GJ部(グッジョぶ) 綺羅々(きらら)の豪快なスイングモーション
2013/01/23
「GJ部(グッジョぶ)」 の第3話で、拾ってきたテレビをつけたら
綺羅々(きらら)の好きな阪神の試合が映ったという場面があり、
なんとも豪快なスイングモーションを見せてくれました。
世間では他の話題作に押されてちょっと話題力に欠けるGJ部ですが、
個人的には今期のアニメの中ではかなり上位に位置しています。
そういえば今期アニメの話題といえば助っ人外人 コトーラ さん(琴浦さん)
が、来日3連続ホーマーを叩き出して「最初だけ、最初だけ」といわれつつ
なかなかペースダウンしないホーナーばりの大活躍であちらも楽しみですね(?)
さて、これがその拾ってきた白黒テレビ。「アンテナ線すらない」
というのは私の記憶でもないくらい古いタイプなのですが、
室内アンテナ内蔵というテレビは大昔には確かに存在しました。
いまでいうラジオと同じで、向きを変えると映るとか、針金でもコードでも
電波を拾いそうなものなら何でも繋げると感度がよくなるとかいうレベルで、
ここでも映ったところで 「姿勢を変えるな!」 という話になります。
ところで、この絵を見ると野球人はパッと見でこれが 「1塁側」 だと
いうことが見て取れます。ダイヤモンドのところにオーバーランの
境界を示す 「スリーフットライン」 というのが引かれていますね。
これは3塁側には無いものです。
ということで、スリーフットライン、すなわち一塁側に陣取っている
阪神球団はここではホームであり、ここはおそらく 甲子園球場 です。
そもそもGJ部は 日テレ のアニメなのですが「阪神×巨人」の表記に
ドキドキしますね。ホームゲームのチームを先に書くのが慣わしです。
画面に映っているのは トラッキー と、俊介選手、鳥谷選手、桧山選手、
それから関本選手。あと3人はちょっと背番号がわかりませんでした。
ここから綺羅々(きらら)が豪快なスイングを見せてくれます。
先日のビビッドレッドオペレーション
ビビッドレッド・ピッチングモーション のときと違い、フォームがどうこう
というよりもあまりにも豪快すぎるスイングが目に焼きついてしまいました。
スイングがスタートしてバットを模している右手が円軌道に入ります。
軸足となる右足が外側に折れているのは実は あまり良くない フォームです。
本来であればできるだけ内股に絞って、蹴り足としてのパワーを
溜めなければいけない場面ですね。左足もまっすぐ下ろすだけの形に
見えますが、もう少し腰をひねってねじる動作を加えたいところです。
ところが、このあと急激にきららがパワーアップします。
(アカン)
豪快すぎてスイングが見えません。
というか、素晴らしく綺麗な回転フォームを見せるのですが、
もはやこれは打撃フォームではなくて 投球フォーム です。
渡辺俊介もビックリのアンダースローです。しかし不安定な足元が
一気に安定しました。むしろ踏み込みすぎで心配になるくらいです。
左足は内股に折れていて、右足はしっかり地面をキックしています。
フォロースルーに入り、バット(メガホン)は全く見えなくなりましたw
ここでも 左足が外側に折れている のは若干マイナス材料です。
しかし右足の蹴り方と、体重が移動しない回転動作はとても綺麗ですね。
f
スイング後のフィニッシュ。中村紀洋もびっくりの止めフォーム。
この最後の形が妙に綺麗だったのでご紹介してしまったのですが、
中間の動きにあやしいところがあったわりには、フィニッシュでは
綺麗に 壁を作れていたかのような ポーズになっているのですよね。
体重がやや後ろに残り、左足はこのように突っ張るのが基本形です。
先日のビビッドレッドオペレーションの投球フォーム
ビビッドレッド・ピッチングモーション のときには
プロみたいな美しいフォームというのが目を惹いたのですが、
今回のGJ部のきららのバッティングフォームは基本は全く無視しつつ
豪快で綺麗なアッパースイングでした。
ところで余談ですが、きららのスイングのほかに、気になったシーンが
1つあります。それは「まもなく試合開始」とされた試合が始まってすぐ
「カキン」と打撃音 がして、きららが喜ぶシーン。阪神は後攻だったよね、
という突っ込みが1つなのですが、もう1つはこの「音」です。
はい、木製バットはこんな音はしません。これは 金属バットの音 ですね。
木製バットの音は地味ですので、演出的に「打った!」とすぐ分からないため
あえて金属音にしているのかもしれません。
これも余談ですが、金属バットというのはちょうど私が高校野球をやっていた頃、
1991年に 「消音バット」 というものに置き換わりました。それ以前の金属バットは
「カイィィィィィィィィン!!!!」
というもの凄く高く綺麗に響く音がして、この音を聞くと「これそ夏の甲子園!」と
感じる年配の方も多かったことと思います。この音を間近で聞くことになるキャッチャーが
難聴になりやすいということを受けて、消音バット以外の使用は禁止になりました。
消音以前のバットの音を知りたい方は 「清原 甲子園」 などで調べてみると
いろいろ見つかるかもしれません。
さて、そんなわけで野球っぽいシーンが出てくると微妙にウズウズする病が
止まらないワケですが、ビビッドレッドオペレーションの次回予告
にもまた野球らしきシーンが登場しているのがちょっと気になります。
「GJ部(グッジョぶ)」 は込み入ったストーリーなどは全くなくて、
可愛い面々のしぐさを愛でるだけで楽しい、という感じのアニメですが、
今後もこの調子でふわふわ続いていって欲しいものです。
2013/01/23 [updated : 2013/01/28 02:04]
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