大っきいってことは~・・・どうなんだ?! AQUOS PHONE ZETA SH-06E の第一印象
2013/05/19そんなわけで、今まで使っていたスマホ「SH-12C」から、
この5/24に新発売となった AQUOS PHONE ZETA 「SH-06E」 への
機種変更を敢行しました。
右が旧機種の SH-12C、左が新機種の SH-06E です。
画面は4.2インチ960x540から 4.8インチ1920x1080 へと大幅に
アップ。単純に縦横×2倍で画素数は4倍になった計算になります。
もちろん、そのぶん筐体サイズは大きくなりました。
SH-12C 127×64×11.9mm~13.8mm、138g
SH-06E 138×70×9.9mm~10.4mm、157g
液晶パーツの技術の進歩もあって、狭縁になっていたりといった努力は
されているのですが、横幅64mm→70mmはやはりかなり大柄に感じます。
その代わり薄さは SH-06E のほうが薄い のですね。このあたりは
電池パックがユーザ取り外し不可になっていることも影響して
薄く作りやすくなったのではないかと思います。
それと、筐体全体が大柄なほうが、バッテリを大きくできますので、
厚みでバッテリを稼ぐ必要がないというのもあるかもしれません。
ちなみに余談ですが、某ショップで
「これは付けるものですので~」(?)
と普通にセットにされていた NOTTV、dビデオ などの
オプション(有料)は無慈悲にも全部外させてもらいました。
「外すこともできますがその場合 お値段が3千円ほど上がって しまいます」
とのことでしたが、要らないものは最初から付けずにすっきりしたいものです。
逆に言えばdocomo側としてはショップに3千円ぶんの補助金を出してでも、
「入会させてしまえばこっちのもの。そのまま解約しない人もいるだろう」
という目論見があるからこそ、こんな風に自然に混ぜ込んでくるのでしょう。
上部にはカメラ、赤外線、ヘッドフォン端子、電源ボタン、microSDスロット、
音量調節ボタンがあります。この 電源ボタンの位置が一番上
というのは SH-06E のお悩みポイントの1つです。
下部にはmicroUSB端子とストラップホール。ストラップホールは
ケータイの命綱 (文字通り、綱)です。個人的にはこれがない
スマホはそれだけで購入見送り確定というくらい大事なものです。
で、ソフト的な使い心地の前に、そのストラップと電源ボタンに関係する
お悩みポイントのお話をしましょう。SH-06E を使ってみた感想としては、
単純に「大きい筐体そのもの」がウィークポイント
になりえる、というのが真っ先に感じたことでした。画面が大きすぎて、
端から端までを 片手の親指でカバー し切ることができないのです。
上の写真は、普通に片手で支えるときの一般的はスタイルだと
思うのですが、小指を最下部に掛けて支えている状態です。
ここから最上部にはタップが届きませんし、上部に設置されている
電源ボタンにも 手が届きません。
旧機種のSH-12Cの4.2インチのときにも十分大きいなと思ったものですが、
あのときはまだ頑張れば親指が届いたのでマシでした。
そんなことは店頭でホットモックを使ったときに気づいておけよ!
というお話に思えるかもしれませんが、やはり 自分のアカウントを設定
して、自分なりのいつもの使い方をしばらくしてみて初めて実感すること
というのはあります。
電源ボタンについては、スリープからの復帰を画面スライドで代用する設定
というのがあり(反応はイマイチですが)、それで何とかならないことも
ないのですが、スリープ(というか画面OFF)をさせる動作というのは
電源ボタンを押すしかありません。
たとえば電車の中で使っていて、駅に着いて歩行するためにポケットに
入れるときなどは、モニタ付けっぱなしだとイヤですので モニタをOFFにする
ために電源ボタンを押したいのですが、それがままならないことになります。
実はモニタOFFにするのも「シェイク」アクションで代用することができる
のですが、電車から降りるたびに シェイク!シェイク! しているのも
恥ずかしいものですし、アプリによっては別のアクションと衝突します。
で、結局のところ、大っきいってことは~ 便利とは限らないね! (女神さま)
という結論で終わってしまいそうなところなのですが、そうはいっても
これから2年も付き合う予定の機種です。何とかしなければなりません。
とりあえず試行錯誤の末、頑張って考えた方法がコレです。
ストラップの長さを微妙に調節 して人差し指で引っ掛けるように持ちます。
この長さ調節が重要で、今までは筐体をしっかりホールドするために
下部に引っ掛けていた小指を外して、この ストラップ+人差し指 の
引っかかりで全体を支える方式を兼用させます。
このポジションをうまく調節してやれば、何とか最上部までタップができる
というワケです。最下部をタップするときにはまた 「小指ホールド」 スタイル
に戻し、「人差し指吊り革」 スタイルと行ったりきたりさせます。
立体機動装置 かよ! 巨人でも倒すのかよ! という感じです。
もうちょっと何か上手くやる方法があるかもしれませんので、これからじっくり
作戦を練っていきたいと思いますが、「大きい画面は便利」 というのは
ウリ文句としては信用ならないということを改めて思い知らされた次第です。
これは SH-06E がどうのという話だけではなくて、似たようなサイズの
大画面スマホで共通の悩みと言えるでしょう。スマホを両手で操作するタイプの
方であれば全然気にすることはないのかもしれませんが、個人的には
ケータイ/スマホという小型モバイル機器は、片手だけで操作できる機器
であることが最大のアドバンテージだと思っていますので、
この点については今回いろいろ勉強させられたという感じがします。
そうはいっても、大きな筐体のおかげで 大容量バッテリが積める、
といった隠れた利点もありますので、一概に大きいことが悪いことだともいえない
のですが、これから購入される方は、「そのサイズが本当に日用品として
大事なポイントか?」ということは考えてみるのも良いかもしれませんね。
2013/05/19 [updated : 2013/05/27 03:35]
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▼ コメント ▼
No.33743 投稿者 : やめだ 2013年5月29日 07:45
モニタoffにできるウィジェットを導入してみてはどうでしょうか?
✔ 大っきいってことは~・・・どうなんだ?! AQUOS PHONE ZETA SH-06E の第一印象
やはり対応機種だと当たり前のようにNOTTV契約を付けてこようとするのね。
(記事とは直接関係ない)最近は片手で使ってる人が減ってるのかもなぁと思うときはある。
コメントしましょう