QNAP TS-219Pのバックアップディスクも3TBに変更、ここまで停止いっさい無し

　
QNAP TS-219P はバックアップ用の外部ディスク接続用として
eSATA×2、USB2.0×2のコネクタを持っているのですが、
いままではバックアップが少しでも早く終わるようにと
わざわざeSATAのディスクを繋げていました。
　
しかし実験の結果、eSATAとかUSB2.0とかいうレベルではない
遅さでしかバックアップできない (5～10MB/s) ということが
判明したため、それだったらわざわざ巷で商品を見つけにくい
eSATA接続のケースにこだわる必要もないな、ということになりました。
　

　
TS-219PはUSB3.0には対応していないのですが、もし別の用途に
転用するときがあったときにもつぶしが利くかなと思い、
とりあえずUSB3.0のものを選択しています。もちろん、
USB3.0非対応機器でも、USB2.0としては普通に使えます。
　

　
こんな風に、いままで使っていたeSATAのディスクも繋げたまま、
その間にちょこんと立てて初期バックアップを開始してみます。
　

　
TS-219Pは、というか、昨今のNASはみんなそうなのかもしれませんが、
本当に何か変更をするたびに 電源を落としたりリセットしたり
する必要がありません。このUSB HDDも稼働中のTS-219Pに 「えいっ」 と
繋げたらそのまま認識されました。いままでのディスクが「eSATADisk1」、
今回繋げたものが「USBDisk1」です。とりあえずまわりの環境に合わせて
ext3でフォーマットしなおしてから使ってみます。
　

　
結果、フルバックアップには 27時間 を要することになりました。
　
が、前回eSATAのディスクを初めて繋げてバックアップしたときには
初回バックアップは 60時間以上 も掛かったのですから、これでも随分と
早いほうです。やはり3TBディスクになって基本性能もアップしている
ことが影響しているのでしょうか。いずれにせよ速度に関していえば、
eSATAかUSB2.0のどちらにするかといったこだわりは必要はなさそうだ
というのはこれで分かってきました。
　
もちろん、2回目からの差分バックアップは 10分程度 で終わります。
これで RAID-1(3TB+3TB)＋バックアップ3TB の環境の構築は完了です。
　
上にも書きましたが、結局ここまでHDD交換から容量拡張まで全て
運用を一度も止めることなく 完了できたことには驚いています。
NASもどんどん進化しているのですね。初めて交換を実施するときには
それでもドキドキものですが、次回からはもっとスムースに作業が進められそうです。