キャプチャ用RAID-0ディスクが異常に遅い！原因はHDD単体の不具合？

　
そこでとりあえずベンチマークをしてみることにしました。
　
■2010/03/12 [Corega CG-HDC2EU3100 の運用快調、改めて実感するRAID-0の実力
Corega CG-HDC2EU3100 の運用快調、改めて実感するRAID-0の実力]

　
これが昨年3月の時点でのベンチマーク結果なのですが、
　

　
これが今日測った値です。なんとシーケンシャル書き込みが
　
　161MB/s ⇒ 62MB/s までガタ落ちして
　
います。何でこんなことになってしまっているのでしょう。。。
　
　１、内周、外周の速度の差
　２、フラグメンテーション
　３、ディスクに不具合がある
　
などなど、考えられる要因はいくつかあるのですが、
現段階でどれがおかしい、とは断言できません。
　
とりあえず パーティション を区切りなおして、
外周、内周の差を作って調べてみることにしました。
　
同じ構成のディスクを使ってRAID-0を組んでいるぶんには、
単体のHDDと同じように外周⇒内周の順に領域確保されるそうです。
　

　
こんな感じで真っ二つに分割してみます。
先に作ったほうが外周、後に作ったほうが内周だったと思いますが、
それぞれベンチマークをしてみると、、、
　


　
おかしい！
　
左側が外周、右側が内周です。
シーケンシャル読み込みを見ると、外周のほうが想定どおりベストな
パフォーマンスが出ているのですが、書き込みだけが異常値とも思える
15MB/s まで落ち込んでいます。いくらなんでも有り得ません。
内周のほうは145MB/s、140MB/sで、これは想定どおりといえるでしょう。
　
そこで結局ばらして1台ずつ単体テストをしてみることにしました。
　

　
これらのテストはパーティション区切りなおして、フォーマット
しなおして、・・・とやるだけでも1台あたり 40分くらい の
時間が掛かる根気の要る作業なのですが、、、
　


　
はっはっは・・・（哀）
　
1台目は問題なかったのですが、2台目が凄いことになりました。
書き込み 3MB/s て・・・ 3MB/s て・・・。PC98時代のIDEかYO!と
思うくらい異常な状態になっています。詳細はわかりませんが、
ディスク単体の不具合であることは間違いないでしょう。
　
どうやら新しいHDDで組み直しを強いられることになりそうです orz