選んだのは半年前の機種 Xperia Z3 Compact SO-02G、月々サポートを SO-04G と比較せよ

2015/06/15


 
ということで、前回の続きです。
 
■2015/06/13 [ドコモ15年目の春、「月サポ」切れで機種変を検討しはじめた男は迷っていた。
ドコモ15年目の春、「月サポ」切れで機種変を検討しはじめた男は迷っていた。]
 
docomo SH-06E を使い始めて2年が経ち、24か月の月々サポートが無くなって
月額の支払金額がアップ したため、次の機種を考えていたところ
なのですが、結果的に手にしたのはこちらでした。
 

 
docomo SO-02G Sony Xperia Z3 Compact
 
です。
 
 
 
『 ・・・んんっ? 』
 

 
と思った方はかなりの手練れ(?)だと思います。こちら、この夏の
新モデルではありません。昨年11月発売の 「2014年冬モデル」 です。
 
何でここに来て旧モデルなんだ?!! 攻めてないじゃないか!
らしくないぞ! とお思いの方もいらっしゃると思いますが、
前回の記事で私は迷っている理由を2つ挙げました。
 
 1. カケホーダイ基準の新料金体系 は普通にやると値上げになる。
 2. 最新モデルの画面サイズが 軒並み5インチを超え だした。
 
まずこの2つめのほうからいうと、
 
 5.5インチ AQUOS ZETA SH-03G
 5.2インチ ARROWS NX F-04G
 5.2インチ Xperia Z4 SO-03G
 5.1インチ Galaxy S6 SC-05G
 5.1インチ Galaxy S6 edge SC-04G
 5.0インチ AQUOS EVER SH-04G
 4.6インチ Xperia A4 SO-04G
 
この夏のドコモ新機種のラインナップはこんな感じです。
全7機種のうちなんと5機種が5.0インチを「超えて」きました。
 
■2013/05/19 [大っきいってことは~・・・どうなんだ?! AQUOS PHONE ZETA SH-06E の第一印象
大っきいってことは~・・・どうなんだ?! AQUOS PHONE ZETA SH-06E の第一印象]
 
2年前の記事でも書いたのですが、私は4.8インチモニタを搭載するSH-06Eでも
「単純に 片手の親指で届かない箇所 がかなりあるモニタは大きすぎる」と
感じており、今回の検討でも5.0インチで正直あまり乗り気ではない、まして
それを超えるなんて無理!と思っていました。
 
基準はあくまで、
 
 カバンを持っているから 片手がふさがっている状態 の電車内で、
 もう片方の手だけでストレスなく使うことができるかどうか、
 
です。4.2インチ端末(SH-12C)から4.8インチ端末(SH-06E)に移行したときには
ある意味ここは我慢をしたのですが、いくら時代の趨勢だからといって
これ以上の大画面化に付き合って我慢する必要はないのではないか??
とずっと思っていたのです。
 
 
ではもう4.6インチの新機種 Xperia A4 SO-04G しかないのではないか?
と思うところですが、実はこの SO-04G、調べていくうちに、
前述の冬モデル Xperia Z3 Compact SO-02G と スペック的にはほとんど
中身が変わらないシロモノ である、ということがわかってきました。
 
外装の質感の違いなどを除いたスペック的な違いといえば、
旧型の Xperia Z3 Compact SO-02G は Android 4.4.4 ですが、
新型の Xperia A4 SO-04G は Android 5.0 ベースになっています。
しかし先日、Xperia Z3 Compact SO-02G には Android 5.0 への
アップデートが出るという公式アナウンスが出ました。
 
しかも、ここからは噂ですが、基本的に世界共通モデルを持ってきている
ZシリーズのSO-02Gには今後もAndroidのアップデートは検討されるかもしれないが、
一方の、モノとしてドコモスペシャル、しかもエントリモデルになる
AシリーズのSO-04Gには、今後の更新が来るかどうかは怪しいのでは、という
噂も耳にしています(実際にA2にはAndroid 4.2→4.4は来なかったとのこと)
 
そういう噂も考慮しつつ考えると、まだ店頭で発売されていない新機種の
SO-04Gと、すでに発売されている旧機種のSO-02G、どちらを選ぶかは好みの問題
なところもあり、お値段や月々サポートを見てから決めても遅くはありません。
 
 
で、実際はどんなものかと思ってネットで下調べをしつつ、
店頭でも実際に書かれていた数字を凝視してきたのですが、
 
■Xperia A4 SO-04G 本体価格 77,760円
月々サポート 1,620円×24か月=38,880円 (実質負担 38,880円)
10年割適用外

■Xperia Z3 Compact SO-02G 本体価格 66,600円
月々サポート 2,052円×24か月=49,248円 (実質負担 17,352円)
月々サポート(10年割) 2,484円×24か月=59,616円 (実質負担 6,984円)
 
(月サポ金額はいずれもXi→Xiの機種変時ベース)
 
