新型「Slingbox350」を試す - Slingbox PRO-HD と遜色なく良好
2013/03/19
国内では新登場となるSlingboxの新型 「Slingbox350」 が届きました。
Slingbox PRO-HD の機能はそのまま継承しつつ、入力系統を1系統に
減らすことで 小型化 を実現した機種ということになります。
さっそくセットアップして使っていくことにしましょう。
■2013/02/27 [Slingbox 350 国内発表! 小型化というか2→1系統になってコンパクト化
Slingbox 350 国内発表! 小型化というか2→1系統になってコンパクト化]
付属品はこんな感じです。本体、ACアダプタのほかに、白赤の音声ケーブル、
黄色のコンポジット映像ケーブル、そして赤青緑の コンポネント/D端子変換
ケーブルが入っています。一番左側に見えるのはリモコン用IRケーブルです。
本体正面はこんな感じ。相変わらず奇抜なデザインですが、ボツボツの
凹みの中に、左側に2つほど インジケータ になっているものがあります。
右側はお馴染みのSlingboxマークで、映像配信中に光ります。
今回は赤ではなく全部のインジケータが白の光になりました。
真ん中の2つは、実はこれも リモコン信号を出すIRランプ です。
もし操作する機器と向かい合わせに設置できるのであればこれを使って
リモコン操作ができますので、前述のIRケーブルを使う必要はありません。
背面です。下の段が入力系統、上の段がスルー出力系統です。
コンポジットとして使うこともできますし、コンポネント(D端子変換)
として使うこともできますが、音声入力は共通です。
USB端子 が備わっていて、そういえばPRO-HDのときは無かったなと思って
調べてみたのですが、
マニュアルにハッキリと 「(使用しません)」 と記載されています。
使用しないのかよ、そうなのかよ・・・。
こちらが新しくなったリモコン信号用の IRケーブル。旧型はカギ型に
なっていて機器のうえから覆いかぶせるように貼り付ける形状でしたが、
新型は ピラミッド形状 になっていて、機器の前方に置いて使う形になっています。
方向を選ばず信号が飛びますが、設置場所には悩むかもしれません。
Slingbox PRO-HD と大きさを比較するとこのようにハッキリと違います。
表面積はまるまる半分くらい になったと思えばよいでしょう。
奥行きもかなり短くなりました。
背面を見ると、小型化の要因は入力系統を減らしてコネクタが減ったからだ
ということが良く分かります。PRO-HDではS端子入力も扱うことができましたが、
Slingbos350には S端子入力はありません のでご注意ください。
また、PRO-HDには米国でしか使い物にならないデジタル放送端子があったのですが、
Slingbox350ではこれが無くなっていることも小型化の要因の1つです。
私はPRO-HDからの買い替えですので、セットアップは特に目新しいことは
ありません。セットアップ中にはリモコン設定のために接続先の機器の種類を
聞かれますが、ここで 「DBR-Z160」 とか打つとまんま対応リモコンが出てくるのが
嬉しいところですね。リモコンの対応表は以下のページにも一覧があります。
■対応リモコン一覧|Slingbox 公式サイト
http://www.slingbox.jp/support/remote/
ということで、苦も無くセットアップが完了し、PRO-HDのときと同じように
RD-X9 のD端子出力の映像が観られるようになりました。
宅内であれば ビットレートも5Mbps以上 で大変綺麗に表示されます。
f
ブラウザ一杯に表示しても、全画面表示にしても、宅内の配信であれば
十分綺麗に表示されます。この綺麗さがSlingboxの一番のウリですね。
ところで今回1つ気が付いたのですが、ブラウザのSlingPlayerアドオンが
更新されたようで、設定項目にいままで見かけなかった「サービスプロキシ」
「ストリーミングプロキシ」 という設定項目が見つかりました。
いままでSlingboxをPCのブラウザから使う場合には、いわゆるhttpではない
直接通信をしていたため、proxy経由でないとネットにアクセスできないような
環境では使うことができませんでしたが、これはそのストリーム配信データも
httpのproxy経由で 流せるようにするためのオプションのようです。
まだこれを試せる環境にはないのですが、機会があれば試してみたいと思います。
ホテルに配備されたLANなどでは、ホテルによってWebアクセス以外の ポート利用 が
厳しくブロックされたりするところもあったのですが、もしかするとこのオプションで
乗り越えられたりするのかもしれません(?)
ということで新型のSlingbox350を、まずはざっと動かして試してみました。
Slingbox350の特徴として D5信号(1080p) に対応したという点もあるのですが、
実際に配信される映像はネットワーク経由の数Mbpsまでですので、そこまで
元画質にこだわることもないでしょう。ただ、TVモニタへの出力もD端子で
やっていたような方だと、スルー出力 をD5にしたいがためにSlingboxへの入力も
D5にせざるをえないということもありえますので、そういう意味でのD5対応には
意味があるものと思われます。
いずれにせよ既存の Slingbox PRO-HD と比べて、入力系統が2→1に減った以外は
何1つ 遜色なく使える印象 でした。小型化されてかさばらなくなりましたし、
出張先 で自宅の録画番組を観たいといったシーンに興味がある方は試してみる
価値はあると思います。私も泊りがけで出かけるときなどに活用しています。
2013/03/19 [updated : 2013/03/25 02:34]
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