REGZAブルーレイ「RD-BZ810」を試す、外部入力「L2」が無いことに注意!
2011/05/24■2011/05/19 [あまとも通信 - AVCのW録に対応したREGZAブルーレイ「RD-BZ810」が値下がり
あまとも通信 - AVCのW録に対応したREGZAブルーレイ「RD-BZ810」が値下がり]
■2011/05/22 [手元に届いたのは・・・REGZAブルーレイ「RD-BZ810」、AVCのW録対応機
手元に届いたのは・・・REGZAブルーレイ「RD-BZ810」、AVCのW録対応機]
■2011/05/23 [東芝REGZAブルーレイ2011年春夏モデルはUSB-HDDを「もれなく」プレゼント?!(~5/31)
東芝REGZAブルーレイ2011年春夏モデルはUSB-HDDを「もれなく」プレゼント?!(~5/31)]
ということでREGZAブルーレイ春夏モデルの中では一応最上位モデル
となる 「RD-BZ810」、まずはあまとも写真館からいってみましょう。
■あまとも写真館 - TOSHIBA REGZAブルーレイ RD-BZ810
http://ckworks.jp/amatomo/photo/asin/B004XKDX4S
とはいっても、それほど目新しいところもなく、ちょっと簡略モードです。
それよりも個人的に気になるのは外観からもわかるとおり、
各種コネクタの数がかなり少なくなっていること
ですね。こちらをご覧頂いたほうが分かりやすいので見てみましょう。
公式サイトに掲載されている RD-X10 と RD-BZ810 の 前面、背面図 です。
■X10/スペック|ブルーレイ・DVD|REGZA : 東芝
http://www.toshiba.co.jp/regza/bd_dvd/lineup/rd-x10/spec.html
■RD-BZ810/BZ710/BR610/スペック|ブルーレイ・DVD|REGZA : 東芝
http://www.toshiba.co.jp/regza/bd_dvd/lineup/rd-b10/spec.html
まずRD-X10では前面にあったS端子入力を含む アナログ入力(L2) が
RD-BZ810にはありません。RD-BZ810ではアナログ入力は1系統(L1)のみ
となっています。そういう時代だといえばそれまでですが、現在の環境から
移行するときに2系統ないと困るという方も多いでしょう。このあたりは
あらかじめスペックをしっかり確認した上で購入する必要がありそうです。
続いて背面ですが、こちらは端子の数が相当違います。どこに違いがあるのか
というと音声出力です。まず、HDMI出力 が RD-X10 は2系統なのに対して、
RD-BZ810 は1系統になっています。これは1系統なほうが普通なのですが、
RD-X10 で2系統用意されているのは、主にHDMIオーディオ機器への出力を
想定しているためです。
加えて、RD-X10 にはアナログ音声出力が独立して用意されていて、2ch
出力用に2個、7.1ch出力用 に8個と、音声出力用の端子だけで10個も並んで
いますが、RD-BZ810 ではここはばっさり省かれています。音声だけのために
ここまでするか?!というくらいの充実ぶりで、こういうところにこだわる方
向けにはまだまだXシリーズが必要ということになるのでしょう。
RD-X10 は昨年秋のフラッグシップモデル、RD-BZ810 はこの春の最上位モデルで
AVCのW録やAVCHD取り込み などが加わったぶん進化した、という見方をする向きも
ありますが、こうしてみるとRD-X10というのはやはり特別であることがわかります。
ちなみに RD-BZ810 にL2入力がないという件ですが、実は昨年秋に発売された
前モデル 「RD-BZ800」 にはまだ前面のL2入力は存在していました。
つまりフラッグシップモデルかどうかの差別化ではなく、今回から コストダウン
(≒低価格化) のために削減された機能という見方のほうが正しいでしょう。
さて、ざっと外観やスペックはざっとそんな感じですが、実際に使ってみたときの
使い心地については、正直、RD-X9の頃とほとんど同じ という印象です。
ネットdeナビでPCから直接録画予約ができなくなっているとか、番組表の
受信は相当期間放置しておかないと取り込んでくれないとか、番組表も
もっさり度 が抜け切れないとか、当時から不満だった点もあまり変わらず、
そのままという印象でした。もちろん、ネットdeサーバHD、ネットdeダビングHD とか、
コマ送り単位でのチャプター編集切り貼りなど、良い部分もそのまま受け付いでいます。
明らかに変わったといえば、やはり AVC録画のW録対応 でしょう。
録画モードはTS(DR)+5種類プリセットがあり、その中身はユーザが
好きなように設定しなおすことができますが、プリセットの値は
今回はAVCが3枠を取っていました。
VRに「SP」「LP」というプリセットがあったように、AVC 12.0Mbps
には 「AF」、8.0Mbpsには 「AN」、2.4Mbpsには 「AE」 という
名前が付けられています。
撮って消しの番組はほとんどAVC録画で撮るようになりましたが、
スポーツ番組でもだいたいAN(8Mbps)くらいで撮ればフルHDでも画質が
乱れることなく 綺麗に見ることができました。ためしに一番低いAE(2.4Mbps)
で録画してみたところ、スポーツでちょっと動きの早い場面になると
誰が見ても分かるくらいの巨大なブロックノイズが
現れて、ちょっとこれだと使いモノにならないという印象です。
地デジのレートが17Mbpsくらいであることを考えると、ANの8.0Mbpsでも
元の半分のディスク容量で済みますので、普段の録画は8.0Mbpsくらいに
しておくのが良いかもしれませんね。ちょっと節約するなら3倍換算の
6.0Mbpsくらいの設定をマニュアル(MN)として作るくらいでしょうか。
そんな感じでまだ数日いじってみた程度で、そもそもBlu-rayディスクには
手もつけていないような状況ではあるのですが(今後も手をつけるかどうかすら
怪しいのですが・・・)、RD-X9を経験した自分としては、Blu-rayドライブと
AVCのW録が付いた以外はほぼRD-X9当時のままという感じの印象で、
可もなく不可もなく無難に 使えています。
8万円強というお値段を高いとみるか、Blu-rayドライブそのものが高いことを
考慮すればこれでも安いほうだと見るかは人それぞれになるとは思いますが、
従来のRDユーザの方にとっては有力な選択肢の1つになることは間違いありません。
2011/05/24 [updated : 2011/05/29 17:16]
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▼ コメント ▼
No.30615 投稿者 : 通りすがり 2011年5月31日 17:52
PCからの予約、更新、削除ですがタイニー番組ナビゲータというソフトで実行可能です。ただ残念なことにR2でのAVC録画が設定できませんが…
No.30831 投稿者 : you 2011年7月12日 23:54
すでにご存知かもしれませんが、
東芝のRZタグラーがPCに対応になりました。
http://www.toshiba.co.jp/regza/option/apps/rztagler_pc.html
対応機種が
RD-BZ810、その他「ネットdeナビ」が搭載された旧機種のレコーダー
ですので使ってみてはいかがですか?
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