新機種のSO-04Gと旧機種のSO-02Gでは、そもそも本体価格に1万円くらいの差が
あるにも関わらず、月々サポートには逆に1万円以上の差がついていました。
そしてドコモ10年以上利用者だけにつくさらに1万円ほどのボーナスが、
実はSO-04Gは適用外であることもわかりました。
 
普段であれば多少高くても「新機種を誰よりも早く試してみたい欲」が湧く
ところなのですが、スペック的にほとんど変化が無く、さらに実質負担で
ずいぶんな差がついているという現実を目の当たりにすると、これはやっぱり
 
 Xperia Z3 Compact を買っておけという神のお告げ
 
なのだろうと思うのであります。
 
 

 
そんなワケで、私の手元にはいま、機種変を終えた Xperia Z3 Compact が
あります。SH-06E の4.8インチスマホから、あえてのサイズダウンです。
このスマホ自体のお話はまた次回以降へ。。。
 
重ねて言いますが、この夏の新機種が軒並み5インチ超えなどという事態が
なければ、私は多少高くても素直にこの夏の新機種の中で一番自分がピンと
きたモノを選んでいたことでしょう。片手で操作できるスマホ
探すのはいまの時代すごく難しくなってきてしまいました・・・。
新機種の中ではSO-04Gしか選択肢が無く、SO-04GならSO-02Gでも同じじゃないか、
しかも支払には大きすぎる差が出るじゃないか、というのが今回のキモです。
 
 
最後はそのお支払のお話です。
 

 
ちょっと細かい項目が分かりづらかったので、分かりやすい項目だけ
ピックアップしてかなり端折ったものです。実際の明細の額とはずれが
ありますがご容赦ください。
 
これは今までの 旧料金体系(Xiパケホーダイフラット) ベースで
SH-06E の月々サポートがあった頃の料金です。そしてこの5月から
月々サポートの部分がまるごと無くなりました。
 
もし新料金のカケホーダイに移行することを頑なに拒む場合はこの料金の
ままでも機種変はできますが、その場合、新機種の 月々サポートは
一切受けられなく なってしまいます。
 

 
そしてこちらが 新プラン「カケホーダイ」 をベースにしたものです。
従来のXiパケホーダイフラットは7GBまで高速通信だったのですが、
新料金では「データMパック(5GB)」でも十分お高いのでこれにしています。
私の実際のパケット利用量は平均して2~2.5GBくらいですので、
まぁ足りないことはないとは思います。
 
しかし、そうしてちょっと少な目のパケットプランを選んだうえでも、
旧プランと新プラン、どちらも月々サポートを受けなかった場合の金額は、
7,282円 vs 8,640円でなんと 1,300円以上も値上がり してしまいます。
これが「ドコモ・カケホーダイの乱」(?)の実態です。
 
(余談ですが、「自分は通話なんてほとんど使わないのに、高額な通話定額に
 無理矢理入れようとするなんて!」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、
 このプランの趣旨は「商売が立ち行かないから値上げする」ことであって、
 通話かけ放題ですよ、というのはあくまで値上げの名目が何もないのは
 バツが悪いから付けてみた、ということに過ぎないという認識です)
 
ですが、SO-02G は旧機種のため高めの2,052円の月々サポートが付きますので、
月々サポートを含めた金額は6,588円と、以前の支払額にだいぶ近づきます。
 
しかも私の場合はドコモ15年目ユーザのため、「10年割」が適用され
月々サポートは2,484円、差し引きで6,156円と、値上げぶんはほとんど取り返す
ことができるようになりました。さらに、実は10年以上利用のユーザは
データパック料金からも -600円、15年以上だと-800円が割り引かれます。
(これも新プランでないと差し引かれません)
 
こうして全部含めてみると、あくまで15年利用ユーザの私の場合はですが、
以前SH-06Eを使っていた頃よりも 安い月額支払に収まる ことになりました。
もちろん年数を使っていることもありますが、やはり月々サポート額の高い
旧機種を選んでいることが1つの大きな要因になっています。
 
 
ということで、これで機種変をめぐる争い(?)はひと段落です。
 
今回はたまたま、候補に挙がった小型機種の中でちょうどおあつらえ向きの
旧機種があったこと、さらに10年、15年といった単位での割引が適用できた
ことでなんとか支払いを増やさずにいけそうな見込みが立ちましたが、
当然、次回からはどうなるかわかりません。そのときになったらまた、
料金体系とじっくり格闘 することにしましょう。。。。
 
なにはともあれ、これから Xperia Z3 Compact をいじりたおしていきます。


2015/06/15 [updated : 2015/06/15 03:51]


この記事を書いたのは・・・。
CK@デジモノに埋もれる日々 @ckom
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No.76135   投稿者 : .   2015年6月15日 12:15

Xperia Z3 Compactもどこもスペシャルな気が・・



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