Apple Watch Sport を試す。第一印象は「未来しか感じない機器」?!

2015/04/26


 
ということで、発売日の4/24に届きました! Apple Watch Sport です。
38mmの一番お安いタイプです。ちなみに42,800円というのは税抜き価格
ですからね。。。税込だと 46,224円 ですからね。。。

 

 
荷物を受け取ったときには「一体これは何?!」と思うような風貌です。
羊羹 でも届いたのかと錯覚するような縦長の形状の荷物。
 

 
開けるとこんな感じで真っ白な箱に真っ白なケースが入っています。
 


 
Apple Watch の本体とバンド。バンドの一方が 長短1本ずつ になっていて、
腕の太さによってフィットするほうを選ぶことができます。
こうしてみると Apple Watch の本体って本当にただの携帯音楽プレイヤー
みたいな風貌をしていますよね。
 

 
腕につけてみたところ。正直なところ想像していたよりは ずっと「馴染む」
感じがして好印象ではあります。もっと違和感のあるものになると思っていました。
 

 
こちらが充電器。Apple Watchの背面が「置くだけ充電」みたいになっていて、
磁石でカチッとくっついて充電してくれます。
 
一部では充電後すごく熱くなるみたいな話も出ていたのですが、
私は今のところ熱さは全然感じませんでした。もしかして
Apple Watch Sport (アルミ) と Apple Watch (ステンレス)
熱さが全然ちがうということがあるのでしょうかね?
 

 
さて、購入したらまずすることはiPhoneとのペアリングです。
Apple Watch は自分自身ではネットにつながる術を持ちません。
Apple Watch の機能は基本的にほとんどがiPhone頼みなのです。
 

 
直前に公開された iOS 8.3 では Apple Watch の公式アプリが組み込まれて
いますので、それを使ってペアリングしていきます。
 

 
そのペアリングの仕方が何だか面白いのですが、こんな風に Apple Watch に
表示された 謎の画像パターン を iPhone 側のカメラに一定時間写すことで
自然にペアリングが完了します。こういうところが何とも Apple っぽいです。
 

 
さて、Apple Watch といえば 何といっても時計機能 です。
 
従来はスマホを持っていれば時刻を確認できるから、腕時計は付けないという
方も多かったと思うのですが、それでも毎回毎回スマホを取り出して時刻を
確認するのはそれはそれで億劫なもの。Apple Watch があればスマホを
取り出さなくてもすぐに時刻が確認できますので便利です。
 
(・・・定番のボケには 苦笑い くらいしておくものですよ?)
 

 
というのはさておき、文字盤などの表示方法がいくらでも追加して選べる
というのは確かに魅力的ではあります。ただ、個人的にはそういうレベル
よりももっと手前で気になることがあります。それは、
 
 
 表示がすぐ消えてしまう。
 
 
という点です。Apple Watch はバッテリ持続がシビアなだけに、
とにかく省電力を意識してすぐに画面が消える仕様になっています。
時計表示もおそらく 5秒くらいで消えます
 
Apple Watch は傾きセンサを駆使して、腕に巻いた Apple Watch のディスプレイ面を
顔の側にクイッと向けた ときに自動的にディスプレイが点灯するという機能を
もっており、時刻を確認したいと思ったときにクイッと向ければ確かに時刻は
見えるのですが、「あーいま○時だとすると電車に乗って何分後には~・・」
みたいに考えながら時計を眺めていると5秒くらいで真っ黒になってしまいます。
 
おい、消すなよ! と思っても、もう片方の手で何か画面をタップしたりボタンを
押したりする以外の方法としては、必要もないのにもう一度「クイッ」とする
しかありません。手首をクイッ!とするわけです。
クイッ! クイッ! ・・ってカッコつけたがりか! 意識高い人か!みたいな感じになります。
 
時計は時計でずっと表示されっぱなしにしてくれよ、と思わないでもないのですが、
そこはそれ、やはりバッテリの問題の中でモニタが占める割合というのは非常に
大きいのでしょうね。そういう意味でもめちゃめちゃ高いお値段のわりに
腕時計の上位互換にもなり切れないという感じはすごくあります。
 

 
あとは定番のものとして天気を確認したり、iPhone本体のカメラのシャッターを
切ったり、、、などなどありますが、うーん、、、、。
 

 
3rdパーティのアプリも徐々に Apple Watch に対応したものが出てきています。
私に一番関係がありそうなのは twitter です。何も操作しないで出てくる
glanceではホームタイムラインの最新ツイートかトレンドが表示されます。
 
一度タップするとホームタイムラインかトレンドかを選んでじっくりツイート群を
読むことができます。といっても、正直かなり読みにくい ことは否めません。
ニュース系のアプリ等もそうですが、いま手元(ポケットの中など)に
iPhoneそのものはあるのに、わざわざ超狭い画面である Apple Watch でこうした
文字コンテンツを読みたいと思うシーンというのはなかなか限られてくるでしょう。
 

 
ちなみに Apple Watch からもツイートをすることができます。
twitter表示のところから長押しをするとツイートボタンが出てきます。
 

 
ただし、できることは基本的に 音声入力によるツイート のみで、あとは
エモティコンを選べる程度です。テキストのエディット機能を持ちませんので
音声入力で自動認識されたテキストを修正することもできませんので、
誤字があったら そのまま無視してアップするか、あるいは何度でもやり直すか、
という選択を迫られます。あと Apple Watch 自体にはカメラはありませんので、
当然画像のアップもありません。
 
それから個人的には非常にキツイと思ったのが、さきほど時計表示のところでも
あったモニタのブラックアウトです。省電力のために、ちょっと放置するとすぐ
画面を消そうとするのですが、このツイートフォーム(?)を開いて音声で頑張って
入力しようとしているときにも、ちょっと数秒放置をすると画面が消えてしまいます。
 
そして消えたあとはタップ等で戻って来ようとすると、twitterのベース画面まで
戻ってしまい、いま入力した音声入力テキストが 無慈悲に消えてしまう のです。
 
これはすみません、正直「・・・無理www」という気がしました。アプリ側だけで
何とかできることなのかどうかわかりませんが、上手いこと改善をしてほしいところです。
 
ということで、Apple Watch Sport をまずはまる1日くらい触ってみました。
依然として私の中での Apple Watch というのは、
 
 
 【 未来しか感じない機械 】
 
 
みたいな状態なのでありまして、普通の人が4.6万円も出して買うモノでは
なさそうだなぁというのが正直な感想であります。しかし、かつて「携帯電話」
を1億人が全員持つようになるとは思わなかったのと同じで、こういうものも諦めずに
いろんなチャレンジを繰り返していくことが未来へと繋がるのでしょう。
 
ぶっちゃけ「艦これの遠征と演習が Apple Watch から指示できます」とか
言われたら、手のひらクルー!で神デバイス になるわけで(おい)、
何だかんだいって、このデバイスでダントツのキラーアプリが登場するのか、
出るとしたらそれは何なのか、というのが一番の関心事です。
ちょっと触ってみたところでは、それは「ニュース」とか「ツイッター」とか
では無いような気がするのですよね。
 
いずれにせよ、新しいタイプのデバイスは1日や2日使って分かるというような
ものではありません。もうちょっと継続的にいろいろ使ってみることにしましょう。


2015/04/26 [updated : 2015/04/26 22:43]


この記事を書いたのは・・・。
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