デジタルテロッパの（手動）タイムシフト、CM飛ばしで1分ずらしとか

　
■2010/09/24 [デジタルテロッパ「EN-NL1068」向け、2ch実況を流し込むスクリプトを作ってみた
デジタルテロッパ「EN-NL1068」向け、2ch実況を流し込むスクリプトを作ってみた]
■2013/01/30 [デジタルテロッパで「コメント・タイムシフト」を積極的に活用中
デジタルテロッパで「コメント・タイムシフト」を積極的に活用中]
　
最近はそれに加えて、手動ではありますが CMスキップ に合わせて
「コメをずらす」 という手法も取り入れはじめました。
　
全部 自前のプログラム でAPIコールをしているため、
仕組み自体が複雑なのですが、
　

　
コメントを時刻指定で録画するときの設定は、以前もご紹介したとおり
こんな感じです。実況スレのタイトルを特定のキーワードで絞り込んで
コメ数が進んだスレを発見したら 最新datをローカルに保存 します。
　
で、溜まったdatを実際に再生するときに使う設定がこんな感じなのですが、
　

　
・指定ディレクトリ配下に保存されたdatの中のコメントを日付順でマージして、
・「2013-04-20 00:30:00」 のコメントが 「2013-04-20 20:00:00」 に
　表示されるように、つまり 「＋19時間30分」 だけタイムシフトして表示しなさい
　
という要領で指定して、それに沿ってプログラムがコメントAPIを叩くことで
タイムシフトを実現しています。
　
そこでたとえばCMを、RDレコーダの 30秒スキップボタン×2回 で飛ばすときには、
　

　
設定ファイルの開始基準時刻を、このように 「＋1分」だけずらす ことで
その後の再生がまたぴったり合うようになります。
　
普段はここまでしなくても、CMも一緒に見てコメントを楽しめばよいのですが、
急いでいるときにはCMスキップとコメント同期をしようと思えばできる、
というのはなかなか重宝します。
　

　
こうしたことは当然、デジタルテロッパ(EN-NL1068)そのものに標準で
付いている機能ではないのですが、日曜プログラミング である程度
工夫の余地があるのもまたデジタルテロッパの面白さですよね。
　
もちろん、地上デジタル系の番組をリアルタイムで見る場合であれば、
こうしたプログラミングは不要で、繋ぐだけですぐコメント付き放送を
楽しむことが可能です。モノとしてはまだまだこなれていないところも
ありますが、未来を感じられる一品であることは間違いありません。