nasneに外付けHDDを増設、バスパワー動作がウリのIO-DATA「HDPC-UT1.0K」

2012/09/24

■2012/09/23 [nasneのデータを引っ張りだせ! ムーブインできる「iVDR-S」を使ってみた
nasneのデータを引っ張りだせ! ムーブインできる「iVDR-S」を使ってみた]
 

 
nasneで録画したデータをムーブで引っ張り出すことのできる iVDR-S
導入しました。そしてこの iVDR-S の存在によって、私としては、
 
 nasne にもっと投資できる理由ができました。

 
nasneで録画したデータが完全にnasneの中に死蔵されてしまって 「録って消し」
以外の活用ができないのであれば、nasneは「重要ではないものを録って見る
だけの補助レコーダ」という地位どまりだったのですが、ここからムーブができて
iVDR-S経由でDBR-Z160に移動したりBDに焼けることが確認できましたので、
「いざというときの バックアップレコーダ」の役目を果たせることになります。
 
ということで、晴れてnasneに 増設用のUSB-HDD を繋ぐことを決めました。
機種はIO-DATAの 「HDPC-UT1.0K」。2.5インチ1TB HDDを使った小型タイプです。
 

 
え、なぜそこで1TB? という声もあると思います。nasneは3TBには対応して
いませんが、2TBまでなら対応 をしています。増設HDDは同時に1台しか繋げません
ので、出来る限り大きい容量を追加しておきたいというのが人情でしょう。
 
しかし、私があえてこの1TBの「HDPC-UT1.0K」を選んだのは、ノート用の
2.5インチHDDを採用していて明確に 「バスパワー動作」 を謳っていたためでした。
 
もちろん巷の3.5インチHDDを使った大容量USB-HDDでも、バスパワーで動作する
ものは多いですが、環境によってスピンアップに失敗する可能性というのは
どうしても電力消費量の大きいほうが高まってしまいます。nasneのような
小型のガジェットに付けることを考えると、バスパワーで安心して動作しそうな
ほうを選んだほうが良い、というのが今回のチョイスの理由です。
 
ちなみにこのIO-DATAの「カクうす」シリーズ、今度2TBの 「HDPC-UT2.0D」
出るのですね・・・何という間の悪いタイミング・・(;´ω`)
 

 
今回購入した「HDPC-UT1.0K」は、小さいながらもUSB3.0に対応しています。
ミニUSBのUSB3.0コネクタ って初めて見ましたが、こんな形になっているのですね。
USB2.0のケーブルも付いていますが、どちらで接続してもnasneでは普通に
USB2.0として認識されます。
 

 
とりあえずこんな感じで並べて繋げてみました。(裏面は青です)
nasneは形状がアレなため、重ねて置いたりすることはできません。
 
 
さて、実際に使用する前に、1つ問題があります。
 
この「HDPC-UT1.0K」は出荷時にはNTFSでフォーマット済みになっているのですが、
nasneは FAT32 でフォーマットされていないと認識してくれません。
ところが、Windows7って実は標準フォーマッタでは NTFS か exFAT しか選べず、
FAT32でフォーマットできないのですね。
 
■サポートライブラリ | I-O DATA ハードディスクフォーマッタ | I-O DATA | アイ・オー・データ機器
http://www.iodata.jp/lib/product/i/2107.htm
 
ということで、IO-DATAが自前でFAT32にもフォーマットできるソフトを
準備してくれています。これでFAT32にフォーマットしてから使いましょう。
 

 
nasneに接続するときには、特に電源を落としたり再起動したりする必要は
ありません。何も考えずにザクッと挿すと、このように 「未登録」 の外付け
HDDとして識別されます。
 

 
ここで儀式としての登録作業をすると・・・、
 

 
見事に使えるようになりました!
464GB ⇒ 1395GB と3倍の容量 になっています。
 

 
ちなみに、nasneのソフト(torne)側見ると、nasneの内蔵HDDと外付けHDDという
概念がありません。録画をするときも、どちらのHDDに録画するか
指定することはできなくて、「nasneに録画する」という指令しか出せない
ことになっています。
 
おそらくはnasneは内蔵HDDから順に容量を埋めていき、足りなくなったら
外付けHDDを使うというような動きをするのだと思われます。
ただ、外付けHDDを外したときには、
 
 外付けHDDに録画された番組だけが見えなくなる
 
ということになるそうですので、そのあたりの割り振りが録画日時順で
決まっていくというのが、整理の段階で問題になることもありえるでしょう。
そういう意味では1台のnasneでは1台の外付けHDDを繋げて 一生交換しない
というくらいの気分でいたほうが良いかもしれません。
 
ということで、標準の500GBだけでは心許なかったnasneも、だいぶ快適になりました。
もし iVDR-S の件がなければ、たぶんnasneに増設HDDをつけようとはしなかった
と思いますが、録ったものを iVDR-S経由とはいえムーブできるようになった
ことで、nasneの世界は大きく広がりましたね。


2012/09/24 [updated : 2012/09/30 18:19]


この記事を書いたのは・・・。
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Donca 2012/09/30
✔ nasneに外付けHDDを増設、バスパワー動作がウリのIO-DATA「HDPC-UT1.0K」
ya--mada 2012/10/01
うしうし、nasne でバスパワーで使用可能っと。/ただし FAT32 のみと。
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▼ コメント ▼

No.32485   投稿者 : Beep   2012年9月30日 19:48

HDPC-UTは14mm、HDPC-UTDは19.8mm
中身はhttp://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120804/etc_wd2.html
かな?


No.32486   投稿者 : とおりすがり   2012年9月30日 20:26

外付けはなんTまで使えるんでしょうね?
12台搭載できるドライブがあった気がするのですが使えたら楽しいですね



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