縦横比4:3のAndroidタブレット「Acer Iconia A1-810」 発色がもうひと息

そうはいっても、
　
　全額ポイントで買ったのですが （おい）
　
有楽町で貯めたポイントが、旅先の水戸で消ゆ。なんともいえない高揚感です。
　

　
購入したのは Acer のIconia A1-810 というタブレットです。
このタブレット、16:9でも、16:10でもなく、4:3の縦横比 を持つ機種です。
解像度は1024x768、iPad miniと全く同じ7.8インチタブレットです。
　
どうしていきなりこの Iconia A1-810 を購入する欲求に駆られたのか
といいいますと、以前購入した Nexus 7 (2013) に対して違和感を
感じていたポイントの1つが、16:10 という縦長/横長画面にあったからです。
　

　
16:9あるいは16:10だと、縦にして使う分にはまだ良いのですが、
横にして使うと、ほとんど縦幅が無くなってしまいます。
特に Webを見る ような用途にしてはこの縦幅はかなり辛いものがありました。
　
じゃあ縦にして見れば良いじゃないかというのはごもっともなのですが、
それはそれで今度は横幅が縮小されてしまってかなり見づらくなってしまいます。
ことWebを見るという用途に関しては、4:3の縦横比で状況に合わせて
縦横を変えることで、どちらでもまずまず見られるという状態にできるのは
かなり大きなメリットだと感じています。
　
この Iconia A1-810 は4:3の7インチ級Androidタブレットという意味で
希少な存在ですので、それだけでも使い前は十分にあります。
　
iPad miniでいいじゃない という話で終わってしまうところでも
あるのですが、個人的には、IMEをATOKに変えられないとか、
ブラウザをChromeに変えられないとかそういう細かい点で融通が
効かないiOSには100%満足しているワケではありませんので、
（といっても全体的に見れば満足度は高いのですが）
そういう意味でもAndroidで4:3というのはとても嬉しい存在です。
　

　
ただ、このA1-810が誇れる点というのは概ねそんなところまでで、
あとはごく一般的なAndroidタブレットという域を出ない印象もあります。
一番気になったのは 画面の明るさ というか 発色 で、
こうしてiPad miniと並べてみると白の表現にずいぶん違いがあります。
　

　
これはどちらも明るさMAXにして比較したものです。iPad miniに比べると
かなりはっきりとした差を感じることができます。やはりもうちょっと
発色がよければなぁ、、というのが正直な感想です。
　
それともう1つ。Twonky Beamでnasneの映像を再生したところですが、
　

　
横にしたら 映像が縦長に引き伸ばされて しまいました。
これは Iconia A1-810 が悪いというよりは Twonky Beam が悪いとしか
言いようがないのですが・・・。Androidタブレットの世界では4:3の
縦横比はむしろイレギュラーな扱いになってしまうのでしょうか。
　
あとは、重量もちょっと重くなってしまっています。
　
　410g　Iconia A1-810
　308g　iPad mini
　290g　Nexus 7 (2013)
　
ということで色々あれこれと気になる点を挙げてしまいましたが、
なんだかんだいって、ここしばらくの使用頻度は、
　
　iPad mini　＞　Iconia A1-810　＞　Nexus 7 (2013)
　
という順になっています。縦横比4:3であるという1点のみを以って
Nexus 7 よりは何となくしっくり来るのですよね。できればこれで
iPad mini並に軽くて発色がよければ嬉しいのですが・・・。
そういう機種の登場を心待ちにしたいと思います。
　
ちなみに、iPad mini Retina はそれはそれで購入予定です(´ω｀)