これが本気の劇団イヌカレー劇場か! チネチッタ LIVE ZOUND 「まどか☆マギカ新編」

2016/11/15


 
川崎の映画館 「チネチッタ」 の8番スクリーン「CINE 8」が、
9/17のリニューアルで LIVE SOUND から「LIVE ZOUND」に変貌を遂げました。
 
私はその LIVE ZOUND 9/17 朝イチのこけら落とし「君の名は。」を鑑賞。
そして10/15に待望の「ガールズ&パンツァー劇場版」が「センシャラウンド
ムービーフェスVer.」と称して凶悪なくらいの大音量上映として登場したときも
その初日に体験をしてきました。
 
一度観たことのある映画も、LIVE ZOUND でならもう一度観たい、
そう思わせる何かがここにはあります。チネチッタもそれを分かっているようで、
過去に反響を呼んだ人気映画を特別リバイバルとしてプログラムに組み込んで
いく方針を打ち出しています。上述のガルパン劇場版もその1つです。
 
そこに今回登場したのが、「劇場版魔法少女まどか☆マギカ」 です。

 
・11/5~11/11 劇場版魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語[後編]/永遠の物語
・11/12~11/18 劇場版魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語
 
[前編][後編]はちょっと足を運べなかったのですが、[新編] は何が何でも
観に行きたいと思い、平日に無理矢理予定をつけて観に行ってきました。
 

 
実際に劇場に行ってみると、500人以上入るCINE8に平日で100人はいなかった
とは思いますが、これでも 平日興行 としては十分入っているほうだと思います。
しかもそれが3年前のアニメ映画なのですから、「まどマギ」の熱量の凄さには
改めて驚かされます。
 
それを証明するかのように、[新編]の上映開始から3日目となった11/14(月)、
チネチッタ公式から1週間の予定を 「もう1週間追加上映する」 ことが
決定になったとのアナウンスがありました。

特に土日しか鑑賞の機会を作れない方にとっては、1週間限定上映というのは
なかなか厳しいものがあります。(最初の土日に好評だったことを聞いて
上映に気づいても、次の土日には終わっていたりしますので・・・)
2週間に延びれば次の土日に予定を立てられると思いますので、気になる方は
今からでもぜひ予定を立てて足を運んでみてください。
 


 
さて、実際に「まどマギ新編」を LIVE ZOUND で体感してみた感想ですが、
素直に「素晴らしい」のひと言でした。
 
私は「まどマギ新編」は3年前の封切のときに「イオンシネマむさし村山」で
鑑賞してきたのですが、そのときの印象とは全く違いました。
 
驚いたのは何よりもその 「サラウンド感」 です。音圧が強烈なことも
確かなのですが、とにかく包み込むようなサラウンド音が強烈に響き渡り、
センタースピーカーからのメイン音よりも圧倒的な存在感で劇場全体を
支配していきます。その凄さをこれ以上なく感じることが出来るのはやはり
 
 「劇団イヌカレー空間」に支配されたあの場面
 
でしょう。・・うーん、さすがに3年前の映画なので新編まどマギのネタばれは
もう書いても良い頃かなとは思うものの、一応まだ伏せておきましょうか・・・。
 
ほむらの想いが爆発してイヌカレー空間が全体を支配する中盤のあの場面、
絶望に埋め尽くされるビジュアルと共に聴こえる ザッザッザッ という行進の音や
ドォォォ! と鳴り響く轟音のようなものが劇場という箱に充満して、
本当に自分自身があの異質な イヌカレー空間に閉じ込められて いって
逃げ場を無くすような、そんなプレッシャーをこれでもかと感じることができます。
 
ほかにも、キュゥべえの声 が劇場の色々な方向から攻め立てるように響いてきて
恐怖感が増しているシーンだったり、あのガン・カタで 弾がはじけ散る
シーンの響き渡る金属音であったり、、、スクリーン自体は限られた前方だけにしか
展開されていないのに、まるで劇場という箱全体があの 「閉ざされた見滝原」
そのものを体現しているかのような、そんな錯覚すら覚えることでしょう。
 
とにもかくにも、あのほむらの絶望を表現し切った10数分間を
LIVE ZOUND で浴びることは本当に得がたい体験だと思います。
あとどうでも良いですが最初のOP直後に さや杏 がまどかの周りを
ぐるぐる回るシーンも音がグルグルと回ります(そこ重要?)
 
私はガルパンのシネマシティ極上爆音上映を体験して以来、映画の体験に於いて
「音」がどれだけ重要なファクターを占めるのかを思い知らされました。
シネマシティの「極爆」で観たい、チネチッタの「LIVE ZOUND」で観たい、
幕張、港北、春日部の「ULTIRA」で観たい・・・!
それは特別な考え方ではなく、素直にそう思えるようになりました。

前述のとおり [新編]叛逆の物語 LIVE ZOUND は~11/25(金)まで延長と
なりましたので、ぜひこの機会を逃さずに劇場に足を運んでみてください。
 
チネチッタ LIVE ZOUND で、「まどマギ」を「再発見」 してみてください。
 
 
 
※追記 2016/11/23 さらに延長(11/26~12/2)が決定しました!しかもあの
「君の名は。」を押しのけて「まどマギ新編」がCINE8 LIVE ZOUND に残留です。


2016/11/15 [updated : 2016/11/15 22:58]


この記事を書いたのは・・・。
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ckom 2016/11/16
セルクマ。まだまだ体験のチャンスは残っています。
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No.78867   投稿者 : Beep   2016年11月20日 02:50

新編行かれたのですね。
自分は、前回(2015年2月)の再上映の時は前後編スルーしましたが、今回は行ってきました。前後編プログラムも入手できたし。
でも前後編は行かなくて正解かもしれません。低音がズンドコ強すぎてMagiaなんてトンデモ無いことに
なってましたから。(それでも後編終了後、客席から拍手が起こったりw)

チネチッタは音も元々良かった(特に8番と12番はTHX)です。
同じ映画を川崎109のIMAXで見ましたが、チネチッタの方が上でした。
またシートが他より良いため、長時間の視聴でも楽です。
君の名は。は立川とチネチッタのLIVE ZOUND前後で見ましたが立川よりチネチッタの方が好みです。
新編は上映延長と言うことで23日にもう一度、行ってきます。(23日はチネチッタデーで1100円)



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