デジタルテロッパ(EN-NL1068)用2ch実況スクリプト、ActivePerl版を作ってみた

　
■2010/09/24 [デジタルテロッパ「EN-NL1068」向け、2ch実況を流し込むスクリプトを作ってみた
デジタルテロッパ「EN-NL1068」向け、2ch実況を流し込むスクリプトを作ってみた]
　
開発フォーラム のほうにもご参考程度に告知トピックを立てていたのを
すっかり忘れておりまして、、、レスを頂いたのに気づくことが
できていませんでした。失礼致しました。
　
■Digital Telopper Forum • トピック - 開発報告（サンプルプログラム）
http://forum.digitaltelopper.com/viewtopic.php?f=14&t=8
　
というのも、この開発者フォーラム、初期の頃はトピ立てもレスもみんな
管理者(Admin)承認制 になっていたようでして、その承認が書き込んでから
数日立っても降りない、等など色々とコミュニケーションの場としては問題が
多かったことがありました。（今はレスは即時公開になっているようです）
　
もうちょっと気軽に書きこめる感じのあるフォーラムになると良いのですが・・・。
実はこのテロッパ、2chにもスレが無いようなのですよね。使っている人が
まだまだ少ないからでしょうか。
　
　
ということで、ここから本題です。
　
その開発者フォーラムのほうで、先日のサンプルスクリプトが うまく動かない、
というコメントを頂いています。私としてはあくまでサンプル、という気持ちで
「こんなに簡単に作れるよ」ということを示すだけの意味で公開してしまった
のですが、やっぱり公開したからにはそれを見た人が動かせないと説得力がない、
ということもありますので、もうちょっとだけ頑張ってみようと思います。
　
ただ、ここで私がWindowsアプリでも作れる技量を持っていたら良かったのですが、
残念ながら私にはその技量がありません。そこでせめてWindows上で ActivePerl で
ちゃんと動くようにブラッシュアップしたものを公開しておきます。
　
・Windows PC上での動作環境としてActivePerl（http://www.activestate.com/activeperl）をインストール
(中略)
これでコマンドプロンプトが表示されるところまでは行きますが「no update dat.」が延々と繰り返されます。
単に書き込みが少ない板なのかと、いくつか変えてみましたですが、変わりないようです。
前回のスクリプトでは残念ながらActivePerlでそのまま動かすと、
私が動かしてもこの状態になりました。調査の結果、
　
　１、文字コード処理 がいい加減だった。
　２、ActivePerlのLWPが持つデフォルトのUser-Agentのままだと
　　　2chでモロに アクセス規制対象 に引っかかっていた。
　
という2つの理由があって、、、というか2つめの理由が想定外すぐる(;´Д`)
これらにチェックを入れて、ちゃんとActivePerlで動くようにしたのがこちらです。
　
　
　■デジタルテロッパ(EN-NL1068)用2ch実況スレチェック サンプルスクリプト
　ver.20101013 ActivePerl動作確認済み
　http://c-kom.homeip.net/review/blog/temp/telopper2ch_v20101013.pl.txt
　
　
保存するときは必ず文字コードを UTF-8 にして保存してください。
Windows標準のメモ帳でも保存ダイアログの「文字コード」のところで
UTF-8を選べるはずです。
　

　
ActivePerlはこちらからダウンロードしましょう。
　
■ActivePerl Downloads - Perl Binaries for Windows, Linux and Mac | ActiveState
http://www.activestate.com/activeperl/downloads
　

　
普通に32bit Windowsを使われている方なら「Windows (x86)」の「AS Package (ZIP)」
を落として解凍、その中の Installer.bat を起動すればインストールできるはずです。
　

　
大体の質問はENTERを押していくだけで問題ないのですが、
最初の2つだけ「ライセンス条項を読みましたか？」といった質問には
わざわざ 「yes」 と打たないといけませんので注意してください。
　

　
こんな風に「Perl」フォルダに一式がインストールされます。
インストールフォルダを明示的に変更指定していなければ、
C:\Perl\bin\perl.exe が実行ファイルになるはずです。
　
先ほどの.plスクリプトの先頭行に書いてあるperl.exeのパスは
それに合わせたものですが、実はActivePerlをインストールした時点で
拡張子「.pl」は自動的にActivePerlに 関連付け されますので、
あまり気にする必要は無かったりします。
　
あとは先ほどのスクリプトの始めのほうにある 設定部分 をいじります。
　

　
telopper_ip にはデジタルテロッパのIPアドレスを指定します。
target_board_url には対象となる2chの実況板のトップURLを指定します。
MAX_CALL と INTERVAL_SEC は特に理由が無い限り変更なしで構いません。
　
keywords には、スレッドを絞り込むためのキーワードを指定します。
何も指定されていなければ、その板で一番書き込みが増えたスレを選びます。
keywordsが指定されていると、そのキーワードにマッチしたスレ名だけを
対象にして、やはり一番書き込みが増えたスレを選びます。
keywordsは半角スペース区切りで複数のスレを拾うOR指定になります。
(例、野球実況chで「ロッテ かもめ専 鴎専」など)
　
ということで実行してみましょう。
これは板＝スカパー実況ch、キーワード＝「AT-X」での実行結果です。
　

　
大変よく動きました。ありがとうございます。
　
例によって対象の板、スレッドを変更するにはスクリプト本体の中のテキストを
書き換える必要がありますので、あくまでサンプルの域を出ないのですが、
一応はWindowsだけで動かすにしてもこれで実用には足ると思います。
あとはどなたかが同じ原理で板やキーワードを簡単に指定できる
Windowsアプリ を作ってくださることを期待して・・・
　
ちなみに私自身はWeb CGIのほうが得意なため、自宅サーバでバッチを
常時起動して、CGIで設定を切り替えるような仕組みを別途作っています。
　

　
みなさまも是非デジタルテロッパ(EN-NL1068)の世界を満喫してみてください。
　
■2010/09/21 [ニコニコ実況を放映中のテレビに！ デジタルテロッパ「EN-NL1068」が到着。
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デジタルテロッパ(EN-NL1068)は現在はAmazonでも取り扱いがありますが、
今のところはニコニコ直販が特価で販売中ですので、注文される方は
そちらをまず確認してみたほうが良いかもしれません。
　
■デジタルテロッパ - ハイビジョンテレビでニコニコ実況を楽しむ
http://info.nicovideo.jp/telopper/