと広めのタッチパッド、それから東芝ユーザにとっては
とても気になるであろう、青いトラックポイントが真ん中に設置されています。
ちょっと触ってみたところタッチパッドは悪くない雰囲気だったのですが、
残念ながら私は、
 
 マウス絶対論者なのでタッチパッドはきっかりOFFに してしまいます。
 
キータッチをしているときに不意にタッチパッドに触れて誤動作するのがすごく
嫌いなのです。
 

 
左側面にはAC電源と、RGB出力、USB3.0×2系統と、HDMI出力があります。
 

 
右側面はSDカードスロット、DVDマルチドライブ、音声端子と、USB3.0×1系統、
LAN端子があります。気を付けなければいけないのが音声端子で、音声出力と
マイク入力の端子が一体になっている 4極プラグ用 になっていますので、
必要に応じて自前で分岐させることが必要です。
 

 
今回わざわざ購入したのは Windows 7 Professional ダウングレード権行使済み
のモデルです。電源を入れるといきなり 「32ビット版」「64ビット版」
どちらを使うかを選択するモードになります。もちろん、ここで32ビット版を
選択する理由は何もありませんので、64ビット版を選びます。
 

 
するといきなり、
 
 
 『 警 告 ! 』
 
 
という エヴァみたいな文字 が出てきて超ビビります((((゜Д゜;))))
このダウングレード行使済み版ですが、HDDに初期イメージとして入っているのは
32ビット版になっていて、64ビット版を選ぶといきなりリカバリモードとして
64ビット版を入れなおすルートに突入するのです。
 
そこで一度「すべてのデータが初期化される」旨を警告するわけですが、
パソコンを買っていきなりこの画面が出てきたらみんな驚きますよね・・・。
気の弱い人ならこれだけでサポートに電話を掛けてしまいそうな勢いです。
 

 
臆せず進むと、普通にリカバリ処理が進んでOSが64ビット版で置き換えられていきます。
 

 
リカバリ処理が終わって、さあWindows7の起動だ!と思ったのもつかの間、
そのWindows7の起動と同時にまた初期インストールプロセスが走り出します。
各種ドライバのインストールや初期アプリのインストールなどがここで山積みになり、
最初のリカバリから含めると 全部で40~50分くらい は掛かったでしょうか。
 

 
長い長いインストールが終わると、ようやく見慣れたWindows7の世界に。
ようこそdynabook! これからよろしくお願いします!
 

 
13.3インチのモニタに 1920x1080のフルHD の解像度というのはなかなか壮観です。
ちょっと細かすぎるという気がしないでもありませんが、ギリギリ使いこなせる
レベルではありますので、情報量を生かした使いこなしができそうです。
 
それとちょっと驚いたのは、液晶モニタが ノングレアなのに非常に鮮明 なことです。
この点は Let's note SX1 と比べると明らかにランクアップした気がします。
 

 
せっかくパフォーマンスPCを欲して買い換えたのですから、何かしら計測を、
と思ったのですが、とりあえず試してみたのはCPUのベンチマーク。
 
ちなみに 「SUPERΠ」 はシングルスレッドの計測しかできません。
419万桁で 「58秒」 という数値ですが、これは Let's note SX1 の
「64秒」 と比べると110%程度ということになります。
 
CPUは i5-2540M → i7-4710MQ ですが、1コアあたりの性能はそれほど違いが
あるわけではない、ということですね。
 

 
それでは、ということでマルチスレッドに対応した円周率計算ソフト
「y-cruncher」 で計測してみたのがこちら。4コア8スレッドをフルで
回したときの1億桁の計算が 「26.7秒」 でした。同じ計算を2コア4スレッドの
Let's note SX1 で実行したところ 「59.7秒」 ですので、223%です。
 
こうしてみると、1つのプログラム(マルチスレッド未対応)の処理をするには
大してアドバンテージはありませんが、複数のプログラムを同時に動かす
ようなシチュエーションでは2倍以上の余裕があることがわかります。
 
実際、以前の Let's note SX1 では、ロボガオンラインを実行しながらGmail
のページを開くと重すぎて待たされる、という経験を何度もしましたが、
この dynabook R73 ではそういう心配はまったくありませんでした。
思惑通りストレスから解放されて非常に快適になりそうです。
 

 
最後にHDDのベンチマークというこで恒例のCrystalDiskMarkです。
dynabook R73/W4M に入っているディスクは 1TBのSSHD というちょっと特殊な
ディスクです。SSHDというのはHDDに少量のSSDキャッシュを載せたような
構成のディスクのことで、この dynabook R73/W4M に搭載されている
「MQ01ABD100H」に、1TBのHDDに 8GBのNANDフラッシュ(SLC) が載っています。
 
ただ、実際にこうしてベンチマークしてみると、SSDとは明らかに違い、
HDDよりは少し上、といった感じのパフォーマンスが見て取れますね。
 
 
ということで、ひととおりセットアップを完了しましたが、
 
 ここでこのまま使い続けると思ったら大間違い です(えっ!)
 

 
大変恐縮ではございやすが、ウチで購入したノートPCはんは
誰でも一度は 「りかばり」を経験して 頂くことになっとりますぅ↑
そのタマ(心臓部)、ぶっこ抜いて挿げ替えさせていただきやしょうかね( `Д´)


2014/12/29 [updated : 2014/12/29 02:27]


この記事を書いたのは・・・。
CK@デジモノに埋もれる日々 @ckom
ブログ「デジモノに埋もれる日々」「アニメレーダー」「コミックダッシュ!」管理人。デジモノ、アニメ、ゲーム等の雑多な情報をツイートします。




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No.78113   投稿者 : bigbear   2015年12月19日 11:53

大変参考になりました。特に最初の立ち上げ時の「win7 64bitのリカバリが必要です」のところが画像付きで安心して昨日同じ機種を発注しました。(東芝のHPや説明をみてもそこのところが不明確でしたので)
ありがとうございます。


No.78114   投稿者 : bigbear   2015年12月19日 11:54

大変参考になりました。特に最初の立ち上げ時の「win7 64bitのリカバリが必要です」のところが画像付きで安心して昨日同じ機種を発注しました。(東芝のHPや説明をみてもそこのところが不明確でしたので)
ありがとうございます。



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