初音ミクBMW 驚異の2連勝でチャンピオン争いに大復活！ SUPER GT第7戦オートポリス

　

　
悪天候により土曜日の予選はなく、日曜朝に行われた予選では8番手で迎えた
決勝レース。前にいたBRZがピットスタートとなり実質7番手からのスタート
でした。スタート後の片岡さんは抜群の滑り出しで、48号車DIJON IS GT-R、
30号車 IWASAKI GT-R をパス、さらには10号車、11号車のGAINERの2台も
パスして 一気に3番手まで 順位を上げます。
　
その後は2番手の子鮭こと 3号車 S-Road GT-R の背後にぴったり付いて
走行を続け、ルーティンピットを行ったあとは ピット時間の差で
入れ替わって2位を奪取しました。
　

　
トップを快走していた50号車Arnage アストンマーチンも、
ピットから出てきてみると後ろの初音ミクBMWとの差はわずか10秒。
　
ここから「雨だけどレインタイヤにするほどではない」という状況で
チョイ濡れスリック を得意とする谷口さんが圧倒的な速さを見せ付けます！
アストンマーチンに迫ると あっという間に抜き去っていき、
レース後半も危なげない走りで圧勝しました！
　

　
これでチャンピオンシップでも、ドライバーズランキングで 2位に浮上。
レース開始前までは圧倒的なポイント差を誇っていた 16号車 MUGEN CR-Z は
今回は全く振るわず9位に入るのが精一杯で、ポイントは一気に18ポイント
縮まって最終戦のもてぎは 8ポイント差 で迎えることとなりました。
　
第5戦鈴鹿で必死にもぎ取った2位表彰台が車検失格で剥奪となったときは
今年のチャンピオンシップは苦しいという雰囲気が広がりましたが、
その直後からの見事な2連勝。あのとき誰が、最終戦もてぎを
僅差の2位で迎えることを予測できたでしょうか。
　
本当に ドラマチックなチーム です。そしてそれを成し遂げてしまう
ドライバーのお二人とチームスタッフの皆さまには感服いたします。
　

　
翌日の 日経新聞 には、またまた初音ミクBMW「2連勝」という
BMWの広告が大きく掲載されました。今度は翌日というのが凄いですね。
おそらくBMWは日経新聞には定期的に枠を確保していて、
勝利の知らせを聞いて慌てて原稿を差し替えているのでしょう。
こうしてBMW社から公式に取り扱ってもらえるというのは嬉しいものです。
Studie AGの鈴木さんの尽力の賜物だと思います。
　
ということで、一度は消えかけたチャンピオンへの道は、驚異の連勝劇 に
よって再び開かれました。私も元々最終戦もてぎには現地に駆けつける
予定でしたのでこの展開はとても嬉しいです。
　

　
実は今回は気合を入れて テラス席 を買っているのです(｀・ω・)
初音ミクBMWも含めまだ5チームにチャンピオンの可能性が残っていますし、
最終戦もてぎはとても盛り上がりそうですね。
　
合言葉は「王座奪還」のドラマチック・GSRチームの戦いから目が離せません。
再びGT+で あの言葉 を聞きましょうぞ。「まさにワールド・イズ・マイン」。
　
「デジモノに埋もれる日々」と「コミックダッシュ！」は
GSR初音ミクBMWプロジェクトを応援しています！