PS Vita TV を7インチ携帯ゲーム機にする「DEKAVITA7」は最高のnasneビューワになるか?
2014/11/25PS Vita TV を7インチモニタの背面に繋いで携帯ゲーム機のようにして
しまおうという 360度逆転して戻ってきてしまったような製品 が
ゲームテックから発表されました。
■PS Vita TVと合体、携帯機にする7型液晶+コントローラ DEKAVITA 7(デカビタ7) - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2014/11/11/ps-vita-tv-7-dekavita-7-7/
その名も 「DEKAVITA7」 (デカビタセブン)。一瞬、「舐めてんのか!」と
声が出そうになる名称ですがw 彼らはどうやら本気のようです。
名称の由来はもちろん 「Vitaをデカい7インチで遊べる」 という意味です。
元々PS Vitaという携帯ゲーム機を据え置きでも気軽に遊ぶことができる、
というのが PS Vita TV のコンセプトだった気がするのですが、
そのPS Vita TVを再び携帯ゲーム機にしてしまうというのはものすごい
本末転倒感があります。しかし、本家のPS Vitaはどうやっても 5インチ以上の
画面に することはできません。そういう意味では7インチのDEKAVITA7は
テレビとコントローラで遊びたいわけじゃないけど少しでも大画面で遊びたい
という需要に対しては唯一無二の解を提供しているといえます。
■「PS Vita TV」専用モニタ一体型コントローラが登場!
7インチで最大5時間の連続プレイが可能 | インサイド
http://www.inside-games.jp/article/2014/11/11/82444.html
このように、DEKAVITA7本体は 7インチ1024×600 のIPS液晶モニタに
コントローラ部が合体したような形状をしています。そして背面には
PS Vita TV がそのままザクッと挿さるように、HDMIとUSBのコネクタが
配置されています。
コントローラ部は左右スティック、十字キー、4ボタンに加えて、LRトリガが
2系統付いていて、この点ではPS Vitaよりコントローラとしてはボタンが
多くなっています。というのも、PS Vita TVを繋ぐだけではなく、
PS3を繋げば携帯ディスプレイ&コントローラとして使えるというのもウリに
なっており、PS3のゲーム ができるようコントローラが互換になっているからです。
一方、PS Vita TVは タッチパネル非対応 ということで、このDEKAVITA7にも
タッチパネルは搭載されていません。PS Vita用のゲームの中でも、
PS Vita TV対応になっている(タッチ必須ではない)ゲームしか
プレイできませんので、その点は十分に注意が必要です。
さて、私はこれを見た瞬間、「ああ、これは買うわ・・・」 と思いました。
このスペシャル本末転倒デバイス(失礼)を使えば、
そもそも PS Vita を 「nasne専用ビューワ」 として活用している
私にとって、nasne生活 がさらに捗るのではないか、という思いがよぎった
からです。携帯ゲーム機としてではなく、手元ですぐにレジューム起動して
ニコニコ実況つきアニメを大きな画面で再生できる端末として、
本家PS VitaよりもDEKAVITA7に魅力を感じたワケです。
実はこのブログ上では皆さまにお話していなかったことがありました。
わたし、今年7月に PS Vita TV バリューパック というのを注文して、
まだ箱も開けずに、そのまま放ってある
のです(おい)。その大きな目的の1つがやはりtorneだったのですが、
結局、テレビをつけて、PSコントローラを手に持って・・・というのが
煩わしくなることは目に見えていました。それでいて、たとえ40インチの
テレビに映してもDRで録った番組は 480pベースからアプコン された
映像になるらしくて、だったら手元の5インチのPS Vitaで瞬間起動して
見たほうが気楽で良いや、と思っていたのです。
しかし、DEKAVITA7なら違います。たぶん、違うはずです。
テレビとコントローラを別々につける必要はなく、
手元ですぐ起動して再生できるという意味では本家PS Vitaと似たような
使い心地になってくれるという期待があります。それでいて、PS Vitaの
最大の弱点であった5インチのモニタがふた周りも大きい7インチになるのです。
この7インチというのがまたtorneにとってはとても重要なポイントで、
前述のとおり480pからのコンバート映像がベースになる以上、
40インチのテレビとかでは 逆に粗が目立ってしまう ことは避けられません。
しかし7インチだったら480pでも十分でしょう。実際に、7.8インチの
iPad miniでnasneの映像を再生したときも特に不満は感じませんでした。
5インチから7インチという微妙に絶妙な感じのサイズアップ、そして
モニタ、コントローラ、本体の起動がセットになっていてすぐに
再生ができる(予想)という携帯機っぽい軽快な挙動があれば、
DEKAVITA7はあるいは nasneビューワとしての最高の環境になり得る
かもしれません。(あまり期待するとあとが怖いですが・・・)
ということで、早速 プレオーダーサイト から予約を完了しました。
■ゲームをデカくあそビタい!PSVitaTVと合体でゲーム機が驚きの巨大化!
『DEKAVITA7(デカビタセブン)』プレオーダー受付中!|株式会社ゲームテック
http://www.gametech.co.jp/preorder/dekavita7/index.html
本体価格は23,000円の予定ですが、プレオーダー期間(11/11~11/30) は
19,800円で受け付けています。そもそもプレオーダーが一定数集まらなければ
製造しないかもしれないとのことですので、お願いします(誰に言ってる)。
発売自体は 2015年春(予定) とのことで、すぐに手に入るわけではないのも
もどかしいところなのですが、とにかく待つしかないでしょう。
携帯ゲーム機としてPS Vita TVを使うのは本末転倒感溢れるかもしれませんが、
DEKAVITA7に対する「nasneビューワ」としての期待は私の中では高まる一方です。
2014/11/25 [updated : 2014/11/25 00:13]
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▼ コメント ▼
No.69791 投稿者 : 匿名 2014年11月26日 22:49
私も同じことを思いましたが torne PS Vita TV はニコニコ実況連携に未だに対応していないのが残念。
早く torne PS Vita TV もニコニコ実況連携に対応して欲しいですね。
No.70464 投稿者 : p 2014年12月 3日 02:14
規定数に達しなかったので期間延長だそうですが厳しそうですね
No.70465 投稿者 : p 2014年12月 3日 02:15
規定数に達しなかったので期間延長だそうですが厳しそうですね
No.72833 投稿者 : 匿名 2015年1月 6日 22:11
使用時間に目が光ったな。あとは5インチが7インチになったのはおおきい。ま、多少なりとも、
いや、滅茶苦茶重たくはなってるだろうけど、vitaを寝ながらplayする俺にとっては気にならないことだし、
だいいち、重さなんて、楽しさ、見やすさの次の次だし。(3番目は本人が気に入るかどうか)
つまり、買う。
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