遅まきながらForza4をじっくりプレイ、オンライン16台はちょっとカオス

　

　
メニューまわりは体験版のときにも感じましたが、Forza3のときより
だいぶ見栄えがよくなって洗練された印象がありますね。
　
ではここからは実際の プレイ動画 をいくつかご紹介しましょう。

まずはシーズンを進めていき、AIと対戦している図です。
新コースの インディアナポリス をBクラスで走っています。
　
Forza4ではForza3と比べると、アシスト全OFF時の難易度 はかなり
上がった感じがします。アクセルワークをちょっと乱暴にすると
挙動がおかしくなって、カウンターでおつりをもらうことが多くなります。
加速時の アクセルを「じわっ」と開ける のがコツですが、
この加減をうまくコントロールするのに苦労します。
　
AIはどうも1人1人の性格付けがよりハッキリしてきたようで、
最初の頃に出てくる対戦相手はかなり大雑把というか、
無理矢理当てて抜いて こようとするドライバーが多くなりました。
これを捌いていくのもなかなか大変です。

ワールドツアー シリーズではこのように世界各国を転戦して、
単なるレースだけでなく、オートクロスやボウリングなどの
チャレンジも混ざって色々なことをこなしていくことになります。

Forza4でウリの1つとされているのが 「オートビスタ」 モード。
特別に用意された25車種について、近寄ってドアを開けたり、
座席に座ってエンジンをかけたり、英国の有名番組「TopGear」の
ジェレミーがトゲのある解説をしてくれたりします。

ガレージには今回 「ホームスペース変更」 という機能が加わりました。
6箇所のホームスペースから好きな場所を選んでガレージにすることが
できます。TopGearの特設スタジオ は特に圧巻です。
　
余談ですが、ハッチバック型のクルマにForzaウイングをつけたときの
見た目がForza3までは非常にダサかったのですが、Forza4では各車とも
なかなかスタイリッシュになりました。これは地味に嬉しい変更です。
　
一方、地味に痛かったのが、OFFレースイベントとしての 耐久レースが
無くなって いる点です。Forza2～3ではこの耐久イベントをAIドライバーに
走らせることによってペイント購入のお金(CR)を稼ぐのが主流だったのですが、
今回はAIに任せてお金を稼ぐことが大変難しくなっています。

ライバルモード を延々とこなしていると結構な額のCRが手に入るため、
これを新たな資金稼ぎの手段と位置づけている人も多いようです。
ただし、ある程度の腕前がないと得られる金額もそこそこにしか
ならないことと、自分で走る時間（体力）には限度もあるのが難点です。
　
それはさておくとしても、ライバルモード自体は非常に面白い試みですね。
自分よりちょっと上のレベルの相手をゴーストに指名して走るのは
「あとちょっと！あとちょっと！」 という心理を刺激するため、
気が付くと長時間走りっぱなしになったりすることもしばしばです。

もう1つ、今回はついにオンラインで 16台の対戦 が可能となりました。
パブリック（野良部屋）でも最大16台でレースが進行します。
　
しかし3周のレースで16台、しかも多少のラグもある海外の人とも一緒に
走るとなると、1コーナーからカオスになる可能性は格段に高まります。
というか、参加車両が10台を超えたあたりから、
　
　1～2コーナーまでは「ボクシング」が行われて
　
それをうまくかわしてからがレース開始、というくらいに思っておいた
ほうが良いかもしれません。日本人同士だけのプライベート部屋などでは
16台でもクリーンなレースができるのかもしれませんね。

Forzaといえばペイント！ということで、初音ミクBMWの精巧なレプリカ
もすでに登場しています。(ペイント職人さんありがとうございます)
ペイントはともかくベース車体価格が90万CRもしますので、
手に入れるのは結構大変ですが・・・。こうしてペイントカーに乗ることで
クルマに愛着が湧くのもForzaシリーズの大きな特長ですよね。