Creative ZEN style M300 を使ってみる、色々細部にストレスが・・・

　

　
一番使うのは勿論ミュージックです。その中はアルバム別、アーティスト別、
ジャンル別、プレイリストなどのメニューが並んでいて、ID3tagをベースにして
WMPから転送したときの情報がそのままデータベース化されて表示されます。
　
ちなみに私はiPodも含め、この手の タグ管理型 プレイヤーは、タグ管理「しか」
できないことを常々不満に思っていたりします。遠い過去に作った不完全なタグ
を含むMP3ファイルはこの枠組みの中ではぐちゃぐちゃな分類をされてしまって
使い物にならなくなるからです。どこかで数百枚のCDを一斉にリッピングしなおせば
良いのかもしれませんが、それもまた辛いものです。
　

　
その古いタグ問題をさておくとすると、WMP(Windows Media Player)で
管理されている音楽ファイルを同期すること自体はとても簡単です。
基本的にはUSBケーブルで接続して 「同期」を押すだけ になります。
　

　
最初、WMPでの 同期を端折って、Musicフォルダにエクスプローラから
MP3ファイルをコピーしてみたのですが、そのときは日本語がほぼ全滅しました。
　
というのも、上述の古いファイルにはID3tagがShift_JISで書かれているものが
多かったからです。Unicodeになっていればそのままコピーしても大丈夫かとは
思いますが、それでも実際問題、直コピーしたからといってフォルダ階層が
そのまま見えるわけではありませんので、直コピーにさしたる意味があるワケ
ではありません。やはりWMPを使って転送するのが一番でしょう。この場合は
タグの文字コードは 変換されて 伝えられるようです。(db情報だけ？)
　
さて、いくつかある ZEN style M300 の問題点の1つとして挙げておきたいのが、
上下左右の タッチセンサの問題 です。何というか、この手のタッチセンサには
毎度毎度悩まされるのですが、使い勝手が良いと思えたことが一度もありません。
　

　
これは各社のクオリティの問題というより、タッチセンサそのものの限界なのでは
ないかと思わさせられます。たとえば「5列上に上がりたい」と思ったとき、
ボタンだったら「ポン、ポン、ポン、ポン、ポン」と5回ボタンを押せばよいのですが、
タッチセンサではこの 「5連続」といった操作 に全く付いてこられません。
　
押しっぱなしにするとスクロールを始める、という意味では、数十行先に進むような
ときには問題は減るのですが、この数回だけの操作のときに特にストレスが溜まります。
おそらくは各社とも利便性の点でタッチセンサを採用しているというよりは、
デザインや、またはボタンにするよりも部品点数が減るという意味での採用を
しているのだと思いますが、このあたりは見直して欲しい部分です。
　
もう1つ上の写真でお気づきになるかと思いますが、このタッチセンサの「上」の
部分を押しているとき、ちょうど 自分の指で画面全体が覆われる
ようなシーンが多くなります。で、どこまでスクロールしたのか確認できない
という本末転倒なことが起こったりします。このあたりももうちょっと
何とかできなかったのか、という思いがあります。
　

　
再生画面はごく一般的な再生画面ですね。
　

　
購入前から不安視していたイコライザですが、結局 プリセット4種のみ、
ということになりました。OFF、Classic、Pop、Rock、Jazz をトグルで切り替える
感じになります。私は単に高音を抑えたい、という意味で Jazz を使っている
のですが、これもやはりもうちょっと細かい変更をしたかったところです。
　
なお、まだ使い始めて数日なのですが、いまだに プレイリスト の使い方が
わからなくてちょっと困っています。WMPの上で作った「再生リスト」を
同期すれば ZEN style M300 の上でもそれが再現されるのか、というと
そうでもないのですね。ネットでちょっと調べてみたところ、.m3u8 で作った
プレイリストを放り込めばプレイリストとしてそのまま使える、という記載が
あったのですが、
　

　
放り込んだら認識しないどころか 100%ハングアップ するようになりました・・・。
消したら元に戻りましたが、まだまだ長い戦いが続きそうな予感があります(;´ω｀)