Xbox One に外付けSSDを繋げるため、USB3.0-SATA3ケースを試す。UASPの有無は大きな差に。

2014/10/19

Xbox One のゲームのロード時間を外付けUSBディスクでSSDを
繋げることで高速化できる、といううわさを聞きつけ、
自分自身でも試してみたいと思い始めました。
 
というのも、以前ノートPCで換装したときに SSDが1台
余っていた のを思い出したからです。
 

 
ということで、まずはUSB3.0接続のSATA変換ケースを試して
みることにします。今回は2つの異なるケースを準備しました。
 
1つめは Inateck の2.5インチ USB 3.0接続HDDケース「FE2004」です。


 
ケーブルの機器側の形状が USB3.0 microB になっています。
付属のケーブル以外のものを使う場合には注意が必要です。
 

 
中は非常にシンプルな構造で、基本的には端っこに変換ボードが
ある以外は単なるケース、という構造になっています。お値段も
1,299円 と非常にお安いです。このタイプの商品はみんなそうですね。
 

 
実際に余ったSSD、Intel SSD 520 180GB を突っ込んでみます。
ベンチマークはまた後ほど。。。
 

 
もう1つは、センチュリー のシンプルBOX2.5ケース「CSS25U3BK6G」です。
先ほどのInateckのものよりひと回り大きめのケースになっています。


 
こちらは本体側のコネクタも通常のUSB3.0コネクタでしたので、
ケーブルの汎用性はこちらのほうがありそうです。
 

 
中身はそんなに違いは無く、やはり変換ボードが端っこに固定されている
ケースという構造は変わりません。お値段は 1,850円 と微妙に高めです。
 


それではお待ちかね、ベンチマークといってみます。
中身は同じ Intel SSD 520 180GB で、ケースは左がInateckのFE2004、
右がセンチュリーのCSS25U3BK6Gを使ったベンチ結果です。
 
右のセンチュリーのほうがInateckより 1割弱くらい 高いパフォーマンスを
示しています・・・っと言いたいところなのですが、
 
 そもそも随分と値が低すぎませんかね??
 
ポテンシャルとしてはもっと高い値を示して良いはずなのですが。
と思ってしばらく悩んでいたのですが、どうやらUSB3.0経由でストレージに
アクセスする場合、UASPに対応 しているかどうかで結果が大きく違うようです。
 
Windows8 だと初期状態でUASPに対応しているのですが、Windows7だと
自前でドライバを入れない限り対応はしていないとのことでした。
 

 
そこで、我が家で唯一のWindows8機である VAIO Pro 11 に、
 
 こんな時だけ登場してもらうことにします。
 
VAIO Pro 11 を買ったときには、USBのベンチマーク機になろうとは
誰が想像したでありましょうか。
 


その結果はこちら。なんとも 驚くほどの差 が出ました!
シーケンシャルリードでInateckは 237MB/s ですがセンチュリーは 352MB/s
もの速度が出ています。シーケンシャルライトは大して変わりませんので、
200MB/sを超えたあたりから臨界突破できるかどうかの境目があるようです。
 
調べてみるとCSS25U3BK6GはUASP対応を謳っていますが、FE2004はUASPは非対応
でした。ちゃんとUASPに対応できる環境で比べると、この差は非常に大きいようです。
 
ちなみにInateckでもUASPに対応した製品はちゃんとあります。
もうちょっと事前にちゃんと調査してから買ったほうが良かったと
今更ながら後悔しました・・・。

 
ということで、今回はセンチュリーの CSS25U3BK6G のほうを使ってみることに
します。Xbox One がUASPに対応しているのかどうかは定かではないのですが、
少しでも速くなる可能性があるものを使ったほうが良いでしょう。
 

 
Xbox One につなげて、システムから データ保存機器 の設定に入り、
初期化をしていきます。ところが、ここで想定外の事態が起こります。
 

 
 
 
 
必要条件
マイ コレクション: USB3.0以上、256GB以上 のデバイスが必要です。
 
 
 
 
・・・・・・・えっ (´・ω・`)?
 


2014/10/19 [updated : 2014/10/19 19:08]


この記事を書いたのは・・・。
CK@デジモノに埋もれる日々 @ckom
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