できるのはレート変換?形式変換? RECBOXにUSBトランスコーダ「GV-TRC/USB」登場!
2013/05/25
I-O DATA の新型RECBOX「HVL-A」シリーズに、トランスコーダ機能 が
追加された「HVL-AT」シリーズが正式に発表になりました。
前々から公式に登場が予告されていた USBアダプタ も登場します。
■アイ・オー、トランスコーダ搭載のDTCP+対応「RECBOX」 -AV Watch
外出先からPC/スマホで「どこでもビデオ」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130529_601308.html
まずは本体そのものがアップデートされた 「HVL-AT」シリーズ。
HVL-AT2.0 2TB 36,645円 (HVL-A2.0 は 27,720円)
HVL-AT3.0 3TB 45,570円 (HVL-A3.0 は 36,645円)
HVL-AT4.0 4TB 61,215円 (HVL-A4.0 は 52,290円)
ということで、概ねトランスコーダなしの旧機種と比べると 9千円くらい
高く なっています。これを高いと見るか安いと見るかは人によると
思いますが、後述のUSBアダプタの価格と見比べると筋は通っています。
■アイ・オー、DTCP+対応RECBOX向けのUSBトランスコーダ -AV Watch
HVL-Aに追加、録画番組をスマホ配信時に変換
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130529_601329.html
こちらがその旧機種「HVL-A」に同じくトランスコーダ機能を付けるための
USBアダプタになります。・・・いや、「アダプタ」というのは正しくないかも
しれません。別にインタフェース形状やデータの中継をしているワケでは
ありませんし、どちらかというと 「ドングル」 と呼んだほうが良いのかも
しれませんが、扱いとしては 「拡張ボード」 に近いものになります。
型番は 「GV-TRC/USB」。価格は9,975円です。前述のトランスコーダを積んだ
新型「HVL-AT」シリーズは、このドングル?とセットになっているという
記載も特にありませんので、「HVL-AT」シリーズはおそらくトランスコーダは
筐体に内蔵する形になっているのではないかと思われます。
USBタイプのトランスコーダを接続するのは旧型「HVL-A」だけですね。
機能としては「HVL-AT」も「HVL-A + USBトランスコーダ」でも全く同じで、
RECBOXに保存されているオリジナルの映像データは加工せず、
DTCP-IP、DTCP+で配信をする際に動的にトランスコードをしてから
データを流す機能が追加されます。
ただ、その変換レートについてはまだ情報がちゃんと開示されていないようです
ので不安があるのですが、上述のニュース記事ではこんな表になっていました。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130529_601308.html
変換元がコレなら、変換後はコレ、というような固定の変換表のように
なっているのですが、もしかして完全にこの組み合わせだけなのでしょうか。
だとすると望んでいるものとちょっと違うものなのですが、、、。
実は個人的に大きな期待を寄せているのは、DTCP+による外出先での視聴も
さることながら、宅内の普通のWi-Fi でのDTCP-IP配信時にも柔軟に効くような
トランスコーダだったりします。1つ前の記事でわざわざ触れたのですが、
■2013/05/24 [Twonky Beam のiPad mini版とAndroid版でスカパー!HDの再生可否が違う、などのお話Twonky Beam のiPad mini版とAndroid版でスカパー!HDの再生可否が違う、などのお話]
たとえばこのように、Twonky Beam をiPad miniやSH-06Eで使う場合、
それそのものがMPEG2-TSを扱えないために、地デジをDR録画した映像は
全く受け付けないという事態になっています。こういうケースでは、
「MPEG2-TS 17Mbpsが レート高すぎ だから、3.5Mbpsに落とします」
では意味がなくて、
「MPEG2-TSが解釈できないクライアントだから
MPEG4 AVC/H.264に変換しながら 流します」
というようにコーデックをクライアントの受け取れるものに変換してから
送り出してやる必要があります。トランスコーダに求められているものは
もちろん 「レートを落とす」 という役割もありますが、この 「形式を変える」
という役割も非常に重要なワケです。(ただ、実際問題としてMPEG2←→MPEG4の
相互変換というのはそんなに生易しいものではないとは思いますが・・)
もちろん、I-O DATAの用意するプレイヤー「DiXiM Digital TV 2013 for I-O DATA」
を使ってPCで再生するぶんには、どの形式であろうと何も問題ないと思いますので
I-O DATAとして保証するシナリオの上では役割を果たしているといえるのですが、
せっかくの配信時動的トランスコーダですので、クライアントの受け取れる形式に
応じて頑張って変換してくれるようなトランスコーダになってくれないかな、
という期待もちょっとだけしています。
いずれにせよ、すでに HVL-A2.0 を所持している身としては、
今回登場するUSBトランスコーダは 入手しない手はありません。
発売されたら早速購入して試していたいと思います。
2013/05/25 [updated : 2013/06/03 02:34]

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