初音ミクBMWは上々の3位だが、ゲイナーSLSの勢いは止まらない！ 最終戦もてぎ予選

　

　

　
ツインリンクもてぎでのSUPER GTは、昨年までは オーバルコース越し で
A席、B席を設けていたのですが、今年からB席は廃止になり、代わりに
オーバルコースの上に 「ビクトリースタンド」 という仮設スタンドを
立てるレイアウトになりました。これは非常に良かったと思います。
　
いままではツインリンクもてぎは、
　
　「クルマが一番遠くに感じるサーキット」
　
と揶揄されていたのですが、このビクトリースタンドはクルマが
非常に近くて迫力がありますね。
　

　
この日は1日、11号車 ゲイナーSLSの天下 でした。
11号車は朝の公式練習から圧倒的なタイムを連発。
一方の初音ミクBMWは公式練習を8位のタイムで終えます。
　

　
午後の予選本番になっても、11号車は全く他を寄せ付けない走りで、
Q1、Q2を危なげない走りでポールポジションを悠々と獲得。
この速さにはスタッフ、観客の誰もが舌を巻いていました。
　
しかし4号車初音ミクBMWも負けじとQ1、Q2をどちらも3位で
まとめるという 上々の結果 で終えることができました。
一方、もう1つのチャンピオン候補、Studie Z4は14位でQ1敗退
という非常に苦しい結果となっています。
　

　
チャンピオンの条件についてはこちらの記事でまとめてありますが、
　
■2014/11/14 [GSR初音ミクBMW「3年ぶりの王座」奪還目前！ 最終戦もてぎの状況をおさらいする！
GSR初音ミクBMW「3年ぶりの王座」奪還目前！ 最終戦もてぎの状況をおさらいする！]
　
たとえライバルの11号車ゲイナーSLSが決勝日も圧勝したとしても、
初音ミクBMWは3位までに入ればシリーズチャンピオンになります。
その意味では、明日の決勝は11号車が独走したとしても、
それを無理に追いかけるために奇策を打ったりする必要はなく、
他の車を見ながら のレースをすることになるでしょう。
　
もちろん、コンディションは日によってガラッと変わるものですから、
蓋を開けてみたら4号車が11号車に追いつける展開になることも
可能性としては十分にあるのですが、それよりも何よりも
「他の車に11と4の間に入られないようにする」
という目線をファンの方は意識させられる一日になりそうです。
　
個人的にはその意味で一番不気味なのは5位、6位にいる CR-Zの2台
ではないかと思ったりしています。今年は残念ながらチャンピオン争いに
絡めなかったCR-Zですが、2台とも両ドライバーの実力が確かで
あることに加えて給油時間などピット作業も短縮が可能な2台です。
　
序盤で彼らに前を行かれてしまうようなことがあれば、
非常に危険な展開になるでしょう。
（前に出るくらいなら11号車もブチ抜いて頂きたいものです・・）
そういう意味でも初音ミクBMWは、序盤から ポジションを死守する
動きがみられると思いますので、そのあたりが注目ポイントです。
　

　
さて、決勝日のお土産は横浜の和菓子屋、和作の「億万両」もなか です。
昨日に引き続き YOKOHAMA タイヤさまエールで YOKOHAMA づくしです。
　
泣いても笑っても明日の決勝ですべてが決まります。
「億万両」に値する チャンピオントロフィ、勝って持ち帰りましょうぞ！
決勝レースは11/16(日) 13:00～です。
　
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