やはり綺麗! Intensity Pro でXbox360の映像をHDMI経由で録画にトライ

2009/09/13

■2009/09/11 [HDキャプチャカード「INTENSITY Pro」・・・の前にLeadtekの薄型ビデオカード
HDキャプチャカード「INTENSITY Pro」・・・の前にLeadtekの薄型ビデオカード]
■2009/09/12 [HDキャプチャカード「Intensity Pro」 インストール右往左往!
HDキャプチャカード「Intensity Pro」 インストール右往左往!]
 

 
紆余曲折がありながらも、何とか Intensity Pro を認識させる
ことができました。ここからはいよいよキャプチャテストです。
 
っと、その前に、1つめの記事のコメント欄で、
 
No.29282   投稿者 : tera   2009年09月14日 09:46
動作環境確認したいので取り付け元PCのM/BやCPU・MEMORYまで
書いていただけるとうれしいです。

というお話を頂いておりました。ここで一応ご説明しますと、
今回使っているPCは以下の記事で組み立てた構成そのままになっています。
 
■2008/08/11 [Core 2 Quad Q9450 で組む無難すぎるキューブPC - パーツ構成
Core 2 Quad Q9450 で組む無難すぎるキューブPC - パーツ構成]
 
マザーボードというかベアボーンはshuttleの 「SX48P2 E」 です。
チップセットはIntel SX48チップセット になります。
CPUはIntel Core 2 Quad Q9450 (2.66GHz)でメモリは4GB(実質3.3GB)。
 
あとはHDDですが、以前エンコ倉庫用に組み立てた外付け RAID-0
ディスクをそのまま使うことでスピードを稼ぐようにしています。
 
■2009/07/13 [玄人志向の「玄蔵Duo」でeSATAのRAID-0ドライブを構築 - ベンチマークも絶好調
玄人志向の「玄蔵Duo」でeSATAのRAID-0ドライブを構築 - ベンチマークも絶好調]
 
当時の計測では、シーケンシャルライトで 140MB/s付近 までは出ていました。
 

 
環境のご説明はそんなところで、実際にキャプチャをしてみる
ことにします。ソースは Xbox360のHDMI直入力 です。
ここでIntensityのキャプチャ対応解像度にはちょっと注意が必要で、
 
 1. ○ 480i (D端子ならD1相当)
 2. × 480p (D端子ならD2相当)
 3. ○ 1080i (D端子ならD3相当)
 4. ○ 720p (D端子ならD4相当)
 5. × 1080p (D端子ならD5相当)
 
という感じになっています。ほとんどの方は3.か4.を選ぶことになると
思いますが、対応していないタイプしか出力できない機器の場合は要注意です。
 
ここでは 720p を選択してみます。
 

 
Intensity Pro のドライバをインストールすると、コントロールパネル
にIntensity Pro のアイコンが現れます。そこでいくつか設定をします。
入力ソースはここで明示的に切り替える必要があります。
ここでは映像も音声もHDMIから、という設定にします。
 

 
続いてキャプチャソフトです。今回は定番の 「ふぬああ」 を使用しました。
初期設定では音が出なかったりしてちょっとあせるのですが、表示時、録画時
それぞれ、映像プレビュー、音声プレビュー を出力するかどうかを
選ぶことができますので、これらを全部オンにしておくと映像も音声も確認しながら
キャプチャすることができます(そのぶん負荷が上がります)。
 

 
コーデックには huffyuvs を使います。可逆圧縮コーデックです。
非圧縮aviに比べたら3分の1くらいになりますが、それでも720pの場合で
250Mbps~300Mbps というとんでもない量のデータが作られますのでご注意ください。

実際にキャプチャをしながら Forza2をプレイ してみました。
(これは「キャプチャしながらプレイしているところ」をXactiで撮影したものです)
 
少なくともこうしたレースゲームが支障なくできるくらいですので、
遅延などの心配はほとんどないといって良いでしょう。
 
ただ、プレビュー音は ときどき途切れて いるのが分かります。
これはあくまで出力されている音があくまでプレビュー用であって
録画データのほうを優先しているためです。録画のほうは音は切れていません。

こちらが実際に録画されたデータになります。
リアルタイムのプレイ動画 が問題なく作れているのがわかります。
 
録画中のCPUの使用率は 50% くらいでした。ただ、一瞬でも振り切ってしまうと
録画データに影響が出てしまうというのがキャプチャ作業の性質上、
これでも一杯いっぱいなのかもしれません。圧縮を掛けないで保存すれば
もっと楽々になるのですが、そうすると今度はディスク側も大変になります。

それにしてもやはり今までのS端子入力⇒HDDレコーダのMPEG2圧縮録画を
ソースにしていた頃に比べると、HDMIでの録画の 画質は圧倒的 ですね。
 
上述の映像は最終的に 512x288のflvに再変換 したものですので
綺麗さはあまり感じられないとは思いますが、1280x720のまま残したい
といった場合にはしっかりとクオリティを感じられるものと思います。
 
Intensity Proは 「きちんと動けば」 オススメの一品といえるでしょう。


2009/09/13 [updated : 2009/09/13 23:59]


この記事を書いたのは・・・。
CK@デジモノに埋もれる日々 @ckom
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No.29287   投稿者 : tera   2009年9月16日 11:36

無事キャプチャできたんですね!楽しそう!
解像度低くすると見た目変わらないってことは
ニコ動とかにアップする目的なら
そこまでメリットがないのかな…。
逆に綺麗な映像で残すにはもってこいと。
レポありがとうございました!



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