2008年9月 8日

サーバ動作異常の復旧が完了 - 原因はやはりネットワークカードの故障　

■2008/09/07 [【緊急】サーバ動作異常のお知らせ (c-kom.homeip.net、ckworks.jp)]
　

　
昨夜から今朝に掛けて発生をしておりました サーバ異常 ですが、
本日夕刻には完全に復旧をいたしました。
長時間ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございませんでした。
　
主な障害発生時間は以下の通りです。
　
・2008/09/07 16:25～16:45頃
・2008/09/07 22:20～23:40頃
・2008/09/08 02:00～05:30頃
・2008/09/08 07:30～09:30頃
　
ただ、サーバPCに挿しているネットワークボードが何度も
「ランプ消滅」⇒「再度点灯」を繰り返すような動きが
見られています。ネットワークボードそのものに不良がある
のかもしれませんが、まだ確実ではありません。
原因は前日の推測の通りで、ネットワークカードの故障 によるものでした。
全く同型のカードを購入し、挿し替えたところ、何事もなかったかの
ように復旧をいたしました。その後の経過も順調でしたので、
ひとます今回のトラブルについての収束をご報告をさせて頂きます。
　
いままで故障というとHDDのことばかり目がいっていたのですが、
まさかネットワークカードが故障するとは思ってもみませんでした。
　

　
問題のネットワークカードは BUFFALOの 「LGY-PCI-GT」。
ちょうど2年前に購入したものです。
　
■2006/08/27 [LANアダプタが認識しない！？ Core 2 Duo サーバ環境構築その後]
　
故障状態のときは気が付かなかったのですが、このカード、
説明書を読んで見ると、リンクを示す緑のランプと、
速度設定を示す橙のランプがあり、その両方が点灯しているのが
普通の状態です。ところが思い起こして見ると、故障状態のカードは、
　
　緑色のランプのほうは全く点灯しておらず、
　
橙のランプのほうも 点いたり消えたり を繰り返していました。
実際に新しいカードに差し替えて見たときは、
「正常状態だとこんなに爛々とランプが点灯しているものなのか！」
と驚いてしまいました。そう考えると昨夜は本当にカードが
死にかけの状態で動いていた のでしょう。
　

　
自宅サーバではもっとも壊れやすい部品であるHDDについては二重化が
されていますが、それ以外の部品はCPU、メモリ、ルータなども含めて
全てのパーツが シングル構成 になっています。何かあったときの
リスクは非常に高いということを、今回の件では思い知らされました。
　
以前、確か江島健太郎さんがブログ記事で「自宅サーバなんてもうやってられない、
ハード面のお守りから完全に開放される レンタルサーバが一番楽だ」という
ようなことをおっしゃっていた記憶があるのですが、こういう事態に直面すると
その考え方は確かに正しいのかもしれないという気がします。
　
そんなことを思って、ふとレンタルサーバの情報を見回ったりもしていたのですが、
ただ、改めて自鯖のシステムを見てみると、おそらく1ヶ月の転送量で数百GB～と
いったアクセス量になっていたり、MySQLに格納されたデータだけで2GBもあったり
NASはその10倍以上も使っていたり、mod_perl、mod_rewrite、ssl、メール送信、
その他各種モジュールのインストールを自前でできないと困ったり、といった感じで、
とてもレン鯖のお安めのプランではまかないきれないような規模になってきている
ことに気がつきました。(DBではメガとんトラックが一番巨大で、1.2GBもあります。
NASではbot用キャッシュが膨大で、4サービス合計で30GB以上もあります。)
　
作り上げてきたモノに対して、今まで以上に 「保守」 のことを
真剣に考えなければならないということを思い知らされた一件でした。
　
皆さまにご不便とご迷惑ををお掛けいたしましたことをお詫び申し上げます。<(_ _)>