QNAP TS-219P の「スタンバイモード」が発動するようになった理由は・・

　

　
設定を見るとこんな項目があります。
　
ハードディスクスタンバイモード を有効にする(次の時間以内にアクセスがない場合: [30分] ステータスLEDがオフになります)
　
これまでこの「きゅいいいいぃん！」現象に遭遇した覚えがあまりないのですが、
これがもしかしたらファームウェアアップデートで加わったのかも・・・、
　
　
・・・いや！
　
　
思い当たる節はもう１つあります。
ブログを含む各種サービスを自宅サーバから VPSに移行 させたのも同じ頃でした。
実はこの TS-219P はブログから使うFLVデータ置き場としても使っていて、
自宅サーバ時代には外部からのアクセスでNASも直接参照される場面が
多くありました。(といってもWebサーバからのマウント経由ですが)
　
すなわち、以前は「30分アクセスがなければスタンバイモードになる」
とはいっても、現実的に 30分間アクセスが途絶える ことなんて1度も無かった
というだけのことだったのかもしれません。WebサーバがVPSに移行して
しまったことによって宅内NASのアクセスは一気に減り、スタンバイモードの
問題が顕著化した、ということは十分にあり得ます。
　
いずれにせよ、この設定はちょっと不便ですので、スタンバイモードそのものを
OFFにしてみます。ディスクの消耗や故障率が云々、という懸念もあるには
あるのですが、そうはいっても今まではずっと稼動を続けてきたものですし、
いまは上述の外部ディスクバックアップもありますので故障時の備えも
以前よりずっと良い状況になりました。ここは普段の利便性のほうを重視
したいところです。(なにせHDDのスピンアップを待つと 10秒以上 掛かります)
　
そういえば、っと思って TS-219P の設定を見回ってみると色々発見があります。
　

　
たとえば 「マルチメディアステーション」。こういう機能は私は一切使って
いないのですが、そういえば朝3:00頃になると急にNASが 「カラカラカラカラ・・・」
と騒ぎ出すのを思い出しました。もしかしたらこれが原因なのでしょうか？
とりあえずこういうのもOFFにしていきます。
　

　
ほかにもUPnPサーバとか、iTunesサーバとか、BitTorrentクライアント とか、
色々なものが使ってもいないのに立ち上がっているのをことごとくOFFにして、
起動しているのはsambaとnfsだけというスッキリした状態になりました。
　
多機能であることは嬉しいのですが、それだけ 「勝手なディスクスキャン」
のような挙動も増えることになりますので、使っていないものは切って
おいたほうが精神衛生上はよろしい感じがしますね。
　
この QNAP TS-219P との付き合いもそろそろ2年が経とうとしていますが、
まだまだ長い付き合いになりそうです。