デスクトップPCの心臓移植を計画! Nehalem世代から一気にHaswell世代へ

2014/05/04


 
私は普段のPC作業は基本的に枕元にある Let's note SX1 を使っていて、
デスクトップPCはゲームとエンコードにしか使っていないのですが、
そのデスクトップPCをリニューアルしたいと思うようになりました。

 
現在のデスクトップPCの不満点は主に3つあります。
 
 
1. CPU が旧世代 で、エンコード速度が不満だった。
 
 現在のCPU Core i7-875K は購入した当時はかなりハイエンドだったのですが、
 それも3年8ヶ月も経つとさすがに見劣りするようになりました。
 世代としてはSandy Bridgeより前なのです。そのあとSandy Bridge、
 Ivy Bridgeが出て、今はHaswell時代ですからさすがにそろそろ
 新しいCPUがほしくなってきます。
 
 ■2010/12/28 [Core i7-875Kで新サーバPC - パーツが届くも、CPUクーラーが別売り?!
Core i7-875Kで新サーバPC - パーツが届くも、CPUクーラーが別売り?!]
 
 
2. USB3.0 が使い物にならなかった。
 
 Core i7-875K と一緒に使っていたマザーボードは GIGABYTE の
 GA-H55M-USB3 Rev.2.0 なのですが、このUSB3.0が全く使い物に
 ならなくて色々な工夫をしてみてもどうにもなりませんでした。
 
 ■2013/01/15 [USB3.0チップにヒートシンク?! HDD突然認識不良への対策
USB3.0チップにヒートシンク?! HDD突然認識不良への対策]
 ■2013/03/02 [USB3.0がまたトラブル - もうマザボ買い替えしかない?
USB3.0がまたトラブル - もうマザボ買い替えしかない?]
 
 USBは安定しているからこそ価値があるのであって、いまどきこんな
 USB3.0が使えないPCなんて・・・と思うのですが、当時はそうでも
 なかったのです。USB3.0対応機は まだ出たばかり という頃でして、
 そういう意味では仕方が無い面はあったのかもしれません。
 でもさすがに2014年にもなってUSB3.0が使えません、というのも
 どうかと思うようになりました。
 
 
3. SATA3(6Gbps) に対応していなかった。
 
 同じくマザボの GA-H55M-USB3 Rev.2.0 の問題ですが、これが SATA2
 (3Gbps) までしか対応していませんでした。これも当時としては
 仕方が無い面があり、SATA3(6Gbps)をIntelのチップセットがサポート
 したのはSandy Bridgeが出る2011年1月のことで、現在のマザボは
 その直前に購入したものでした。
 
 ■2013/06/24 [SSD換装でPSO2のファイルチェック時間が大幅短縮! EaseUS Partition Master で肝を冷やす・・
SSD換装でPSO2のファイルチェック時間が大幅短縮! EaseUS Partition Master で肝を冷やす・・]
 
 といっても、せっかく 起動ドライブをSSDに したのに
 その早さが活かせないという実害が出てくると、やはり2014にも
 なったらこれもどうにかしたいところです。
 
 
ということで、マザーボードとCPUを取り替えることはこれで必須条件に
なりました。だったらいっそ新PCとして組んでしまおうと思うところなのですが、
 
 ・ケース、SSD、HDD、キーボード、マウス等には何も不満はないこと
 ・デスクトップPCを 2台置き するようなスペースも確保できないこと
 ・Windows7のOSライセンスを2つも使う意義も感じられないこと
 
等から、今のPCの 心臓部だけ置き換えて しまおうという結論に至りました。
 
 
そうと決めたが吉日で、すぐに店舗に走って購入してきたのがこちら。
 

 
CPU は Intel Core i7-4790K、俗称 Devil's Canyon (ほむほむキャニオン)
です。ヨドバシで 39,600円でした。Haswell世代のCPUは真のハイエンド
というのはまだ登場していないようで、この4万円弱の 4790K が現状での
ミドルレンジ価格帯でありながら上位モデルといっても良いと思います。
(このあと6コアものがどんどん出てくるようですが)
 

 
マザーボードは GIGABYTE の GA-Z97MX GAMING 5。ヨドバシで
18,290円でした。MicroATXで 4790K の倍率変更に対応するとしたら
Z97チップセット を選ぶ必要があります。いえ、別にOCしたいわけでは
ないのですが。GIGABYTE で MicroATX でZ97のモデルは3種類あるのですが、
その中では一番ゴテゴテしたのを選んでいます。
 

 
さて、ここからはオプショナルです。CFDの DDR3-1600メモリ 4GB×2本。
ヨドバシで 9,680円でした。メモリは無理して換えなくても、
今刺さっている DDR3-1333 の4GB×2本があれば動くことは動きます。
しかし、せっかくCPUがハイパフォーマンスになることですし、
メモリで足を引っ張るのは勿体無いと思って一応DDR3-1600にしておきました。
 

 
最後はこちら。Scytheの電源 「鎌力(KAMARIKI)」 SPKRG-750P です。
ヨドバシで 12,250円でした。電源こそ換える必要なんて無いんじゃないの?
という気もしたのですが、実はHaswell世代から電源にはちょっとした
「注文」が付いているのですよね。
 
■Haswell時代の電源ユニットは最小電流に注目?
新型電源ユニットが披露された「玄人志向大感謝祭」レポート - 4Gamer.net
http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20131221002/
■Haswellで非対応電源を使った場合はどうなるのか? : 例の場所BLOG
http://reinobasyo.livedoor.biz/archives/51944817.html
 
Haswellでは 最小電流に0.05A での安定動作を求められています。
これはHaswellで加わった C6/C7ステート でのスリープ時に非常に低い待機電流で
待ち受けるモードが加わったからなのですが、これに対応していない電源で
そのままスリープすると「予期せぬシャットダウン」になってしまうそうです。
 
BIOSでC6/C7ステートを無効にしてしまえば良いらしいのですが、
これも念のためHaswell対応電源に置き換えることにしました。
 
ということで、なんやかんやでしめて8万円ちかくのお買い物になりました。
なおこれらは吉祥寺ヨドバシの価格で、ポイント10%還元を前提とした価格です。
アキバで最安値店を歩いて探せば1割以上お安く買えるかもしれません。
 
いよいよこれからPCの心臓移植に取り掛かります('◇')ゞ


2014/05/04 [updated : 2014/08/17 19:25]


この記事を書いたのは・・・。
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▼ コメント ▼

No.60812   投稿者 : 優駿   2014年8月18日 00:39

うちも似たような世代か。PhenomIIx6 1090Tだから2010年夏頃のはず。

ただエンコードしないから速度の不満無いんだよなあ。
HDDも2TBが1発だけで余ってるし、USBは3.0の機器すら無し。
ゲームはMinecraftやってるけど、別に重さは感じない。

ただ、OSがVistaUltimateだから、あと3年で更新はしなきゃならないけど。



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