玄人志向の「玄蔵Duo」でeSATAのRAID-0ドライブを構築 - ベンチマークも絶好調

2009/07/13

■2009/07/12 [一時ファイル置き場はやはりNASよりも・・・eSATAケース検討中
一時ファイル置き場はやはりNASよりも・・・eSATAケース検討中]
今はまず、どれでもよいから1台eSATAで試してみたいという気分です。
ということで、早速ブツを物色してみることにしました。
 
SATAのHDD 1台を eSATAにするケース やアダプタは沢山ありますが、
なにせ移行前の環境が 500GBx3台のRAID-0 NAS という大所帯ですので、
単純に1台モノを使ってもちょっと面白味がありません。
 
とりあえず 「2台使えるもの」 を最低条件にし、その中でもできれば
2台を RAID-0(ストライピング) にできるものを優先しようと考えました。
(他にはJBOD(スパニング)だけできるものや、2台として認識されるものがある)
 
そこで見つけたのが玄人志向セレクトの「玄蔵Duo」です。
eSATA版は型番にすると 「GW3.5MX2-SUE/CB」 になります。
 
■玄人志向 - GW3.5MX2-SUE/CB
http://kuroutoshikou.com/modules/display/?iid=1031
 


 
パッケージにはちゃんとシングル、スパニング、ストライピング、
ミラーリング全てに対応できる旨が記されています。
 


 
大きさは割と小柄で、HDDを2台重ねて一回り大きくしたイメージ、
プラス前後にちょっと幅を取ったような感じだと思えばよいでしょう。
背面には eSATA端子とUSB端子 があります。電源はACアダプタです。
 


 
中身はこんな感じで、HDDマウンタの部分は一般のPCケースや
ベアボーンPCなどのそれと構造は何ら変わりありません。
ただちょっと 接続ケーブルが短くて 接続に苦労したりします。
ケーブルが長すぎると逆に収納し切れなくなるという事情もあるのでしょう。
 
基盤の上に見えるのが ディップスイッチ です。
これを挿す組み合わせによってモードが変化します。
 

 
変更時の手順がちょっと変則的なのですが、
説明書を読んでその通りにやれば問題はないでしょう。
ディップスイッチの組み合わせを変更したら、まずPCに繋がずHDDは
設置したままで玄蔵Duoの電源を入れ、すぐに基板上の小さなボタンを
ボールペンの先などで コツッと押します。それから30秒くらい放置してから、
一度電源を落とします。これでモードが変更されます。
 
ただし、モードを変更するとHDDの中身はまたフォーマットから
やり直しになりますのでご注意ください。
 

 
あとはeSATAとしてPCに接続すれば普通にディスクドライブとして
認識されますので、通常どおりディスク管理のメニューから
フォーマットを行えば準備完了です。
 
 
ということで、早速ですがいつもの ベンチマークを試してみました。
ベンチマークソフトは例によって CrystalDiskMark 2.2 です。
 

 
・・・速いよ! 段違いだよ!!
 
ちょっと前回いろいろ試してみた結果と比べてみましょう。
 
■2009/05/15 [3基のHDDをRAID-5からRAID-0へ、Promise NS4300N のRAID構成変更
3基のHDDをRAID-5からRAID-0へ、Promise NS4300N のRAID構成変更]


NS4300N
RAID-0
(500GBx3)
NS4300N
RAID-5
(500GBx3)
N2100
RAID-1
(1TBx2)
USB-HDD
500GB
SATA HDD
320GB
玄蔵Duo
RAID-0
(500GBx2)
Sequential Read28.70825.82742.57934.15070.535141.489
Sequential Write21.86415.18817.98430.11065.495138.007
Random Read 512KB23.41619.72642.70826.01932.76843.958
Random Write 512KB22.67014.94215.58530.39833.44268.451
Random Read 4KB2.8152.0095.0980.7310.4680.624
Random Write 4KB5.7641.4973.4852.2820.9571.992

(単位はMB/s)
 
このように 500GBx3 RAID-0 NAS のときと比べるとゆうに3倍くらいは
速度が出ています。USB接続のHDDとも比べるべくもありません。
シーケンシャルで100MB/s越え というのは最近のハイパフォーマンスな
HDDなら珍しくないのかもしれませんが、私自身は初めて見た数字でした。
 
ローカルで繋がっているSATA HDDもちょっと旧式の320GB単体ですので
比較するのは可哀相なのですが、今回の構成のほうが倍近くの数字を
叩き出しています。HDDの素性が若干新しめなことと、RAID-0の効果が
それぞれ効いている結果でしょう。
 

 
当初の目的は 動画編集の一時データ置き場 としてのパフォーマンスを
改善することでしたが、その点では 目を見張るような改善 が見られました。
 
TMPGEnc 4.0 XPress でシークバーを動かすと、その前後の場面のサムネイル表示
が終わるまでに従来は2秒ほど掛かっていたのですが、今回の環境ではそれは
ほぼ一瞬で終わりますので、編集作業時のストレスはほとんどなくなりました。
 
やはり動画編集のように大量のデータを読み書きするような用途では
HDDのパフォーマンスにはできるだけこだわったほうが良いでしょう。
その選択肢の1つとしてeSATAのドライブというのはお手ごろかもしれませんね。
 
(毎度のご注意ですが、RAID-0 は今回のような「一時作業領域」として以外の
 目的ではオススメしません。)
 
 
(※1) 2009/07/16 当初計測単位が100MBになっていた為、1000MBで再計測・修正しました。m(_ _)m


2009/07/13 [updated : 2009/07/13 23:59]


この記事を書いたのは・・・。
CK@デジモノに埋もれる日々 @ckom
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